いわゆる「サーフロック」はザ・ベンチャーズのギターインストであったり、初期のザ・ビーチボーイズを筆頭とした南カルフォルニアのサウンド……といったイメージは音楽に詳しい方であればよくご存じでしょう。
近年の「サーフミュージック」はサーファーなどの海のカルチャーと深いつながりを持つシンガーソングライターによる、アコースティックサウンドを基調とした楽曲という印象がありますから、その違いは何だかおもしろいですよね。
こちらの記事では広義の意味での「サーフミュージック」をテーマとして、サーフロックに影響を受けた近年のインディポップやサーフパンクも目を向けた洋楽中心のラインアップでお届け。
まぶしい太陽の光や波がよく似合う、名曲の数々をまとめています!
おすすめのサーファーミュージック。サーフィンのお供に聴きたい名曲(1〜10)
Archie, Marry MeAlvvays

きらめくようなギターの音色と、幾重にも重なる透明感のあるさわやかなコーラスが耳に心地よいサーフロック~インディーポップです。
カナダを中心に活躍するバンド、Alvvaysが2013年4月に発売したシングルで、2014年7月に発売されたデビューアルバム『Alvvays』にも収録されました。
明るいメロディーとは裏腹に、社会的な体面や結婚制度への違和感を皮肉を交えて歌っており、その対比が本作の大きな魅力となっています。
深いリバーブがかかった夢見心地なサウンドは、まるで海辺の風景や穏やかな波の音を思わせるでしょう。
まぶしい太陽の下で波を待つリラックスした時間や、海沿いをのんびりとドライブする際のBGMとしておすすめですよ。
Freaking Out the NeighborhoodMac DeMarco

波を待つ穏やかな時間や、太陽の下での海辺のドライブにぴったりな、軽快なギターの音色が心地よいサーフロックの要素を持ったナンバーですね。
どこか陽気で気楽なサウンドとは裏腹に、自身の振る舞いで心配をかけたお母様への素直な謝罪が歌われており、その優しいギャップが胸にじんわり染み込んできます。
カナダ出身のシンガーであるMac DeMarcoさんによる楽曲で、2012年10月に発売された名盤『2』に収録されています。
公式のタイアップなどはありませんが、長く愛され続けているこの楽曲。
少し揺らぐような独特のギターリフが波の揺らぎと重なり、サーフィンのお供として最高な雰囲気を演出してくれますよ。
肩の力を抜いて自然体でリラックスしたい方にオススメです。
DiscoSurf Curse

細かく切り刻まれるようなギターのストロークと軽快なコード進行によって、二人で踊る行為のロマンチックな高揚を表現しているSurf Curseのサーフ~インディーポップです。
本作は、アルバム『Heaven Surrounds You』に先駆けて2019年6月当時にリリースされた楽曲で、今も根強い人気があります。
映画から着想を得て作られており、公式なタイアップ曲ではないものの、多くの人に愛されています。
爽快な演奏に切実さが加わったサウンドは、海辺でのドライブや波乗りを楽しむ方にぜひ聴いていただきたい名曲です。
夕日を映す海を見ながら聴くのにもいいかもしれません。
Surfin’ BirdThe Trashmen

とにかくノリのよいサウンドから、常夏の海辺を歩いているようなイメージがわいてきます。
ミネソタ州出身のロックバンド、The Trashmenの楽曲は荒々しい演奏と強烈な反復リズム、意味よりも音の勢いを重視したボーカルがコミカルな高揚感を生み出しています。
この楽曲は1963年11月に発売されたシングルで、翌年の1964年に発売された名盤『Surfin’ Bird』の冒頭を飾る名曲です。
1987年公開の映画『Full Metal Jacket』などで印象的に起用されています。
キャッチーなギターリフを聴くだけで、波乗りしたくなりますね。
海辺でのドライブのBGMにもよいかもしれません。
It’s WorkingMGMT

サーフィンに向かう車内で流したくなる、サイケデリックな魅力あふれるナンバーです。
サーフロックの要素を取り入れた疾走感のあるサウンドと、華やかな多重コーラスの重なりがクセになりますね!
愛情や知覚の揺らぎといった、自分の中で何かが作用していく不思議な感覚を描いた世界観が広がっています。
この楽曲は、サイケデリックポップを展開するMGMTによる2010年4月の名盤『Congratulations』のオープニングを飾るナンバーで、今も根強い人気があります。
波乗りを楽しむ前のワクワクした気分を高めたい方にぜひオススメしたい一曲です!
目まぐるしく変化するメロディーを聴きながら波を待てば、海での時間もどんどん充実していくこと間違いなしですね!
DousedDIIV

太陽の光が反射する波打ち際を走るような、疾走感あふれるサウンドがたまらない1曲です。
細かく刻まれるギターと突き進むようなドラムが、巨大な波に巻き込まれるようなうねりを生み出します。
ボーカルは残響に溶け込み、焦燥感を音の響き全体で表現しています。
ニューヨークを拠点とするバンドDIIVが、2012年5月当時に公開した作品です。
名盤『Oshin』に先行して披露された楽曲で、今も根強い人気を集めています。
映画やテレビとのタイアップはありませんが、インディーロックの名曲として親しまれています。
この楽曲は、少しハードな波に挑むときのBGMにぴったりです。
荒々しい海と一体になりたい気分のときに、ぜひ本作を聴いてみてくださいね。
Aloha Steve and DannoRadio Birdman

荒波を切り裂くようなギターの音色から、まぶしい海辺の景色が浮かんできます。
オーストラリアのバンド、Radio Birdmanの楽曲です。
ハワイを舞台にした刑事ドラマの登場人物をモチーフにしており、激しいロックンロールに明るいハーモニーが交わる痛快なサウンドですね。
1978年5月当時に発売されたシングルで、名盤『Radios Appear』の海外版に収録されています。
公式タイアップではないものの、曲中ではドラマ『Hawaii Five-O』のテーマ旋律が熱いギターソロで引用され、存在感を放ちます。
疾走感あふれるメロディーは、力強い波に乗る瞬間にぴったり。
アクティブにサーフィンを楽しみたい方、ぜひともプレイリストに。








