【2025】洋楽メタル好き必見!最新の人気曲、注目曲まとめ
どんな時でもメタルを聴けば元気になれる、そんな皆様に送る最新のメタル事情!
ご存じの通りメタルは多くのサブジャンルを持ち、その境界線は時代が過ぎゆくごとに曖昧となっております。
同時に、いつまでも変わらないメタル魂は世界共通のものですよね。
本稿では、広い意味でのメタルに着目し、大ベテランによる王道中の王道メタルからメタルコア以降のハイブリッドなヘビーロック、地下シーンで注目を集めているバンドまでを幅広く網羅した最新曲がずらりと並ぶラインアップでお届けします!
今後のメタル・シーンを占うという意味でも、ぜひチェックしてみてくださいね。
【2025】洋楽メタル好き必見!最新の人気曲、注目曲まとめ(1〜10)
To Live DeliciouslyCradle Of Filth

イギリスのエクストリームメタルシーンを代表するクレイドル・オブ・フィルスが、新たな境地を見せる意欲作を発表。
2025年3月にリリース予定のアルバム『The Screaming Of The Valkyries』からの先行曲では、快楽主義的な解放と自由を力強く歌い上げています。
重厚なギターリフと荘厳なオーケストレーション、そしてダークで魅惑的な雰囲気が見事に調和した本作は、バンドの進化を感じさせる一曲となっています。
映画『ウィッチ』からインスピレーションを得た歌詞は、社会的・宗教的な束縛からの解放をテーマに、生命の祝祭を描き出しています。
シンフォニックメタルやゴシックメタルに魅了される方なら、きっと心を掴まれることでしょう。
CollusionKillswitch Engage

古代ローマ帝国から続く政治的陰謀と権力者による大衆操作をモチーフにした力強い楽曲が、Killswitch Engageから届きました。
硬質なメタルコアサウンドの中に込められた社会批判のメッセージは、まさに現代社会への警鐘となっています。
アダム・デュトキエヴィッツ氏のプロデュースによって生み出された激しいリフとエネルギッシュなボーカルの融合は、バンドの真骨頂と言えるでしょう。
2025年2月リリースのアルバム『This Consequence』に収録された本作は、すでに多くの批評家から絶賛の声が寄せられています。
社会の裏側にある真実を見極めたい方、そして重厚なメタルコアサウンドを心から愛する方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
Fire to FightDynazty

闘争、再生、そして自己への向き合いをテーマに、壮大なメロディと力強いリフが響き渡るスウェーデンのメロディックメタルバンドDynaztyの2025年2月発表作品です。
壮大なシンフォニックサウンドと研ぎ澄まされたテクニカルな演奏、そしてニルス・モリーンさんの情熱的な歌唱が見事に調和し、内なる炎と向き合う勇気を呼び覚ます珠玉のナンバーに仕上がっています。
アルバム『Game of Faces』の目玉として制作された本作は、イタリアのメタルバンドNanowar of Steelをサポートに迎えたツアーでも披露予定。
メロディアスなハードロックやパワーメタルを愛する方なら、その圧倒的な表現力と普遍的なメッセージに心を揺さぶられることでしょう。
Dying To LoveNEW!BAD OMENS

メタルコアシーンでいま最も勢いのあるバンドとして注目を集めるバッド・オーメンズ。
2022年のアルバム『THE DEATH OF PEACE OF MIND』で確立した、ドラマチックなヘヴィネスとポップな感性を両立させたサウンドをさらに深化させた新曲が2025年10月にリリースされました。
愛に取り憑かれた主人公の自己消耗と、それでもなお愛を求め続ける執着心を描いた本作は、ノア・セバスチャンさんの天使的なファルセットから獰猛な咆哮まで、圧倒的な表現幅が際立つ一曲です。
ブルータリズム建築を舞台にした映像作品も同時公開され、迷宮のような暗闇を彷徨う男の物語が楽曲のダークな世界観を視覚化しています。
繊細さと暴力性が交錯する、バッド・オーメンズならではの陰影に富んだサウンドを体感したい方におすすめです!
Cash RulesNEW!Black Gold

ロンドンを拠点に活動するブラックゴールドは、マスクで素顔を隠した5人組のニューメタルバンドです。
2020年頃に結成され、リンプ・ビズキットやスリップノットといった90年代のニューメタルをリスペクトしながらも、イギリス出身らしいグライムやDJプレイを取り入れた音楽性で注目を集めています。
2025年9月にリリースされたこちらの楽曲は、金銭至上主義への皮肉と苛立ちを主題に、監視社会や犯罪の世界を生きる若者のリアルを描いた作品です。
ヘヴィなギターリフとラップが融合したサウンドは、まさにニューメタルの王道といえるでしょう。
10月にはEP『Phone Home』に収録され、ライブでのモッシュを誘発するキラーチューンとして機能しそうですね。
Crawl Back To My CoffinNEW!Dayseeker

カリフォルニア州オレンジカウンティで2012年に結成されたポストハードコア/メタルコアバンド、デイシーカー。
ロリー・ロドリゲスさんの感情豊かなクリーンボーカルとスクリームを使い分ける表現力、そして80年代シンセポップの要素を取り入れたメロディックなサウンドで、ジャンルの枠を超えた支持を集めています。
2025年10月にリリースされたアルバム『Creature In The Black Night』からの先行曲である本作は、感情的な死から蘇生し、再び棺桶へ這い戻るという寓意を通して、心の防御壁を持つ者が愛によって一度は息を吹き返すものの、結末の痛みを経て「むしろ墓にいたままの方がよかった」と悔いる循環を描いています。
抑制されたピアノとクリーンギターから始まり、終盤に向けてドラムとギターが厚みを増し、コーラスで一気に開く静と動の対比が見事ですね。
THOUGHT LEADERNEW!HEALTH

ロサンゼルスから世界に向けて実験的なサウンドを放ち続けるインダストリアル・ノイズロックバンド、ヘルス。
2005年の結成以来、ゲーム音楽の提供やリミックス作品を通じて独自の立ち位置を確立してきた彼らが、2025年10月に12月発売予定のアルバム『CONFLICT DLC』から第3弾シングルを配信しています。
本作はデジタル時代の孤立と感情の麻痺をテーマに、スクリーン越しの自己嫌悪や空虚な消費社会を苛烈なサウンドで表現。
「みんな愚かだ」というバンド自身の言葉通り、情報過多で劣化した言説空間への痛烈な皮肉が込められています。
プロデューサーにSTINTさん、ミキシングにドリュー・フルクさんとラース・スタルフォースさんを迎えた制作陣が生み出す、工業的なビートと冷ややかなシンセ、フィードバック・ノイズの壁は圧巻。
現代社会の倦怠感を音で体感したい方におすすめの1曲です。






