「木綿のハンカチーフ」が大ヒットしたシンガーソングライターの太田裕美。
ピアノがうまかった彼女はデビュー初期はフォーク調で、ピアノ弾き語りの曲が多かったようです。
そんな彼女の人気曲をランキングにまとめてみました。
太田裕美の人気曲ランキング【2025】(1〜10)
木綿のハンカチーフ太田裕美1位

都会へ旅立つ男性と故郷に残る女性の、手紙を通じた心の交流が描かれた太田裕美さんの名作ですね。
変わっていく彼と、変わらない愛を願う彼女の想いが、軽やかなメロディに乗って切なく響きます。
物質的な豊かさよりも純粋な心の繋がりを大切にする姿は、多くの方の琴線に触れることでしょう。
1975年12月にシングルとして登場した本作は、翌1976年には広く親しまれ、太田裕美さんは同年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たした記念すべき一曲です!
アルバム『心が風邪をひいた日』にも収められたこの歌は、歌詞の物語に深く共感される方や、甘酸っぱい青春の日々を思い出したい時にぴったりの楽曲と言えましょう。
カラオケで登場人物の心に寄り添って歌えば、きっと感動もひとしおですよ。
九月の雨太田裕美2位

秋の静けさに包まれた情景を思わせるこの曲。
聴く人の心に秋の雨が降り注ぐような、やさしさと切なさが織りなす名曲です。
1977年9月に太田裕美さんの9枚目のシングルとしてリリースされ、彼女の代表作の一つとなりました。
同年末のNHK紅白歌合戦でも披露され、多くの人の心をトリコにしました。
秋の夜長に1人で聴くのもよし、大切な人と一緒に聴くのもよし。
あの頃の恋を思い出しながら、しみじみと味わってみてはいかがでしょうか。
懐かしさとともに心が癒やされる、そんなステキな時間を過ごせますよ。
南風 – SOUTH WIND –太田裕美3位

夏の開放的な雰囲気が味わえるのが、太田裕美さんの『南風 – SOUTH WIND -』です。
1980年にリリースされた彼女の17枚目のシングルで、当時のキリンビール「キリンオレンジ」のCMソングに起用されました。
清涼飲料水のCMらしい爽やかなサウンドが、心地よい気分にさせてくれます。
夏が待ちきれない若者目線の歌詞も初々しいんですよね。
ぜひ『南風 – SOUTH WIND -』を聴いて、夏の雰囲気を味わってくださいね!
君と歩いた青春太田裕美4位

フォークソングの黄金期を代表する作品として、多くの人々の心をつかんだ太田裕美さんの楽曲。
伊勢正三さんの作詞作曲の本作は、1977年12月にシングルとしてリリースされ、アルバム『12ページの詩集』にも収録されています。
青春の終わりを迎える寂しさや、大切な人との別れを優しく包み込むような歌詞とメロディが印象的です。
太田裕美さんの透明感のある歌声が、聴く人の心に深く響きます。
青春時代の思い出を振り返りたくなったとき、ぜひ聴いてみてくださいね。
さらばシベリア鉄道太田裕美5位

『木綿のハンカチーフ』などで知られる女性歌手、太田裕美さん。
声が高い印象を持っている方も多いため、彼女の楽曲は難しいと思い込んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこでオススメしたいのが、こちらの『さらばシベリア鉄道』。
本作は非常に渋いメロディーにまとまっており、音域もかなり狭く設定されています。
昭和歌謡のエッセンスが強い作品なので、ボーカルラインの起伏もゆるやかにまとまっているのも、歌いやすい点と言えるでしょう。
パパとあなたの影ぼうし太田裕美6位

NHK『みんなのうた』の曲です。
作詞・作曲はこんのひとみさん。
こちらの曲はとても率直な歌詞で、子供に大事なものを伝えています。
なにより力強く生き抜くことの必死さは、忘れてはいけませんね。
妹太田裕美7位

1975年にリリースされた、太田裕美さんのオリジナルアルバム『短編集』の8曲目。
妹を思う姉の気持ちが描かれているこの曲。
自分の恋は終わったしまったけれど、妹には幸福をつかんでほしいという内容の歌詞には、妹へのエールとともに、ところどころに姉自身の後悔がにじんでいる気がします。