【2025】IRON MAIDENの人気曲・名曲まとめ
1975年に結成以来、50年近くに及ぶ活動歴を誇り2020年代の今もバリバリの現役バンドとして活躍する最強のヘヴィメタルバンド、アイアン・メイデン。
2024年の9月には約6年ぶりに日本での来日ツアーが実現、日本中のメタルヘッズを熱狂させたことも記憶に新しいですね。
アイアン・メイデンの音楽を聴いたことがない人でさえ一度は目にしたことがあるはずのマスコット、通称エディの存在も含めてヘヴィメタルの象徴的存在の彼らに最近興味を持った方に向けて、こちらの記事ではバンドの代表曲や人気曲をまとめて紹介しています。
近年のライブでよく演奏される曲なども含めたラインアップとなっていますから、ぜひチェックしてみてください!
【2025】IRON MAIDENの人気曲・名曲まとめ(1〜5)
The TrooperIron Maiden

4thアルバム『Piece Of Mind』に収録されている楽曲。
曲名は「騎兵」を意味し、歌詞はクリミア戦争の1つ「バラクラヴァの戦い」を描いた詩をモチーフにしています。
ギターのブリッジミュートによる疾走感のあるリフは進軍する騎兵を連想させ、まさに邦題である『明日なき戦い』という言葉がピッタリですよね。
1分近いテクニカルなギターソロとツインリードによるテーマもメタル好きにはたまらない、洋楽メタルの名曲です。
Aces HighIron Maiden

1984年に発表された5枚目のアルバム『パワースレイヴ』のオープニングを飾る楽曲。
第二次世界大戦を背景にしたイギリスとドイツの戦闘機による空中戦がテーマの楽曲で、曲調からもそのスピード感や緊張感が伝わってきますよね。
オープニングの不規則なリズム、ツインリードギターによるスリリングなイントロのリフ、ギターソロの応酬など、一気に駆け抜けていく曲構成でありながらも最初から最後まで聴きどころが満載のメタルナンバーです。
Hallowed Be Thy NameIron Maiden

1982年発表の3rdアルバム『The Number Of The Beast』に収録された楽曲。
歌詞にはイギリス出身のプログレッシブバンド・ベケットの『Life’s Shadow』からの引用もあり、それが原因でバンドが訴訟に巻き込まれるなど、発表から30年以上たって話題になったことも記憶に新しいナンバーです。
7分を超える曲構成で、大きく分けるとキャッチーなリフとメロディーが楽しめる前半と、畳みかけるようなギターソロを楽しめる後半の構成になっており、長編の楽曲でありながら最後まで楽しませてくれる大作です。
Fear of the DarkIron Maiden

1992年に9thアルバムとして発表された『Fear Of The Dark』の表題曲。
クリーンギターのアルペジオフレーズによる静かな歌い出しから、歪んだギターによる疾走感のあるリフに乗せたパワフルなボーカルなど、メタルナンバーならではの緩急とコントラストが楽しめる楽曲です。
テクニカルでありながら哀愁を感じるギターソロや曲中で何度も変わるテンポなど、バンドのレベルが高くなければ成立しないナンバーと言えるのではないでしょうか。
2 Minutes to MidnightIron Maiden

1984年に発表された5thアルバム『Powerslave』の先行シングルとなった楽曲。
『悪魔の最終兵器』という邦題が付けられた同曲は、世界戦争や大量殺戮を誘発といった危険な思想をもった指導者の視点で描かれており、リスナーへの危機管理を提示したような内容の歌詞となっています。
その反面、イントロからAメロに続くオーソドックスなギターリフや、流れるように楽曲のノリを作っているベースフレーズなど、歌詞の重さを感じさせないキャッチーで爽快感すらある曲調が見事なバランスを作っています。
シングルカットにふさわしい、アイアン・メイデンらしい楽曲と言えるのではないでしょうか。