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【酩酊感】洋楽サイケデリックロックの名曲まとめ【初心者向け】

1960年代において、幻覚作用があるドラッグなどを使用した人々によるサイケデリアと呼ばれる一種の文化が生まれ、そのカルチャーに影響を受けたミュージシャンたちが音楽として表現したサイケデリックロック。

ブームとなった時期は短かったものの、2020年代の現在もTame ImpalaやKing Gizzard & the Lizard Wizardといった世界的に有名なバンドがその影響を独自のサウンドで昇華しているのですよ。

こちらの記事ではロック史を語る上で欠かせない「サイケデリックロック」における定番の有名曲、名曲を中心として紹介しています。

初心者の方は、こちらの記事を足掛かりとしてサイケの奥深い魅力へと潜ってみてくださいね。

【酩酊感】洋楽サイケデリックロックの名曲まとめ【初心者向け】(1〜20)

White RabbitJefferson Airplane

幻想的な世界を描き出すこの楽曲は、60年代のサイケデリックな雰囲気を余すところなく表現した名曲です。

不思議の国のアリスをモチーフにした歌詞は、ドラッグ体験を暗喩しつつ、社会への問題提起も含んでいるんですよ。

Jefferson Airplaneが1967年にリリースしたアルバム『Surrealistic Pillow』に収録され、ビルボードチャートで8位を記録する大ヒットとなりました。

映画やドラマでも頻繁に使用され、サイケデリックな世界観を表現する際の定番曲となっています。

音楽を通じて意識を拡張したい人や、60年代のカウンターカルチャーに興味がある方にぜひおすすめの1曲です。

Slip Inside This House13th Floor Elevators

まるで意識が別次元へと誘われるかのような独特なサウンドが印象的で、60年代のカウンターカルチャーを象徴する楽曲がこちらの『Slip Inside This House』です。

本作は1967年にリリースされたアルバム『Easter Everywhere』に収録されており、13th Floor Elevatorsの代表曲の1つとして知られています。

8分にも及ぶ長尺の楽曲構成や、深遠な歌詞の世界観は、まさにサイケデリックの真髄と言えるものです。

サイケデリックな音楽体験を求める方や、60年代のロックに興味がある方にぜひおすすめしたい1曲。

本作を聴くことで、まるで時空を超えたかのような感覚を味わえること間違いなしですよ。

The Red TelephoneLove

サイケデリックロックといえば、1967年にリリースされたLoveのアルバム『Forever Changes』に収録されたこちらの楽曲を忘れるわけにはいきません。

ゆったりとしたテンポに乗せて、12弦ギターとハープシコードが織りなす幻想的なサウンドが特徴的です。

歌詞には社会不安や死、そして自由への渇望といったテーマが込められており、1960年代後半のアメリカの混沌とした時代精神を見事に表現しています。

暗いメッセージを持ちながらも、どこか皮肉めいたユーモアを感じさせる歌詞も魅力的。

この楽曲は、当時のカウンターカルチャーを体現した作品として高く評価されており、サイケデリックな世界観に浸りたい方にぜひおすすめです。

At the Mountains of MadnessH.P. Lovecraft

サイケデリック・ロックの奥深い魅力を感じさせる1曲です。

1968年9月にリリースされたアルバム『H.P. Lovecraft II』収録のこの楽曲は、同名の小説『狂気の山脈にて』をテーマにしています。

不気味な雰囲気漂う幻想的なメロディと重厚なサウンドエフェクトが特徴で、当時のサイケデリック・ロックの要素を取り入れた実験的な試みとなっています。

南極での探検が恐怖の発見に繋がる物語を音楽で表現し、異世界的な恐怖や未知の力に対する畏怖を感じさせる本作。

ホラー小説の世界観に浸りたい方や、60年代のサイケデリック・カルチャーに興味がある方におすすめの1曲です。

Interstellar OverdrivePink Floyd

Pink Floyd – Interstellar Overdrive (‘Pop 68’)
Interstellar OverdrivePink Floyd

イギリスが世界に誇るモンスター・バンド、Pink Floydのサイケデリックな名曲をご紹介します。

1967年にリリースされたデビューアルバム『The Piper at the Gates of Dawn』に収録された本作は、約10分におよぶ自由形式のインストゥルメンタル楽曲です。

Pink Floydの実験的なサウンドと音楽性を象徴する一曲で、心の力を讃える作品とされています。

開始リフは繰り返しで催眠状態を引き起こし、楽曲が進むにつれてサウンドの層が重なり合い、拡張と啓発の感覚を生み出すんです。

1966年秋にライブパフォーマンスで初めて登場し、1967年1月にはGranada TelevisionのScene Special Documentaryのために演奏されました。

サイケデリックな音楽を楽しみたい方や、Pink Floydの音楽的ルーツを知りたい方におすすめですよ。