【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介
時代をこえて人々の心に深く寄り添い続ける日本の音楽界の至宝、中島みゆきさん。
繊細な歌声と鋭い洞察力で紡ぎ出される名曲の数々は、私たちの人生のさまざまな場面に寄り添い、励まし、慰めてくれます。
失恋の痛み、かなわぬ恋の切なさ、そして明日への希望……本記事では、私たちが人生のなかで抱くあらゆる感情を丁寧に歌い上げ、聴く人の心に確かな足跡を残す珠玉の楽曲の数々をご紹介します。
あなたの心に響く名曲が、きっと見つかるはずです。
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【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介(11〜20)
やさしい女中島みゆき

1982年4月発売のシングル『誘惑』に収録された、中島みゆきさんの珠玉のバラードです。
この楽曲で描かれるのは、優しさという仮面をつけ、孤独を恐れながらも気丈に振る舞う女性の姿。
ピアノを主体としたもの悲しいメロディが、内に秘めた切ない本音と重なり、胸に深く染み渡ります。
本作は後に柏原芳恵さんもカバーしました。
まわりに合わせてつい強がってしまう夜に聴くと、心の鎧をそっと外してもらえるような感覚を味わえるでしょう。
仮面中島みゆき

1988年2月に発売された22枚目のシングルで、作曲は甲斐バンドの甲斐よしひろさんが担当しました。
後に甲斐さん自身もセルフカバーしています。
中島みゆきさんが描く、人のうわべや偽りを鋭く暴き出す詩の世界観と、甲斐さんの攻撃的なロックサウンドが一体となり、独特の緊張感が生まれています。
この楽曲はアルバム『中島みゆき』にも収録。
いつわりだらけの人間関係にうんざりしたときや、自分のなかにある本音と向き合いたいときに聴くと、その痛烈なメッセージにハッとさせられますよね。
恩知らず中島みゆき

一見すると突き放すような題名ながら、実は無償の愛を歌った中島みゆきさんのバラードです。
2012年10月に43枚目のシングルとして登場し、ドラマ『東京全力少女』の主題歌として物語を彩りました。
相手のまっすぐで少し迷惑な行動も、大きな愛情で包み込むような視線が感じられますよね。
ピアノとストリングスが中心のシンプルなサウンドが、かえって歌詞の切なさと温かさを際立たせています。
見返りを求めず誰かを思う気持ちの尊さに、思わず胸が熱くなる1曲です。
慟哭中島みゆき

1993年放映のテレビドラマ『あの日に帰りたい』の主題歌に起用された1曲。
菊池桃子さんとともにドラマ出演していた工藤静香さんが歌ったことでも知られています。
中島みゆきさんの作詞ですが、作曲は後藤次利さん。
好きな人に恋人ができ、それをいち早く告げられた女性の失恋ソングです。
良い友達という言葉が、恋愛においては一番残酷である。
そんなことを思わせる楽曲です。
あした天気になれ中島みゆき

つい物事を悲観的に考えてしまう、そんな癖に心当たりがある人に優しく寄り添う中島みゆきさんの楽曲です。
1981年3月に発売された10枚目のシングルで、名盤『臨月』からのシングルカット。
雨が好きだと言いながら、明日が晴れることを願う歌詞には、不安な気持ちを抱えながらも、ささやかな希望を手放したくないと願う健気な姿が浮かびます。
落ち込んだ日に聴くと、無理に励ますのではなく、静かに心を温めてくれるような、そんな魅力にあふれた1曲です。
誘惑中島みゆき

理性のブレーキが効かなくなりそうな、危うい恋心を描いた作品です。
1982年4月に発売された中島みゆきさんの12枚目のシングルで、オリコン週間チャート最高2位を記録しました。
この楽曲は、許されないと知りつつも募る思いと、それを必死に抑え込もうとする理性のせめぎ合いを、緊張感のあるメロディで歌い上げています。
本作は名盤『中島みゆき THE BEST』に初収録されました。
禁じられた恋に悩み、どうしようもない気持ちを抱えているときに聴くと、その苦しみにそっと寄り添ってくれるようです。
【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介(21〜30)
わかれのうた中島みゆき

去りゆく相手をただ見送るしかない、そんなやるせない別れの場面を歌った、中島みゆきさんの楽曲です。
本作で描かれるのは、相手への未練や優しさを残しながらも、どうすることもできない孤独を受け入れる主人公の姿。
長い年月を共にしたからこその複雑な感情は、離婚という大きな転機を経験した方の心に深く響くはず!
この楽曲は1977年9月に発売され、中島みゆきさんにとって初のオリコン1位を獲得。
ドラマ『特捜最前線』でBGMとして使われたことでも知られています。
アルバム『愛していると云ってくれ』でも聴けますよ。
どうしようもない寂しさに押しつぶされそうな夜、この曲を聴けば、自分の気持ちを肯定してもらえるような気がしませんか?





