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【初心者向け】日本のテクノの名盤。一度は聴きたい代表的なアルバムまとめ

【初心者向け】日本のテクノの名盤。一度は聴きたい代表的なアルバムまとめ
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【初心者向け】日本のテクノの名盤。一度は聴きたい代表的なアルバムまとめ

クラブミュージックの代表格として、時代を超えて愛され続けているテクノミュージック。

80年代後半から90年代にかけて、日本でも独自の進化を遂げ、世界が注目する音楽シーンを築き上げてきました。

東京を中心に広がったテクノカルチャーは、クラブやレイブパーティーを通じて若者たちの心を掴み、やがて独自の音楽性と世界観を持つ日本発のテクノサウンドを生み出していきました。

本記事では、日本のテクノシーンを彩った歴史的な名盤の数々をご紹介します。

時代を切り開いた革新的なサウンドの数々を、ぜひご体感ください。

【初心者向け】日本のテクノの名盤。一度は聴きたい代表的なアルバムまとめ(1〜10)

Jelly Tones

EXTRAKen Ishii

Ken Ishii ‘Extra’ – Music Video (HD)
EXTRAKen Ishii

『AKIRA』の森本晃司さんが監督したMVでも知られる、Ken Ishiiさんの金字塔的アルバム『Jelly Tones』。

この作品に衝撃を受け、テクノの世界に足を踏み入れた方も多いはずです!

デトロイト・テクノ直系のソリッドなビートと、浮遊感あふれる美しいメロディーの対比は、まさに圧巻の一言。

このアルバムの魅力を最大限に楽しむポイントは、音の質感に注目して聴くこと!

ヘッドホンを使えば、緻密に作り込まれたサウンドの粒立ちや空間的な広がりがより際立ち、Ken Ishiiさんが描く未来的でクールな世界観にどっぷりと浸れます。

時代を超えて輝き続ける名盤の心地よいグルーヴを、ぜひ体感してみてくださいね!

Unrest

onレイ・ハラカミ

日本のエレクトロニカを代表するレイ・ハラカミさんの1stアルバム。

温かく柔らかな電子音なのに、「不安」というタイトル……この絶妙なギャップに心を掴まれる名盤です!

シンプルな機材から生まれたとは思えない、きらめく音の粒が浮遊感のあるビートの上で舞うように重なるのがこの作品の特徴。

心地よさの中に、ふと胸をかすめる切なさが同居する世界観にいつの間にか引き込まれます。

一見、静かに聴こえますが、実は音の響きや余韻をじっくり味わうのがとっても重要!

まずは部屋の明かりを落として、音の宇宙に身を委ねてみましょう。

A

Shangri-La電気グルーヴ

電気グルーヴにとって最大のヒット作となったアルバム『A』。

1990年代を代表するテクノの名盤として、幅広い層から親しまれている作品です。

CMで大ヒットした「Shangri-La」をきっかけに、彼らの音楽に触れた方も多いのではないでしょうか?

テクノのイメージを心地よく裏切る温かいサウンドと優美なストリングスは、まさに圧巻!

その一方で、アルバムには「ガリガリ君」のような遊び心あふれる曲や、クールで実験的なトラックも満載です。

ポップさとマニアックさが絶妙に同居する、電気グルーヴの世界観を存分に楽しめる1枚でしょう。

Unknown Possibility Vol. 2

Drive#1 (1.2)田中フミヤ

日本のテクノシーンを牽引してきたDJ、田中フミヤさんによる2000年の名盤『Unknown Possibility Vol. 2』。

2枚組・約2時間超という壮大なスケールで、ハードでミニマルなテクノサウンドが楽しめる作品です。

アルバムを貫く機械的で金属質なビートの連続は、まるでリスナーを未知の音響空間へと誘うようですね。

「Drive」と名付けられた楽曲群が示すように、ひたすら続くリズムの波に身を委ねることで、その奥深さを体感できます。

無駄をそぎ落とした音の中からグルーヴを探し出す感覚は、まさに「未知の可能性」を探る旅のようです。

音の粒一つ一つに集中して聴くことで、このアルバムの持つクールな魅力を十分に楽しめるでしょう。

Out Loud

Plush EjectBOOM BOOM SATELLITES

BOOM BOOM SATELLITES 『PUSH EJECT-Full ver.-』
Plush EjectBOOM BOOM SATELLITES

ギタリストの川島道行さんとベーシストの中野雅之さんにより結成されたBoom Boom Satellites。

その名を世界に知らしめたデビューアルバムが『Out Loud』です。

ベルギーの名門レーベルから放たれた本作は、ビッグ・ビートの骨格にロックやジャズを融合させた革新性で「プロディジー以来の衝撃」と絶賛されました。

代表曲「Push Eject」の疾走感は、理屈を超えて本能を直接揺さぶるかのよう!

夜のドライブで聴けば、風景が違って見えるのではないでしょうか?

映画『ダークナイト』にも楽曲が使われるなど、今なお輝きを放つこの音の洪水に、ぜひ一度身を委ねてみてくださいね!

LOVEBEAT

LOVEBEAT砂原良徳

Yoshinori Sunahara「LOVEBEAT」(2001)
LOVEBEAT砂原良徳

電気グルーヴの元メンバーとしても知られる、「まりん」こと砂原良徳さんの代表作『LOVEBEAT』です。

ガラス細工のように繊細で美しい電子音が、心地よい空間を作り出す日本のエレクトロニカ史に輝く名盤。

目を閉じると、静まりかえった都会の夜景を眺めているような、クールでありながらどこか温かい情景が目の前に浮かび上がります。

『LOVEBEAT』というタイトル通り、一見すると無機質なビートの中に、かえって人間らしい「愛の鼓動」が込められているのかもしれませんね。

言葉がなくても、緻密に配置された音の一つ一つが、人の心の機微を豊かに表現しているはず。

静かな部屋でじっくりと、音の世界に身を委ねてみるのもよいかもしれませんね。

EXP

EXPDJ Shufflemaster

日本のテクノシーンが生んだ世界的名盤、DJ Shufflemasterさんの『EXP』。

ベルリンの名門レーベルからリリースされ、今なお伝説として語り継がれる唯一のアルバムです。

テクノと聞くと少しとっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、この作品が持つのは理屈抜きのカッコよさ!

硬質でソリッドなビートが次々と押し寄せ、まるで音の洪水に飲み込まれるような感覚に襲われます。

「EXP」というタイトルには「経験」や「探求」といった意味が込められており、聴くたびに新しい音の表情を発見できるはずです。

テクノミュージックの持つソウルフルな興奮を、この強靭なサウンドでぜひ体感してみてくださいね。

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