ハウス・テクノの人気曲ランキング
ダンスミュージックの王道をゆく、四つ打ち。
海外ではフォー・オン・ザ・フロアと呼ばれダンスフロアの定番のリズムとされています。
なかでも普遍的なエレクトロニックミュージックといえば、ハウスとテクノ。
シンセサイザーやシーケンサー、サンプラーなどで主に構築されるこれらのジャンルは、時代の変化とともに今も形を変え進化しています。
2015年以降には、モダンさを打ち出した比較的落ち着いた曲調のEDM、フューチャーハウスの台頭や、巨大なフェスティバルを世界中で開催するハードテクノ、ハウスとテクノの間を取ったような非常にノリの良いテックハウスなど新たなシーンの発展がうかがえます。
今回は当サイトで人気のあったトラックをランキング形式でご紹介していきます。
ハウス・テクノの人気曲ランキング(1〜10)
Knights of the JaguarDJ Rolando1位

数々の名曲を生み出してきたDJローランドさん。
彼の名を一躍、世に知らしめた楽曲が、『Knight of the Jaguar』です。
こちらの楽曲が制作されたのは1999年。
ラジオ番組でこの楽曲が放送されると、瞬く間に口コミが広まり、大ヒットとなりました。
『Knight of the Jaguar』の特徴は、テクノ音楽とラテン音楽を組み合わせたようなサウンドです。
ラテン音楽の少しエキゾチックな雰囲気が、なんともいえない高揚感をかもし出していますよ。
Hi – Tech JazzGalaxy 2 Galaxy2位

新たにテクノ音楽を聴き始めた方の中には、同じテイストの曲ばかりで飽きたという方もいるかもしれません。
また、コアな音楽ファンほど、聴いたことのないサウンドを求めているものだと思います。
そこで紹介したいのが、アンダーグラウンド・レジスタンスの『Tech Jazz』という作品です。
アンダーグラウンド・レジスタンスはもともと、音楽に革命を起こすことをテーマとしていて、この作品はまさに革命的といえる一曲です。
その内容はテクノ音楽とJazzの要素を組み合わせるというもの。
まずは、考えるよりも聴いてみてほしいと思います。
Deep InsideHardrive3位

心の奥深くへと誘うような官能的なグルーヴと、魂に直接語りかけるボーカルが印象的!
ニューヨークを拠点とする伝説的ユニット、マスターズ・アット・ワークがハードライブ名義で手掛けた本作は、内なる情熱や言葉にならない感情を見事に表現した一曲です。
1993年6月公開のEP『Deep Inside EP』に収められ、後にカニエ・ウェストさんの『Fade』で引用されたことでも話題となりました。
都会の喧騒から離れて深く物思いにふける夜や、大切な人と過ごすムーディーな時間にぴったりの楽曲ですよね。
Good LifeInner City4位

デトロイト・テクノの名曲は数多くありますが、中でも有名な曲といえば『Good Life』です。
こちらはテクノ音楽グループ、インナーシティが制作した楽曲。
クラブでおどるにはピッタリのノリノリのサウンドが、世界中の人々から広く支持されています。
実はこの楽曲の制作には、デトロイト・テクノの生みの親であるベルビルスリーのメンバー、ケビン・サンダーソンさんが参加しているんです。
一度、曲を聴いてもらえれば、そのすごみを感じてもらえるのではないでしょうか!
The BellsJeff Mills5位
作曲家やプロデューサーなど、さまざまな立場からテクノ音楽の発展にこうけんしてきたジェフ・ミルズさん。
映画の音楽を担当したり、テクノ音楽のドキュメンタリー作品を制作したりしているので、そちらで彼を知った方も多いかもしれませんね。
そんなジェフ・ミルズさんの代表曲は、1996年にリリースされた『The Bells』です。
こちらは、シンセサイザーをメインにした楽曲。
軽快なミュージックでありつつ、焦燥感をあおられるような、不思議な雰囲気に仕上がっています。
作業用のBGMとしてもオススメの一曲です!
ExtraKen Ishii6位

日本が世界に誇るテクノミュージシャンといえば、Ken Ishiiさんの名前が真っ先に上がる人も多いと思います。
日本でテクノというジャンルの音楽が認識され始めた90年代の初めから活動をしており、ヨーロッパのレーベルからリリース、逆輸入という形で日本で広がったというエピソードがあります。
こちらの楽曲『Extra』は95年にリリースされた楽曲ですMVのアニメーションが有名で、まさに日本のサブカルチャーのクオリティを世界に知らしめた1曲です。
Halcyon On and OnOrbital7位

アンダーワールドやケミカル・ブラザース、プロディジーらと並んで高い人気を誇るイギリスのテクノユニット、オービタル。
2000年や2016年にはフジロックに出演するなど、日本でも多くの支持を集めています。
彼らの楽曲『Halcyon On and On』は、1992年リリースの『Halcyon』をアップビートにリミックスして再リリースしたものですが、現在では『Halcyon On and On』のほうが有名になっています。
この曲が気になった人は、元の『Halcyon』と聴き比べをしてみるのも楽しいですよ!