RAG Musicartist
素敵なアーティスト
search

【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介

【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介
最終更新:

【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介

時代をこえて人々の心に深く寄り添い続ける日本の音楽界の至宝、中島みゆきさん。

繊細な歌声と鋭い洞察力で紡ぎ出される名曲の数々は、私たちの人生のさまざまな場面に寄り添い、励まし、慰めてくれます。

失恋の痛み、かなわぬ恋の切なさ、そして明日への希望……本記事では、私たちが人生のなかで抱くあらゆる感情を丁寧に歌い上げ、聴く人の心に確かな足跡を残す珠玉の楽曲の数々をご紹介します。

あなたの心に響く名曲が、きっと見つかるはずです。

【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介(1〜10)

ピエロ中島みゆき

哀愁を帯びたワルツの調べが、心の奥深くに染み渡る中島みゆきさんの名作です。

1979年9月に発売されたシングル『りばいばる』に収められた本作。

忘れられない恋の記憶に縛られ、お酒で心を紛らわす主人公の姿が描かれています。

本当の悲しみを隠して気丈に振る舞う様子は、まるで孤独な道化のようにも感じられますね。

この楽曲は俳優の根津甚八さんへの提供曲としても知られ、研ナオコさんなどにもカバーされています。

過去の思い出から一歩踏み出せない夜に、独りの心へ静かに寄り添ってくれる1曲です。

中島みゆき

しんしんと降る雪の情景に、祈りにも似た深い思いを重ねる名曲です。

中島みゆきさんが1981年3月に発表したアルバム『臨月』に収められたこの楽曲は、亡き父へささげられた鎮魂歌ともいえる作品。

「妊娠36週以降の心の揺れと覚悟」というアルバム全体の重厚なテーマを象徴する1曲でもあり、喪失感やつぐないの念が、彼女の深く静かな歌声からひしひしと伝わってきます。

どうしようもない哀しみを抱え、独り静かに心を整理したい夜に聴くと、いてついた感情が涙とともにゆっくりと溶けていくような、不思議な感覚を味わえるでしょう。

慕情中島みゆき

人生の黄昏時、後回しにしてきた愛おしい人への尽きせぬ思いを歌い上げた壮大なバラードです。

2017年8月にシングルとして登場した本作は、倉本聰さん脚本のドラマ『やすらぎの郷』の主題歌として書き下ろされました。

中島みゆきさんが強い責任感のもと、夜会の公演中に締め切りを延期しながら完成させたというエピソードも印象的です。

人生を振り返るなかで湧き上がる後悔と、それでもなお残る温かい愛情が、聴く人の心を深く打つ本作。

忙しい日々を忘れ、静かな夜にそっと自分と向き合いたいときにピッタリの1曲です。

帰れない者たちへ中島みゆき

帰りたくても帰れない、そんな後戻りできない場所に立つ人々の心に寄り添う作品です。

中島みゆきさんの39枚目のシングルとして2006年2月に世に出たこの楽曲は、ドラマ『松本清張 けものみち』の主題歌として物語に深い陰影を与えました。

夢を追う代償に大切なものを手放した人々の、言いようのない孤独や胸の痛みが、哀愁を帯びた歌声でつづられていますよね。

人生の選択に迷い、孤独を感じる夜に聴くと、心がそっと温まるかもしれませんね。

中島みゆき

雨 中島みゆき 【cover】
雨中島みゆき

やるせない別れの情景が胸にせまる、中島みゆきさんを代表する失恋歌です。

元々は1978年11月に小柳ルミ子さんへの提供曲として作られた作品で、小柳さんはこの歌で同年のNHK紅白歌合戦にも出場を果たしました。

翌年、中島さん自身がフォーク調にアレンジし直し、初のセルフカバー集であるアルバム『おかえりなさい』に収録しています。

恋人に裏切られた深い絶望と、冷たい雨に打たれるような孤独感が、静かで美しい旋律にのせて歌われています。

癒えない心の傷に静かに寄り添ってほしいとき、その痛みにじっと耳を傾けたくなる作品ではないでしょうか?

with中島みゆき

誰かとともに歩むことの温かさを描いた、珠玉のバラードです。

1990年8月に発売された、中島みゆきさんの25枚目のシングルで、アルバム『夜を往け』にも収録されています。

言葉が通じない砂漠を旅するような孤独感を抱えた主人公が、大切な存在とともに歩む決意をするまでの心の機微が、優しいメロディにのせて歌われています。

人生の新たな門出に立つ人の背中をそっと押してくれるような本作。

聴くたびに、人とのつながりの尊さを改めて感じさせてくれるようですよね。

瞬きもせず中島みゆき

人生の決意を歌う名曲といえば、これ!

1998年10月に発売された、中島みゆきさんの36枚目のシングルです。

山田洋次監督の映画『学校III』の主題歌に起用され、物語に深い感動を与えました。

ドラマチックなバンドサウンドにのせて描かれるのは、人生の岐路に立ち、覚悟を決めて未来を見据える強い意志。

一瞬たりとも目を離さず、大切な瞬間を心に刻もうとするその姿は、痛々しいほどに切実で、胸がきゅっと締め付けられます。

迷いを振り切り、ただひたすらに前だけを見つめる主人公に、そっと背中を押されているようにも感じられますね。

何かを始めようとするとき、心強い味方になってくれる1曲です。

続きを読む
続きを読む