太田裕美の人気曲ランキング【2025】
「木綿のハンカチーフ」が大ヒットしたシンガーソングライターの太田裕美。
ピアノがうまかった彼女はデビュー初期はフォーク調で、ピアノ弾き語りの曲が多かったようです。
そんな彼女の人気曲をランキングにまとめてみました。
太田裕美の人気曲ランキング【2025】(1〜10)
満月の夜 君んちへ行ったよ太田裕美8位

ファンキーな曲調に思わず体が揺れてしまいます。
『木綿のハンカチーフ』を歌ったことでも知られている歌手、太田裕美さんの楽曲で、1983年にシングルリリースされました。
エレクトリックでラテン的で、独特なサウンドアレンジに太田さんの楽しげな歌声が映えています。
そしてこの意味深な歌詞です……この主人公は「君」とどういう関係なのでしょうか。
その不思議なストーリー性に引き込まれる、アバンギャルドな満月ソングです。
たんぽぽ太田裕美9位
繊細な恋心を独特の視点で捉えた名作です。
控えめながら純粋に恋する少女の心情が、道端に咲くたんぽぽのイメージと重ねられ、誰もが経験する切ない思いを優しく歌い上げています。
松本隆さんの詩的な歌詞と筒美京平さんのメロディが見事に調和し、太田裕美さんの清らかな歌声がその世界観を完璧に表現しています。
1975年4月に発売された本作は、後にアルバム『短編集』にも収録され、人気を博しました。
ひとりぼっちで寂しい心を抱えながらも、前を向いて咲き続けるたんぽぽのように、強く生きようとする人の心に寄り添う楽曲です。
片思いの切なさや恋する気持ちに共感したい方にオススメです。
妹太田裕美10位

1975年にリリースされた、太田裕美さんのオリジナルアルバム『短編集』の8曲目。
妹を思う姉の気持ちが描かれているこの曲。
自分の恋は終わったしまったけれど、妹には幸福をつかんでほしいという内容の歌詞には、妹へのエールとともに、ところどころに姉自身の後悔がにじんでいる気がします。
太田裕美の人気曲ランキング【2025】(11〜20)
水曜日の約束太田裕美11位

1975年に「木綿のハンカチーフ」が大ヒットする前のシングル曲「夕焼け」のB面曲で、恋人と水曜日にデートの映画を見る約束をしたけど、スッポかされるのが、わかっていて待ち続ける失恋曲です。
この時代はこういう女性が健気でいじらしいと思われていたんですね。
今の時代では・・不気味がられるだけかもしれません。
雨だれ太田裕美12位

太田裕美のデビューシングルとして1974年に発売されました。
歌手デビュー当時のキャッチフレーズは「まごころ弾き語り」で、太田自身のピアノによる弾き語りの曲になっています。
この曲のヒットにより、1975年の第17回日本レコード大賞新人賞を始め、同年数々の新人賞を受賞しました。
HAPPY BIRTHDAY TO ME太田裕美13位

都会での孤独な生活を切なく描いた太田裕美さんの楽曲。
シングル『さらばシベリア鉄道』のB面曲として1980年11月にリリースされ、時代を感じさせる歌詞が印象的です。
5度目の誕生日を自分自身で祝う様子や、自分へのプレゼントを買う場面など、都会での生活に疲れた心情が伝わってきますよね。
フォーク調の優しいメロディーと太田裕美さんの柔らかな歌声が、都会で奮闘する人々の心に寄り添う一曲となっています。
一人暮らしを始めたばかりの方や、都会での生活に慣れない方に聴いてほしい、心温まるバースデーソングです。
やさしい街太田裕美14位

1979年にシングル『ガラスの世代』のB面として収録された本作は、太田裕美さん自身が作曲を手がけた作品です。
賑やかなお餅をつく音が響く、月島という下町の師走の情景が丁寧に描かれています。
こたつでひとり過ごす時間、隣のおばあちゃんとの交流、年賀状を出しに郵便局へ向かう日常……そうした何気ない冬の風景の中に、主人公の淡い寂しさが静かに織り込まれているんです。
年末年始にお餅を食べながら聴いてみてはいかがでしょうか。






