ハウス・テクノの人気曲ランキング
四つ打ちのビートが生み出す陶酔的な世界。
アメリカのDJローランドさんやジェフ・ミルズさん、イギリスのオービタル、そして日本が誇るケン・イシイさんなど、世界各国のアーティストたちが奏でるハウス&テクノの魅力は尽きません。
シンセサイザーの響きとダンサブルなリズムが織りなす音の宇宙は、今もなお多くの人々の心を熱く揺さぶり続けています。
みなさまから寄せられた熱い支持をもとに、心震える名曲の数々をご紹介します。
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ハウス・テクノの人気曲ランキング(21〜40)
Human factory-電造人間-Perfume31位

ダーク・ミステリアスな世界観が展開される異色作が2025年2月にリリースされました。
Perfumeの原点である四つ打ちリズムに、壮大なシンセサイザーと低音のシンセベースが融合した独特のサウンドが印象的です。
人工知能やロボットといった近未来的なテーマを通して、現代社会における人々の無意識的な生活や、システムに組み込まれた存在としての人間という深いメッセージが込められています。
映画『ショウタイムセブン』の主題歌としても起用され、劇中の世界観を音楽の側面から見事に表現しています。
機械的なエフェクトを効果的に用いたボーカルワークと相まって、SF映画のサウンドトラックのような雰囲気を醸し出す本作は、静かな夜のドライブや、未来を想像したい時におすすめの1曲です。
SpastikPlastikman32位

「約8分間、TR-808のパーカッションだけが鳴り続ける曲」と聞くと、一体どんな曲を想像しますか?
『Spastik』は1993年にイギリスのDJ、プラスティックマンがリリースした楽曲です。
この曲はパーカッションのリズム展開だけで成り立っており、ひたすら連打されるスネアや、さりげなく訪れる上昇、下降の波にトランスにおちいりそうになる1曲です。
その画期的なアイデアと、楽曲の完成度の高さから、テクノ界のクラシックとされています。
パソコンやスマートフォンで聴くのもいいですが、実際に大音量でスピーカーから流すとより楽曲の良さを体感できると言われています。
Lay LowTiësto33位

オランダ出身の音楽の魔術師、ティエストさんが2023年に届けた『Lay Low』は、冒頭からクラブシーンを席巻するような起伏に富んだビートと、厳選されたシンセサウンドで耳を奪います。
たった2分33秒の尺ながらも、それはまるで夏の陽射しを浴びながらの解放感を実際に体験しているかのよう。
ティエストさんの持ち味であるダイナミックな音響空間を装備し、アップテンポながらもどこか心地良いリラクゼーションを促す魅力的なトラックに仕上がっています。
ハウスミュージックの枠組みを柔軟に超えたサウンドメイクが、この1曲で堪能できるんですよ。
Sports Men細野晴臣34位

日本のポピュラー音楽史の発展に多大なる貢献を果たし、絶大なリスペクトを受け続ける偉大なアーティスト、細野晴臣さん。
細野さんが世に与えた影響をここで語ることは不可能ですが、テクノポップをテーマとした記事で今回取り上げる楽曲は、YMOが全盛期を迎えていた1982年にリリースされたソロ名義のアルバム『フィルハーモニー』に収録されている『スポーツマン』です。
軽快なビートとキラキラした電子音、ジェントルな歌声とメロディ、細野さんのポップ・センスが炸裂したような、どこか切ないメロディが心地いいキャッチーなナンバー!
近年、完全にアレンジを変えた形でライブ演奏されていたことも記憶に新しいですよね。
細野さんの卓越したソングライティング・センスがあるからこそ、どのようなアレンジでも耐えうる素晴らしい名曲となったのだ、と言えましょう。
High Energy ProtonsJUNO REACTOR35位

定義があいまいなことで知られているダークサイケですが、それゆえにさまざまな曲調を味わえるという側面もあります。
こちらの『High Energy Protons』は「ダークな雰囲気」「興奮」「疾走感」の3つを一度に味わえるダークサイケです。
ダークな曲調ではあるものの、全体的にキレのあるリズムにまとめられているため、暗いだけではなく気持ちよさもかねそなえています。
グルーヴを重視する方にオススメの1曲です。
ジェニーはご機嫌ななめジューシィ・フルーツ36位
80年代のヒット曲自体がそうであるように、テクノ歌謡の名曲はとにかく曲のタイトルのキャッチーさが抜群ですよね。
こちらの『ジェニーはご機嫌ななめ』も、多くの人が一度は耳にしたことがあるヒット曲ですし、一発で覚えてしまうタイトルを目にしたことくらいはあるでしょう。
1979年に結成された近田春夫さんによる「近田春夫&BEEF」が発展的な解消後に、新たに結成されたジューシィ・フルーツが1980年にリリースしたデビュー曲です。
なんといっても、日本のガールズ・ロックバンドの草分け的な存在である「ガールズ」でギターを担当していた奥野敦子さんによる最高にチャーミングかつ強烈なファルセットで歌われるメロディのインパクトたるや!
繰り返されるチープな電子音はいかにも80年代初頭のテクノポップという雰囲気ですが、ジューシィ・フルーツはあくまでロック・バンドという立ち位置であったからこそ、奥野さん自身によるロックなギター・ソロなども盛り込まれるなど、全体的にはギター主体のサウンドであり、むしろロックとテクノの融合的なテクノ歌謡と言えるかもしれませんね。