Edward Elgarの人気曲ランキング【2025】
行進曲「威風堂々」の作曲者で、準男爵の称号も与えられたイギリスの作曲家で指揮者のEdward Elgar(1857-1934)。
生涯を通して膨大な数の曲を残してきたエルガー。
今回はそんな彼のベスト盤的ランキングをご紹介します。
Edward Elgarの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
A Christmas GreetingEdward Elgar8位

エルガーがクリスマス・ソングも作曲していたことはご存じですか?
この「クリスマス・グリーティング」はピアノと弦楽と合唱が響きあう小作品で、作品番号はついていません。
現代のクリスマス・ソングとは違い、祝祭の歌というよりは神聖な儀式に対する宗教歌としての意味合いが強いかもしれません。
ぜひ一度聴いてみてください。
CockaigneEdward Elgar9位

1900年初頭にエルガーが作曲した管弦楽曲で、作品番号は40番です。
発表された当時、瞬く間に評判を呼び、エルガーは成功を収めました。
当時最も演奏された楽曲の中の一つだそうです。
この動画ではアレクサンダー・ギブソンの指揮で、Royal Scottish National Orchestraの演奏をお楽しみください。
Coronation OdeEdward Elgar10位

エドワード・エルガーの壮大な作品を紹介します。
本作は1902年のエドワード7世の戴冠式を記念して作曲された約35分の大作です。
ソリスト、合唱団、オーケストラのために書かれ、英国の誇りと王室への忠誠を称える6つの部分から構成されています。
特に有名な「Land of Hope and Glory」は英国民に広く愛される楽曲となりました。
エルガーの音楽的才能が存分に発揮された本作は、メロディの美しさや豊かな和声、色彩が豊かなオーケストレーションが特徴です。
イギリスの歴史や文化に興味がある方、壮大なクラシック音楽を楽しみたい方におすすめの一曲です。
Edward Elgarの人気曲ランキング【2025】(11〜20)
Fantasia & Fugue in C minorEdward Elgar11位

ここで一つエドワード・エルガーがバッハのオルガン曲をオーケストラ用に編曲した作品を紹介します。
エルガーは1857年生まれの英国人作曲家で、『威風堂々』や『エニグマ変奏曲』で知られています。
本作は1921年から22年にかけて制作され、バッハへの敬意と20世紀のオーケストラの表現力が融合しています。
バロック音楽の厳かさを保ちつつ、豊かな音色とダイナミクスを探求した点が魅力です。
クラシック音楽に興味がある方や、バッハの作品を新しい解釈で楽しみたい方におすすめです。
エルガーの編曲能力と音楽への情熱が感じられる一曲となっています。
FroissartEdward Elgar12位

1980年代に、新婚ほやほやのエルガーが地元コンサートの序曲のために書き下ろした一曲です。
作品番号は19番です。
エルガーにとっては初めてのフル・オーケストラを使用した楽曲にあたるそうです。
演奏時間はなんと15分弱で、当時「長すぎる」と批判されたとも言われています。
作業中のBGMにもオススメです。
Grania & DiarmidEdward Elgar13位

「ディア―ミッドとグラーミア」はもともと散文詩であり、それにエルガーが劇伴音楽を付けたのがこちらの楽曲になります。
劇伴音楽家としての役割も果たしていたエルガーは、すべてのジャンルの音楽を作ったとも言われているそうですよ。
この動画ではthe London Philharmonic Orchestraの演奏をお楽しみください。
Introduction and AllegroEdward Elgar14位

New Russian QuartetとMoscovia Orchestraによって優美に演奏されるこの曲は、日本では「序曲とアレグロ」と呼ばれている弦楽四重奏の楽曲です。
当時「威風堂々」で大成功を収めていたエルガーは、イギリス王室からナイトの称号を授与しました。
約13分間、美しく織り成す弦楽のハーモニーをお楽しみください。