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おすすめのサーファーミュージック。サーフィンのお供に聴きたい名曲

いわゆる「サーフロック」はザ・ベンチャーズのギターインストであったり、初期のザ・ビーチボーイズを筆頭とした南カルフォルニアのサウンド……といったイメージは音楽に詳しい方であればよくご存じでしょう。

近年の「サーフミュージック」はサーファーなどの海のカルチャーと深いつながりを持つシンガーソングライターによる、アコースティックサウンドを基調とした楽曲という印象がありますから、その違いは何だかおもしろいですよね。

こちらの記事では広義の意味での「サーフミュージック」をテーマとして、サーフロックに影響を受けた近年のインディポップやサーフパンクも目を向けた洋楽中心のラインアップでお届け。

まぶしい太陽の光や波がよく似合う、名曲の数々をまとめています!

おすすめのサーファーミュージック。サーフィンのお供に聴きたい名曲(21〜30)

Just PretendHayley Sales

Hayley Sales – Just Pretend (Official Music Video)
Just PretendHayley Sales

Hayley Salesさんのノスタルジックでソウルフルな歌声と、温かみのあるアコースティックサウンドが見事に溶け合い、聴く者の心に深く染み渡る名曲となっています。

本作では、例えば、やり過ごしたい現実に対して、あえて「ふり」をすることで心の均衡を保とうとする人の内面にある繊細な感情や、そこから生まれるほろ苦い切なさが、美しい旋律に乗せて表現されているように感じられますよね。

2010年6月にリリースされたセカンド・アルバム『When the Bird Became a Book』に収録されているこの楽曲は、穏やかな波音をBGMに、海辺でリラックスしたい時や、少し感傷的な気分に浸りたい午後に聴くのにもってこいですよ!

On the ShoreDef Tech

Def Tech – On the Shore【Official Music Video】
On the ShoreDef Tech

デビュー20周年の節目にリリースされた記念すべき楽曲です。

2025年5月に配信されたこの1曲は、アルバム『4ELEMENTS』のリードシングルとして位置づけられています。

意見の相違や理解の難しさに直面した時、自然の中で自分を見つめ直し再び歩き出す勇気を与えるメッセージが込められた内容です。

波の音や自然のリズムがメロディと融合し、心地よい癒やしを提供してくれます。

本作を引っ提げて2025年8月から全国ツアーも開催予定で、大阪城野外音楽堂を皮切りに各地で公演が行われます。

人生の迷いや悩みを抱えた方、サーフミュージックで自然に癒やされたい方にぜひおすすめしたい1曲です。

MisirlouDick Dale & The Del Tones

Dick Dale & The Del Tones “Misirlou” 1963
MisirlouDick Dale & The Del Tones

一度聴けば耳から離れない、あの強烈なギターリフが印象的なインストゥルメンタルナンバーです。

「サーフ・ギターの王」と称されるディック・デイルさんが、自身のルーツである中東の旋律と、叩きつけるような高速ピッキングを融合させたサウンドは圧巻の一言。

彼が「波に乗る感覚を音楽で表現したい」と語った通り、本作を聴けば、まるでビッグウェーブに挑むサーファーの高揚感が伝わってくるかのようですよね。

このエネルギッシュな名演は、1962年11月にDick Dale & The Del Tonesのデビュー・アルバム『Surfers’ Choice』に収録されたもので、1994年公開の映画『Pulp Fiction』の冒頭を飾り、世界中で再び脚光を浴びたことは広く知られています。

まぶしい太陽の下、サーフィンのお供はもちろん、気分をアゲたい時のドライブミュージックとしても最適な一曲ですよ。

Surf CreatureThe Trashwomen

サンフランシスコ湾岸から現れたThe Trashwomenは、ワイルドなガレージ魂と60年代サーフインストへの愛情を爆発させた、痛快な女性トリオですよね。

1992年に発売されたEP『Lust』に収録された本作は、彼女たちの存在を強烈に印象づける一曲です。

チープでロウな質感のギターリフが、これでもかとリバーブを効かせて迫り来る様は、まさにガレージパンクとサーフミュージックの幸福な出会いと言えるのですね。

英国のラジオDJ、ジョン・ピール氏も1993年7月に自身の番組で本作をプレイしたという逸話も、そのクールさを物語っています。

サーフィンのお供にはもちろん、日常に刺激を求めるあなたにもオススメですよ!

Traffic JamSPiCYSOL

SPiCYSOL – Traffic Jam [Music Video]
Traffic JamSPiCYSOL

湘南の国道134号線の渋滞をモチーフにしたラブソングがこの楽曲です。

アップビートなリズムと爽やかなメロディが特徴で、SPiCYSOLが掲げる「Surf Beat Music」のコンセプトを体現した代表曲となっています。

本作は2019年5月に先行配信され、同年8月にEP『EASY-EP』に収録されました。

全国17局以上のラジオ局でパワープレイを獲得し、夏のドライブにぴったりなサウンドとして多くのリスナーに支持されています。

海辺でのドライブデートや友人との湘南旅行の際にはぜひ聴いてみてください!

Surf Time平井大

波音と心地よいウクレレのメロディに包まれたハワイアンサーフミュージックの名曲です。

2011年にリリースされたファーストアルバム『OHANA』に収録された本作は、平井大さんのサーフカルチャーへの深い愛情が込められた代表作で、常夏の島への憧れと自由なサーフィンライフをテーマにした歌詞が印象的です。

ハワイの地名も織り交ぜながら描かれるリアルな情景描写は、聴く人を一瞬で南国のビーチへと誘います。

海辺でのんびり過ごしたい時や、日常の騒がしさから離れて心をリセットしたい時にピッタリな1曲です。

Life is wonderfulRickie-G

潮風に包まれながら聴きたくなる、心温まるレゲエナンバーがRickie-Gさんの代表作です。

2006年11月にリリースされたミニアルバム『Life Is Wonderful』の表題曲として制作された本作は、人生の美しさと日常の小さな幸せを歌った珠玉の1曲。

雨の先にある太陽への希望や、愛する人との時間の尊さを優しいメロディに乗せて描いています。

フジテレビのリアリティ番組『テラスハウス』でも使用され、幅広い世代から愛されました。

アコースティックなサウンドとソウルフルな歌声が織りなすサーフサイドの開放感は、海辺でのんびり過ごしたい時や、人生に疲れた時に聴けばきっと心が軽やかになるはずです。