【2025】洋楽メタル好き必見!最新の人気曲、注目曲まとめ
どんな時でもメタルを聴けば元気になれる、そんな皆様に送る最新のメタル事情!
ご存じの通りメタルは多くのサブジャンルを持ち、その境界線は時代が過ぎゆくごとに曖昧となっております。
同時に、いつまでも変わらないメタル魂は世界共通のものですよね。
本稿では、広い意味でのメタルに着目し、大ベテランによる王道中の王道メタルからメタルコア以降のハイブリッドなヘビーロック、地下シーンで注目を集めているバンドまでを幅広く網羅した最新曲がずらりと並ぶラインアップでお届けします!
今後のメタル・シーンを占うという意味でも、ぜひチェックしてみてくださいね。
【2025】洋楽メタル好き必見!最新の人気曲、注目曲まとめ(71〜80)
Grace of GodGlamour of the Kill

約11年の時を経てシーンに帰還したのは、イングランド出身のメタルコア/ポストハードコアバンド、グラマー・オブ・ザ・キルです。
2007年結成、一時活動休止を経て2025年に再始動した彼らが、素晴らしい新曲を発表しています。
従来のヘヴィネスは健在ながら、より洗練されたギターリフと力強いドラム、エモーショナルなメロディとキャッチーなコーラスが融合したサウンドは、まさにファン待望の狼煙のようですね!
本作はバンドのギタリストがプロデュースとエンジニアリングを手掛け、その手腕が光る仕上がりとなっていますよ。
デビューアルバム『The Summoning』(2011年1月リリース)は音楽誌で高評価を獲得、収録曲「Feeling Alive」はゲーム『Dirt 3』にも採用されました。
メタルコアファンやエネルギッシュなロックを求める方にはたまらない一曲と言えそうです。
Clouded Retinas (feat. Will Ramos)Signs of the Swarm

アメリカ、ペンシルベニア州にて2014年に結成されたデスコアの雄、サインズ・オブ・ザ・スウォーム。
彼らは獰猛なリフと変幻自在のボーカルで、アンダーグラウンドシーンを席巻し続けてます。
そんな彼らが提示する渾身の一作は、ボーカリスト、デヴィッド・シモニッチさん自身の進行性の眼疾患との闘いという、極めて個人的な体験から生まれたメッセージ性の強い楽曲です。
この楽曲では、ローナ・ショアのウィル・ラモスさんを迎え、二人の絶叫が凄まじい化学反応を引き起こしています。
本作は、2025年8月にリリースされる彼らの6枚目のアルバム『To Rid Myself of Truth』に収録される予定で、この作品を通して退行性疾患への理解を深めてほしいという願いが込められています。
ヘヴィミュージックファンのみならず、困難に立ち向かう人々の背中を押してくれるような、魂を揺さぶるナンバーと言えそうです。
Light And ShadowAmorphis

1990年の結成からフィンランドの叙事詩をメタルで表現し、独自の進化を遂げてきたアモルフィス。
彼らが2025年6月にデジタルシングルとしてリリースした作品は、繊細なピアノと電子音の導入から、次第に重厚なバンドサウンドが展開するドラマティックな構成が印象的ですね。
メロディック・デス・メタルを基盤にフォークやプログレの要素を織り交ぜ、「光と影」や自己発見といった深遠なテーマを追求しています。
この楽曲は2025年9月発売予定のアルバム『Borderland』からの先行公開で、彼らの現在地を示す一作と言えそうです。
壮大で物語性のあるメタルをじっくり味わいたい方に聴いてほしいですね。
AfterglowDreamwake

アメリカ・コネチカット州を拠点に活動するドリームウェイクは、シンセウェーブとメタルコアを融合させた「Wavecore」という斬新なサウンドで注目を集める4人組です。
彼らが2025年6月に公開した作品は、強烈なリフにエモーショナルなメロディ、そして印象的なシンセが重なり合い、郷愁を誘う雰囲気がたまりませんね。
本作ではサックスもフィーチャーされており、サウンドの幅をさらに広げているのが特徴です。
2025年8月リリース予定のアルバム『The Lost Years』からの先行シングルで、Thousand Belowをサポートする北米ツアーも控えています。
新しいメタル体験やノスタルジックな音像が好きな方はぜひチェックしてみてください。
TemplarsSABATON

中世の騎士団「テンプル騎士団」の興亡を描いたスウェーデンのパワーメタルバンド、Sabatonの新曲が登場です。
重厚なギターリフと壮大なシンフォニックサウンドで彼らの真骨頂とも言える歴史ものの世界観を構築しています。
赤い十字をあしらった白いマントで知られる騎士団の栄光と没落を描いた本作は、2025年4月にリリースされたもので、バンドの11枚目となるスタジオアルバムの先行シングルとして位置づけられています。
2025年11月からスタートする「The Legendary Tour」でも披露予定とのことで、戦車型のドラムセットなど彼らならではの迫力あるステージングとともに楽しみたい一曲です。
歴史的題材の音楽に興味がある方におすすめします。
Russian Grizzly In AmericaSlaughter To Prevail

ロシア出身で今や世界的な注目を集めているデスコアバンド、スローター・トゥ・プリヴェイル。
フロントマンであるアレックス・テリブルさんの人間業とは思えないグロウルと熊と戦ってしまうほどの圧倒的なフィジカルを叶え備えた存在感と、バンドの象徴である悪魔的なマスクも特徴的ですね。
2025年7月に発売予定の3枚目のアルバム『Grizzly』に収録される先行曲では、デスコアの激烈なブレイクダウンに加え、ニューメタルやインダストリアルの要素も融合した進化したサウンドを聴かせてくれます。
英語とロシア語が混在する歌詞構成も魅力的で、スリップノットへのオマージュとも取れるフレーズも盛り込まれています。
熊とアレックスさんが日常を楽しんでいるシュールな光景と、UFCヘビー級ファイターのアレクサンダー・ヴォルコフさんも出演するミュージックビデオも必見ですよ!
Jim Jones (Cowards, Pt. 2)Chevelle

1995年にイリノイ州で結成され、ツールやヘルメットからの影響を受けたハードなサウンドで長年にわたってファンを魅了し続けるシュヴェル。
2025年5月にリリースされたこちらの楽曲は、同年3月の「Rabbit Hole (Cowards, Pt. 1)」に続くパート2として制作されており、ディストピア的なテクノ未来主義をテーマにした重厚なグルーヴメタルナンバーとなっています。
本作はピート・ロフラーさんによるファルセットボーカルと迫力のギターリフが印象的で、約5分間という長尺の中でバンドの持つダイナミズムが存分に発揮されていますね。
8月リリース予定のアルバム『Bright as Blasphemy』からの先行シングルでもあり、オルタナティブメタルファンなら必聴の一曲です。