【酩酊感】洋楽サイケデリックロックの名曲まとめ【初心者向け】
1960年代において、幻覚作用があるドラッグなどを使用した人々によるサイケデリアと呼ばれる一種の文化が生まれ、そのカルチャーに影響を受けたミュージシャンたちが音楽として表現したサイケデリックロック。
ブームとなった時期は短かったものの、2020年代の現在もTame ImpalaやKing Gizzard & the Lizard Wizardといった世界的に有名なバンドがその影響を独自のサウンドで昇華しているのですよ。
こちらの記事ではロック史を語る上で欠かせない「サイケデリックロック」における定番の有名曲、名曲を中心として紹介しています。
初心者の方は、こちらの記事を足掛かりとしてサイケの奥深い魅力へと潜ってみてくださいね。
もくじ
- 【酩酊感】洋楽サイケデリックロックの名曲まとめ【初心者向け】
- Tomorrow Never KnowsThe Beatles
- It Is Not Meant to BeTame Impala
- Eight Miles HighThe Byrds
- My White BicycleTOMORROW
- White RabbitJefferson Airplane
- The EndThe Doors
- Slip Inside This House13th Floor Elevators
- The Red TelephoneLove
- At the Mountains of MadnessH.P. Lovecraft
- Happenings Ten Years Time AgoThe Yardbirds
- Interstellar OverdrivePink Floyd
- You’re Gonna Miss Me13th Floor Elevators
- Venus in FursVelvet Underground
- Walkin’ with JesusSpacemen 3
- SpaceAsh Ra Tempel
- Dark StarGrateful Dead
- Incense and PeppermintsStrawberry Alarm Clock
- Bass StringsCountry Joe & The Fish
- Are You Experienced?The Jimi Hendrix Experience
- I Can See For MilesThe Who
- Astronomy DominePink Floyd
- OxymoronGuru
- And the AddressDeep Purple
- Father Cannot YellCan
- God’s CopHappy Mondays
- KanaanAMON DUUL II
- I wonder whoAguaturbia
- Wait for the SummerYeasayer
- In the FlowersAnimal Collective
- Im Garten SandosaAmon Düül
- This FortuneIslet
- She Has Funny CarsJefferson Airplane
- High CoinThe Charlatans
- Beyond and BeforeYES
- Face Without a SoulStatus Quo
- I Can’t Stop Your Memoryof Montreal
- Missing YouA Place to Bury Strangers
- Already ThereThe Verve
- Knight on the TownKula Shaker
- In-A-Gadda-Da-VidaIron Butterfly
【酩酊感】洋楽サイケデリックロックの名曲まとめ【初心者向け】(1〜20)
Tomorrow Never KnowsThe Beatles

サイケデリックロックの金字塔と言える本作は、ビートルズの実験的な才能が存分に発揮された革新的な楽曲です。
レノンが東洋哲学から着想を得た歌詞は、意識の解放と高次元への移行を促すメッセージを持ち、リスナーを非日常的な音の世界へと誘います。
1966年4月に録音が開始されたこの曲は、テープループや逆再生など斬新な手法を駆使し、当時の音楽シーンに衝撃を与えました。
アルバム『Revolver』の最終トラックとして収録され、ビートルズの音楽的転換点となった本作。
瞑想的なサウンドスケープに浸りたい方や、音楽の可能性を探求したい方にぜひおすすめです。
It Is Not Meant to BeTame Impala

テーム・インパラは2007年に結成されたオーストラリアのサイケデリック・ロックバンドで、2013年にはフジロックフェスティバルに出演しました。
「It Is Not Meant to Be」は2010年にリリースされたアルバム「Innerspeaker」に収録されています。
Eight Miles HighThe Byrds

サイケデリックなサウンドと幻覚的な歌詞が織りなす、60年代を代表する名曲です。
The Byrdsが1966年にリリースしたこの楽曲は、ジャズとインド音楽の影響を受けた革新的なサウンドスケープを展開しています。
12弦ギターの響きが印象的なイントロから、聴き手を夢見心地の世界へと誘います。
歌詞は飛行機旅行の比喩を用いて、意識の変容や現実からの解放を描写していますね。
アルバム『Fifth Dimension』に収録され、ビルボードチャートでも14位を記録。
残念ながら一部の州では放送禁止となってしまいましたが、それもこの曲の持つ革新性の証と言えそうですね。
My White BicycleTOMORROW

60年代サイケデリアブームの象徴として、1967年に生み出されたこの楽曲。
白い自転車に乗って街を駆け抜ける姿に、自由を謳歌する若者の姿を重ね合わせていますね。
逆回転ギターによる幻想的なサウンドが、当時の先駆的な音作りを感じさせます。
隣のスタジオではビートルズが『サージェント・ペパーズ』を制作中だったという、まさに時代の空気感が詰まった一曲。
サイケデリックロックの魅力に触れたい方は、ぜひこの曲から聴き始めてみてはいかがでしょうか。
アムステルダムの社会実験から着想を得た、自由と平等のメッセージも込められた本作。
夜の街を駆け抜けるような高揚感を味わえますよ。
White RabbitJefferson Airplane

幻想的な世界を描き出すこの楽曲は、60年代のサイケデリックな雰囲気を余すところなく表現した名曲です。
不思議の国のアリスをモチーフにした歌詞は、ドラッグ体験を暗喩しつつ、社会への問題提起も含んでいるんですよ。
Jefferson Airplaneが1967年にリリースしたアルバム『Surrealistic Pillow』に収録され、ビルボードチャートで8位を記録する大ヒットとなりました。
映画やドラマでも頻繁に使用され、サイケデリックな世界観を表現する際の定番曲となっています。
音楽を通じて意識を拡張したい人や、60年代のカウンターカルチャーに興味がある方にぜひおすすめの1曲です。
The EndThe Doors

ジム・モリソンさんの深遠な詩と、The Doorsの独特なサウンドが融合したまさにサイケデリックロックの金字塔とも呼べる大作です。
インド音楽の影響を受けたギターサウンドや、12分に及ぶ壮大な楽曲構成が、幻覚的な世界観を見事に表現しています。
1967年1月にリリースされた本作は、フランシス・フォード・コッポラ監督の映画『地獄の黙示録』でも使用され、その魅力を広く知らしめました。
サイケデリックな音楽や文学に興味のある方にぜひおすすめしたい一曲。
心を開いて聴けば、きっと新たな世界が広がるはずです。