おすすめのサーファーミュージック。サーフィンのお供に聴きたい名曲
いわゆる「サーフロック」はザ・ベンチャーズのギターインストであったり、初期のザ・ビーチボーイズを筆頭とした南カルフォルニアのサウンド……といったイメージは音楽に詳しい方であればよくご存じでしょう。
近年の「サーフミュージック」はサーファーなどの海のカルチャーと深いつながりを持つシンガーソングライターによる、アコースティックサウンドを基調とした楽曲という印象がありますから、その違いは何だかおもしろいですよね。
こちらの記事では広義の意味での「サーフミュージック」をテーマとして、サーフロックに影響を受けた近年のインディポップやサーフパンクも目を向けた洋楽中心のラインアップでお届け。
まぶしい太陽の光や波がよく似合う、名曲の数々をまとめています!
おすすめのサーファーミュージック。サーフィンのお供に聴きたい名曲(1〜10)
King of the BeachWavves

カリフォルニアの太陽を一身に浴びたかのようなWavves。
2010年8月に発表された3枚目のアルバム『King of the Beach』に収録されている、そのタイトルを冠したナンバーは、従来のローファイな魅力から一歩踏み出し、スタジオ録音によるクリアでパンキッシュなエネルギーをまとった、広義のサーフミュージックを代表する一曲です。
ネイサン・ウィリアムズさんの内なる若き日の焦燥や孤独といった感情がストレートに表現された歌詞と、それを吹き飛ばすかのような陽気で開放的なサーフパンクサウンドのコントラストがたまらないですよね。
MTVのアニメ『Good Vibes』やゲーム『Tony Hawk’s Pro Skater 3+4』にも使用されたキャッチーなメロディは、サーフィンへ向かう道中や海辺でのリラックスタイムを最高に盛り上げてくれることでしょう。
LauraGirls

サンフランシスコから彗星のごとく現れたGirlsの、この一曲は、まるで60年代のサーフポップがきらめきと共に現代に蘇ったかのようですね!
クリストファー・オーウェンズさんの少し鼻にかかった甘く切ない歌声が、憧れや後悔といったピュアな感情を乗せて、聴く者の胸をキュンとさせます。
本作は2009年11月に発売されたシングルで、同年に高い評価を得たデビュー・アルバム『Album』にも収められています。
まぶしい太陽の下ではもちろん、ちょっとセンチメンタルな気分の夕暮れに、純粋なあの頃を思い出したいあなたにオススメですよ!
Young And AbleCurrent Swell

カナダ・ブリティッシュコロンビア州ヴィクトリアから登場したCurrent Swell。
彼らの音楽は、まるで西海岸の心地よい風を感じさせてくれるようですね。
ご紹介するのは、まさに若さと「やればできる!」という自信を胸に、未来へと駆け出すようなポジティブさに溢れた一曲です。
本作は、2009年発表のアルバム『Protect Your Own』で初めて聴くことができ、その後2012年のアルバム『Long Time Ago』にも収められたナンバー。
2010年のバンクーバー冬季オリンピックという大舞台でも披露されたんですよ。
まぶしい太陽の下、海辺を散歩したり、友人たちとのんびり過ごす時間に流せば、最高のBGMになること間違いなしです。
おすすめのサーファーミュージック。サーフィンのお供に聴きたい名曲(11〜20)
I’m YoursJason Mraz

陽気なウクレレの音色と優しいボーカルが印象的なジェイソン・ムラーズさんの代表曲です。
2008年リリースのアルバム『We Sing. We Dance. We Steal Things』に収録され、世界中でヒットを記録しました。
自由や自己受容をテーマにした歌詞は、心を開いて人生を楽しむことの大切さを教えてくれます。
ポジティブなメロディーと相まって、聴く人に幸せな気持ちをもたらしてくれる一曲ですね。
海辺でのんびり過ごしたい時や、気分を明るくしたい時におすすめです。
本作を聴けば、まるで太陽の光を浴びているような温かさを感じられるはずですよ。
Surfin’ SafariThe Beach Boys

サーフミュージックの歴史を語る上で、欠かすことのできない名曲がこの1曲です。
ビーチ・ボーイズが1962年6月にリリースしたデビューシングルで、サーフロックの代表作とも言えるナンバーです。
これぞサーフといった爽やかなメロディ、まだ初々しさの残るメンバーの歌声、キャッチーな歌詞、どれを取っても真夏の海辺で聴いたら最高の気分になれそうです。
アルバム『Surfin’ Safari』にも収録され、ビルボードHot 100で14位を記録。
本作はビーチ・ボーイズの人気を確立し、サーフィン文化の象徴として多くの映画やテレビ番組でも使用されています。
Wipe OutThe Surfaris

サーフミュージックの象徴とも言える、エネルギッシュな楽曲です。
冒頭の破壊されるサーフボードの音や笑い声が印象的で、ドラマーのロン・ウィルソンさんによるソロが聴く者を魅了します。
1963年のリリース後、Billboard Hot 100で2位を記録。
4ヶ月間チャートインし、約70万枚を売り上げるという大ヒットとなりました。
本作は、太陽と海の開放感を感じさせる曲調で、サーフィンを楽しむ人はもちろん、ビーチでリラックスしたい方にもぴったり。
夏のドライブにも最適な一曲です。
BubblyColbie Caillat

カリフォルニアの陽光が似合うシンガーソングライター、コルビー・キャレイさんのデビュー曲です。
恋に落ちた時の甘くて幸せな気持ちを、足先から始まるトキメキで表現した歌詞が印象的ですね。
2007年1月にリリースされたこの楽曲は、デビューアルバム『Coco』に収録され、Billboard Hot 100で5位を記録する大ヒットとなりました。
ビーチでの素敵な1日を過ごすようなミュージックビデオも話題を呼び、1億2500万回以上も再生されているんですよ。
海辺のドライブで聴けば、爽やかな風を感じながら幸せな気分に浸れそうです。