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おすすめのサーファーミュージック。サーフィンのお供に聴きたい名曲

いわゆる「サーフロック」はザ・ベンチャーズのギターインストであったり、初期のザ・ビーチボーイズを筆頭とした南カルフォルニアのサウンド……といったイメージは音楽に詳しい方であればよくご存じでしょう。

近年の「サーフミュージック」はサーファーなどの海のカルチャーと深いつながりを持つシンガーソングライターによる、アコースティックサウンドを基調とした楽曲という印象がありますから、その違いは何だかおもしろいですよね。

こちらの記事では広義の意味での「サーフミュージック」をテーマとして、サーフロックに影響を受けた近年のインディポップやサーフパンクも目を向けた洋楽中心のラインアップでお届け。

まぶしい太陽の光や波がよく似合う、名曲の数々をまとめています!

おすすめのサーファーミュージック。サーフィンのお供に聴きたい名曲(21〜30)

Surf CreatureThe Trashwomen

サンフランシスコ湾岸から現れたThe Trashwomenは、ワイルドなガレージ魂と60年代サーフインストへの愛情を爆発させた、痛快な女性トリオですよね。

1992年に発売されたEP『Lust』に収録された本作は、彼女たちの存在を強烈に印象づける一曲です。

チープでロウな質感のギターリフが、これでもかとリバーブを効かせて迫り来る様は、まさにガレージパンクとサーフミュージックの幸福な出会いと言えるのですね。

英国のラジオDJ、ジョン・ピール氏も1993年7月に自身の番組で本作をプレイしたという逸話も、そのクールさを物語っています。

サーフィンのお供にはもちろん、日常に刺激を求めるあなたにもオススメですよ!

Bitter HeartZee Avi

マレーシアから現れた才能、Zee Aviさんが奏でるアコースティックな響きが実に心地よいですよね!

本作は、ジャズやフォークのテイストを織り交ぜながら、どこか南国の風を感じさせるようなサウンドが魅力的です。

ウクレレの優しい音色と彼女の穏やかな歌声は、聴く人の心にそっと染み入り、少し切ないけれど温かい気持ちにさせてくれるかのようですね。

この名曲は、2009年5月に公開されたデビュー・アルバム『Zee Avi』に収録されており、AP通信によってその年のベスト10アルバムにも選出されました。

さらに、2009年6月には米国のテレビ番組「Last Call with Carson Daly」でも披露され、多くの注目を集めたものです。

夕暮れのビーチで波の音を聴きながら、ゆったりとした時間を過ごしたい時にぴったりの一曲ではないでしょうか。

ShineDonavon Frankenreiter

Donavon Frankenreiter – Shine | OurVinyl Sessions
ShineDonavon Frankenreiter

サーフィンと音楽の2つの情熱を追求してきたDonavon Frankenreiterさんの楽曲は、太陽と月に例えた2人の不変の絆を描いています。

アルバム『Start Livin’』に収録され、2012年6月にリリースされた本作。

バンジョーの音色が心地よく、切なさと楽しさが共存する不思議な雰囲気を味わえます。

リラックスした中にもポジティブな気持ちを感じさせるメロディーは、サーフィンのような爽快感を連想させますね。

夏のビーチでBBQやマリンスポーツを楽しむときのBGMとしてぴったり!

心地よい風を感じながら聴くのがおすすめです。

Just PretendHayley Sales

Hayley Sales – Just Pretend (Official Music Video)
Just PretendHayley Sales

Hayley Salesさんのノスタルジックでソウルフルな歌声と、温かみのあるアコースティックサウンドが見事に溶け合い、聴く者の心に深く染み渡る名曲となっています。

本作では、例えば、やり過ごしたい現実に対して、あえて「ふり」をすることで心の均衡を保とうとする人の内面にある繊細な感情や、そこから生まれるほろ苦い切なさが、美しい旋律に乗せて表現されているように感じられますよね。

2010年6月にリリースされたセカンド・アルバム『When the Bird Became a Book』に収録されているこの楽曲は、穏やかな波音をBGMに、海辺でリラックスしたい時や、少し感傷的な気分に浸りたい午後に聴くのにもってこいですよ!

Morning SunThe Beautiful Girls

オーストラリアの太陽が目に浮かぶような、The Beautiful Girlsの温かなナンバーです!

アコースティックギターの優しい音色と、レゲエやダブのリズムが心地よく混ざり合い、まるで陽だまりの中にいるような気分にさせてくれるのですね。

この楽曲は、2002年1月に自主制作の形で流通したEP『Morning Sun』に収録されており、彼らの音楽スタイルの原点を感じさせます。

山岳バイクの映像作品『Roam』にも使用されたことがあるそうで、アクティブなシーンにもぴったり合いますね。

サーフィンへ向かう道中や、のんびりしたい休日の朝に聴けば、その日一日が素晴らしいものになりそうな気がします!

Life is wonderfulRickie-G

潮風に包まれながら聴きたくなる、心温まるレゲエナンバーがRickie-Gさんの代表作です。

2006年11月にリリースされたミニアルバム『Life Is Wonderful』の表題曲として制作された本作は、人生の美しさと日常の小さな幸せを歌った珠玉の1曲。

雨の先にある太陽への希望や、愛する人との時間の尊さを優しいメロディに乗せて描いています。

フジテレビのリアリティ番組『テラスハウス』でも使用され、幅広い世代から愛されました。

アコースティックなサウンドとソウルフルな歌声が織りなすサーフサイドの開放感は、海辺でのんびり過ごしたい時や、人生に疲れた時に聴けばきっと心が軽やかになるはずです。

MisirlouDick Dale & The Del Tones

Dick Dale & The Del Tones “Misirlou” 1963
MisirlouDick Dale & The Del Tones

一度聴けば耳から離れない、あの強烈なギターリフが印象的なインストゥルメンタルナンバーです。

「サーフ・ギターの王」と称されるディック・デイルさんが、自身のルーツである中東の旋律と、叩きつけるような高速ピッキングを融合させたサウンドは圧巻の一言。

彼が「波に乗る感覚を音楽で表現したい」と語った通り、本作を聴けば、まるでビッグウェーブに挑むサーファーの高揚感が伝わってくるかのようですよね。

このエネルギッシュな名演は、1962年11月にDick Dale & The Del Tonesのデビュー・アルバム『Surfers’ Choice』に収録されたもので、1994年公開の映画『Pulp Fiction』の冒頭を飾り、世界中で再び脚光を浴びたことは広く知られています。

まぶしい太陽の下、サーフィンのお供はもちろん、気分をアゲたい時のドライブミュージックとしても最適な一曲ですよ。