ハウス・テクノの人気曲ランキング
ダンスミュージックの王道をゆく、四つ打ち。
海外ではフォー・オン・ザ・フロアと呼ばれダンスフロアの定番のリズムとされています。
なかでも普遍的なエレクトロニックミュージックといえば、ハウスとテクノ。
シンセサイザーやシーケンサー、サンプラーなどで主に構築されるこれらのジャンルは、時代の変化とともに今も形を変え進化しています。
2015年以降には、モダンさを打ち出した比較的落ち着いた曲調のEDM、フューチャーハウスの台頭や、巨大なフェスティバルを世界中で開催するハードテクノ、ハウスとテクノの間を取ったような非常にノリの良いテックハウスなど新たなシーンの発展がうかがえます。
今回は当サイトで人気のあったトラックをランキング形式でご紹介していきます。
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ハウス・テクノの人気曲ランキング(21〜30)
Melodic TechnoFULLJOS29位

フルヨスはグラナダ出身のDJ、プロデューサーです。
キャリアの初めはパーティー・オーガナイザーとしてエレクトロハウス、ディープハウス、テックハウスや世界中のエレクトロニックミュージックをかけるパーティーを手掛けています。
タイトルにメロディック・テクノとある通り、メロディアスで展開もおもしろく、エレクトロニックミュージックに慣れていない方でも聴きやすい曲だと思います。
テクノミュージックに慣れていない方は、ぜひチェックしてみてください。
Good LoveHannah Laing feat. RoRo30位

2020年代のハウスシーンを牽引する一曲として数えられるであろう『Good Love』は、ビートポートで1位となったEP「Get Busy on Trick」に続く、ハンナ・ラングさんとRoRoさんがWUGD/Polydorからリリースした作品です。
スコットランドのDJであるHannahさんの技巧的で洗練されたプロダクションスキルと、バルバドス出身のRoRoさんのエネルギッシュなボーカルが見事に融合しています。
新鮮味のあるテクノポップのスタイルが特徴で、BBCのラジオ1、6 Music、1Xtraなどでサポートを受けるなど、国内外で注目を集めています。
RoRoさんの魅力的な歌声とハンナ・ラングさんのサウンドメイキングが融合したこのトラックは、ハウスミュージックの新たな地平を開拓していると言えるでしょう。
ハウス・テクノの人気曲ランキング(31〜40)
Giving MeJazzy31位

ハウスミュージックシーンに新たな震撼を与えたアイルランド出身のDJ兼シンガーソングライター、ジャジーさんのデビューシングル『Giving Me』。
2023年の3月にリリースされたこちらの楽曲はイギリスのチャートで大ヒットを記録、2023年のイギリスの音楽シーンを代表する曲の1つとなりました。
リリックは挑戦と復活をテーマにしており、生き生きとしたクラブシーンが目に浮かぶような手拍子とJazzyさんによる歌唱とリフレインするメロディが特徴です。
また、Spotifyで月間120万以上のリスナーを獲得し、イギリスのチャートでもプラチナに輝くなど、彼女の人気は止まることを知りません。
新たなアイリッシュハウスミュージックを感じさせるこの1曲は、今夜のクラブでの選曲に間違いなく加えたい逸品です。
Pump Up The VolumeM/A/R/R/S32位

1987年にリリースされた、ColourboxとA.R. Kaneによる彼らの曲を代表する宇宙的な雰囲気のただようイギリス産アーリーハウスです。
この曲も空前のヒットを記録し、ハウスミュージックを語る上で外せない歴史的名曲です。
アッパーだけどどこかダビー、ちなみにこの曲はダンサーのバトルやショウケースのBGMとしても人気が高いです。
そう、この曲はオールドスクールヒップホップとダンスミュージックのクロスオーバーなのです。
美術館で会った人だろP-MODEL33位

常人であれば、こんなタイトルは到底思いつきませんよね。
1979年に結成、いわゆる「テクノ御三家」の一角を占め、2020年代の今もボーカルとギターを担当する平沢進さんの1人ユニット「核P-MODEL」として活動するP-MODEL。
人気作品「けいおん!」のメインの登場人物の名字や、バンドとして受け持っているパートの元ネタがP-MODELのメンバーであるなど、音楽のみならずさまざまなカルチャーに影響を与えている存在です。
そんなP-MODELのメジャー・デビュー・シングル『美術館で会った人だろ』は、冒頭で触れたように平沢さんの才気を感じさせる謎めいた歌詞と、テクノポップらしいピコピコした電子音、踊れるリズム、そっけないようでいてパンク・バンドに匹敵する暴走寸前のパワーが融合して、世界に誇れる日本のニューウェーブを代表する傑作となっています。
文脈としてのテクノポップの名曲でありつつ、同時代的なポスト・パンクやニューウェーブを象徴する先鋭的な楽曲と呼ぶこともできそうですね。
Cosmic TreatPerfume34位

アルバム『ネビュラロマンス 前篇』に収録された1曲です。
本作はテレビアニメ『BEYBLADE X』のエンディングテーマに起用。
宇宙という壮大なテーマを、きらびやかなシンセと弾むようなビートで表現したエレクトロポップです。
歌詞で描かれる無重力の世界は、聴く者を非日常へと誘う浮遊感に満ちています。
空想にふけりたいときにぴったりのナンバーではないでしょうか。
Human factory-電造人間-Perfume35位

ダーク・ミステリアスな世界観が展開される異色作が2025年2月にリリースされました。
Perfumeの原点である四つ打ちリズムに、壮大なシンセサイザーと低音のシンセベースが融合した独特のサウンドが印象的です。
人工知能やロボットといった近未来的なテーマを通して、現代社会における人々の無意識的な生活や、システムに組み込まれた存在としての人間という深いメッセージが込められています。
映画『ショウタイムセブン』の主題歌としても起用され、劇中の世界観を音楽の側面から見事に表現しています。
機械的なエフェクトを効果的に用いたボーカルワークと相まって、SF映画のサウンドトラックのような雰囲気を醸し出す本作は、静かな夜のドライブや、未来を想像したい時におすすめの1曲です。





