1975年にロンドンで結成され、現在も活動するメタルバンド、アイアン・メイデン。
「The Trooper」や「Ace’s High」などが有名で、さまざまなバンドにカバーされています。
40年を超えるキャリアの中でどれが人気なんだ、ということで今回は人気のある曲をまとめました。
ランキング形式になっていますので、アイアン・メイデン初心者の方でも楽しめますよ。
Iron Maidenの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
The TrooperIron Maiden1位

1980年代のイギリスで生まれたNew Wave Of British Heavy Metalムーブメントを世界に知らしめた代表的バンドとして知られ、新しいメタルの潮流を生み出したアイアン・メイデンの楽曲。
4thアルバム『Piece Of Mind』に収録されている楽曲で、邦題となっている「明日なき戦い」の雰囲気そのままの戦場を突き進むようなアレンジがテンションを上げてくれますよね。
アイアン・メイデンのトレードマークとも言えるブリッジミュートのギターリフは、メタルリフの定番として世界中のバンドに影響を与えました。
重厚感のあるサウンドと美しいハイトーンボーカルが印象的な、メタルの定番曲です。
Fear of the DarkIron Maiden2位

1992年に9thアルバムとして発表された『Fear Of The Dark』の表題曲。
クリーンギターのアルペジオフレーズによる静かな歌い出しから、歪んだギターによる疾走感のあるリフに乗せたパワフルなボーカルなど、メタルナンバーならではの緩急とコントラストが楽しめる楽曲です。
テクニカルでありながら哀愁を感じるギターソロや曲中で何度も変わるテンポなど、バンドのレベルが高くなければ成立しないナンバーと言えるのではないでしょうか。
Run to the HillsIron Maiden3位

邦題で『誇り高き戦い』という曲名がついている、スピード感と美しいコーラスワークが心地い楽曲。
1982年に発表された3rdアルバム『The Number Of The Beast』に収録された楽曲で、「ヨーロッパ人によるアメリカ大陸への入植や先住民族への侵攻や略奪」がテーマになっています。
「丘へ走れ」と直訳できるタイトルが示すような全力で走っている様をイメージできるギターリフやリズムと、どこか爽快感のあるメロディーが融合した秀逸なメタルナンバーです。
Hallowed Be Thy NameIron Maiden4位

1982年発表の3rdアルバム『The Number Of The Beast』に収録された楽曲。
歌詞にはイギリス出身のプログレッシブバンド・ベケットの『Life’s Shadow』からの引用もあり、それが原因でバンドが訴訟に巻き込まれるなど、発表から30年以上たって話題になったことも記憶に新しいナンバーです。
7分を超える曲構成で、大きく分けるとキャッチーなリフとメロディーが楽しめる前半と、畳みかけるようなギターソロを楽しめる後半の構成になっており、長編の楽曲でありながら最後まで楽しませてくれる大作です。
The Evil That Men DoIron Maiden5位

アイアン・メイデンにとって、2度目となる全英アルバムチャート1位を獲得した7thアルバム『Seventh Son of a Seventh Son』に収録された楽曲。
ツインリードギターをフィーチャーしたスローで叙情的なイントロから始まり、跳ねるようなキャッチーなリズムパターンになる曲構成など、アイアン・メイデンらしさ全開のナンバーと言えるのではないでしょうか。
疾走感のある楽曲としてはテクニカルな部分が少ないメロディアスで哀愁を感じるギターソロも秀逸で、メタル好きでなくても一度聴いてみてほしいメタルナンバーです。
MoonchildIron Maiden6位

1988年にリリースされたアルバム「第七の予言」に収録されているメタルバンド、アイアン・メイデンの曲。
このアルバムは、彼らのとって7枚目のアルバムとなります。
ギターとボーカルのシャウトで盛り上がる一曲です。
2 Minutes to MidnightIron Maiden7位

1984年に発表された5thアルバム『Powerslave』の先行シングルとなった楽曲。
『悪魔の最終兵器』という邦題が付けられた同曲は、世界戦争や大量殺戮を誘発といった危険な思想をもった指導者の視点で描かれており、リスナーへの危機管理を提示したような内容の歌詞となっています。
その反面、イントロからAメロに続くオーソドックスなギターリフや、流れるように楽曲のノリを作っているベースフレーズなど、歌詞の重さを感じさせないキャッチーで爽快感すらある曲調が見事なバランスを作っています。
シングルカットにふさわしい、アイアン・メイデンらしい楽曲と言えるのではないでしょうか。