デジタルロックの名曲。おすすめの人気曲
デジタル・ロックとは、ロックとテクノを融合させた音楽に用いる造語です。
世界的にはビッグ・ビートの愛称で親しまれており、テクノの細分類でもあります。
ネーミングそのものは雑誌の「LOUD」が提唱したものと言われています。
デジタルロックの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
STAND-ALONENEW!Aimer

デジタルなサウンドスケープの中で、痛切な孤独を歌い上げるAimerさんの楽曲です。
2019年5月に公開されたこの楽曲は、日本テレビ系ドラマ『あなたの番です』第1章の主題歌として大きな話題となりましたよね。
ピアノとストリングスが織りなす壮大な音像に、どこか冷たく響くデジタルな質感が加わることで、孤立した心の叫びがより鮮明に伝わってきます。
本作は、後にリリースされたアルバム『Walpurgis』にも収録されています。
一人きりで自分自身と深く向き合いたい夜、静かに心を落ち着けたい時に聴くと、きっと深く響くのではないでしょうか。
どろんNEW!King Gnu

千葉雄大さん主演の映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の主題歌として書き下ろされた楽曲です。
King Gnuが2020年1月にリリースした名盤『CEREMONY』に収録されており、映画のサイコサスペンス的な緊張感をサウンドで見事に表現しています。
デジタル社会の匿名性に潜む恐怖や、正体不明の存在から逃れられない焦りを描いたかのような歌詞が、スリリングなデジタルビートと絡み合い、一度聴いたら頭から離れない中毒性を生み出します。
ツインボーカルの激しい掛け合いと、緻密に構築されたサウンドが織りなすダークな世界観はまさに圧巻。
本作の持つ独特の雰囲気にどっぷり浸れば、日常が少し違って見えるかもしれませんね。
rayNEW!BUMP OF CHICKEN

きらびやかなシンセサイザーの音色が、まるで未来の到来を告げるかのようなBUMP OF CHICKENの楽曲です。
この楽曲は2014年3月に発売されたアルバム『ray』の表題曲です。
一聴するとポップで明るいデジタルロックですが、その歌詞は別れや痛みといった影の部分に深く寄り添っています。
作詞作曲を手掛けた藤原基央さんの「お別れは出会いとつながっている」というメッセージが、透明感のあるサウンドに乗って胸に響きますよね。
過去を乗り越えたいけれど、大切な記憶は忘れたくない。
そんな複雑な思いを抱えている時に聴くと、心が少し軽くなるのではないでしょうか?
Get WildNEW!TM NETWORK

都会の夜を疾走するようなイントロがかっこよすぎると、多くのファンをとりこにしたTM NETWORKの金字塔的な1曲です。
物語性を感じさせる歌詞には、痛みや孤独を抱えながらも、誰かと夢を共有することでタフになれるという力強いメッセージが込められていますよね。
1987年4月に発売されたこのシングルは、テレビアニメ『シティーハンター』のエンディングテーマとして起用され、その後のベストアルバム『Gift for Fanks』で初のチャート1位を獲得するなど、彼らの人気を不動のものにしました。
デジタルロックの先駆けとなった1曲。
何かを乗り越えようと奮闘している時に聴くと、思わずテンションが上がって、静かに心を揺さぶってくれる、そんな1曲です。
不可幸力NEW!Vaundy

ヒップホップとロックが見事に融合したサウンドが、まるで短編映画を見ているかのように心を揺さぶるVaundyさんの楽曲です。
2020年1月に公開され、アルバム『strobo』にも収録されています。
本作は、幸せを願いながらもままならない現実の中でもがく、やるせない感情を描いているようです。
静かなラップから感情が爆発するサビへの展開は圧巻で、多くのファンの心をつかみました。
テレビCMソングにも起用され、累計再生回数が3億回を突破したという事実も納得のクオリティです。
どうしようもない無力感や葛藤を抱えた経験がある方も多いのではないでしょうか?
そんな時に聴くと、明日へ向かう活力が湧いてくる1曲です。
デジタルモグラNEW!ゲスの極み乙女。

知的でありながらどこかスリリングな雰囲気を醸し出す、ゲスの極み乙女の楽曲です。
インターネット社会に潜む矛盾や葛藤を描いた本作は、2014年10月に発売されたアルバム『魅力がすごいよ』に収録され、理系ミステリードラマ『すべてがFになる』の主題歌としても話題になりました。
緻密に計算されたアンサンブルと畳みかけるようなボーカルが絶妙にマッチ!
この楽曲を転機にバンドはより複雑なサウンドへと進化を遂げ、その後の快進撃につながります。
プログレッシブな曲展開の中に隠された数々の音の仕掛けに耳を澄ませると、思わず深く考えさせられますよね。
物事の本質をじっくり考えたい夜に聴いてみてはいかがでしょうか。
新宝島NEW!サカナクション

昭和のカルチャーをほうふつとさせるレトロなサウンドと、未来的なデジタルビートが融合したサカナクションの代表曲です。
本作は2015年9月にリリースされたバンドの11枚目のシングルで、映画『バクマン。』の主題歌として制作されました。
ひたむきに創作へ向き合う主人公の姿を描いた歌詞が、映画で描かれる若者たちの情熱と見事に重なりますよね。
不安に揺れる心でさえも力に変え、まだ見ぬ目的地を目指して丁寧に線を描き続けるというメッセージが、聴く者の胸に真っすぐ響きます。
新しい挑戦を前にしたとき、この曲がきっと勇気をくれるのではないでしょうか?