【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介
時代をこえて人々の心に深く寄り添い続ける日本の音楽界の至宝、中島みゆきさん。
繊細な歌声と鋭い洞察力で紡ぎ出される名曲の数々は、私たちの人生のさまざまな場面に寄り添い、励まし、慰めてくれます。
失恋の痛み、かなわぬ恋の切なさ、そして明日への希望……本記事では、私たちが人生のなかで抱くあらゆる感情を丁寧に歌い上げ、聴く人の心に確かな足跡を残す珠玉の楽曲の数々をご紹介します。
あなたの心に響く名曲が、きっと見つかるはずです。
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【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介(1〜10)
命の別名中島みゆき

1998年に放映されたテレビドラマ『聖者の行進』の主題歌で、障害を持ちながらも社会のなかで懸命に生きていく若者達の姿を描いた作品に華を添えました。
歌詞を見ると、孤独で自分存在価値というものに悩む若者の心の叫びを歌っているようにも感じられます。
本当に尊ばれるべき人間とは何か、それは地位や名誉などではなく心の在りようで決められるべきのではないか。
そんな人間の尊厳を誇り高く歌い上げた曲です。
瞬きもせず中島みゆき

人生の決意を歌う名曲といえば、これ!
1998年10月に発売された、中島みゆきさんの36枚目のシングルです。
山田洋次監督の映画『学校III』の主題歌に起用され、物語に深い感動を与えました。
ドラマチックなバンドサウンドにのせて描かれるのは、人生の岐路に立ち、覚悟を決めて未来を見据える強い意志。
一瞬たりとも目を離さず、大切な瞬間を心に刻もうとするその姿は、痛々しいほどに切実で、胸がきゅっと締め付けられます。
迷いを振り切り、ただひたすらに前だけを見つめる主人公に、そっと背中を押されているようにも感じられますね。
何かを始めようとするとき、心強い味方になってくれる1曲です。
命のリレー中島みゆき

壮大な命の連鎖をテーマに、聴く者の心を深く揺さぶる作品です。
この楽曲は、2004年の舞台『夜会』で披露された後、2005年11月発売の名盤『転生 TEN‑SEI』に収録。
さらに、金曜プレステージ新春特別企画『女の一代記「向井千秋~夢を宇宙に追いかけた人~」』の主題歌としても起用されました。
一代では成し遂げられない願いも、次の世代へとバトンのようにつないでいく。
そんな優しくも厳しゅくなメッセージに、胸が熱くなりますよね。
人生の岐路に立ったとき、そっと背中を押してくれるような深みのある名作です。
【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介(11〜20)
かなしみ笑い中島みゆき

中島みゆきさんといえば、人間の弱さを描いたリアルなリリックが印象的ですよね。
『かなしみ笑い』はそんな中島みゆきさんの観察力が光る名曲です。
悪い男に良いように利用され、お酒や遊びでまぎらわすというダメな女性の姿が描かれています。
退廃的な雰囲気が心にぐっとくる、哀愁ただよう1曲です。
銀の龍の背に乗って中島みゆき

まるで自分へのエールにも聴こえる中島みゆきさんの代表作の一つ。
ドラマ『Dr.コトー診療所』の主題歌として制作されました。
心地よいメロディと強い意思が感じられる歌詞に「私も頑張れる!」と勇気をもらった方も多いのではないでしょうか。
ひとり上手中島みゆき

『ひとり上手』は、1980年にリリースされた優しいメロディが特徴のバラード。
切なくもどこか聴いていると安心する不思議な曲調は、中島みゆきさんでしか表現できない世界観をつくりだしています。
実際にカラオケなどで歌う際には、明るさと暗さの中間のような本作のイメージを意識して歌うと、彼女らしい雰囲気が出せるはず。
カラオケの流れで、明るい曲と暗い曲のどちらを入れようか迷うような時にも、この曲はうまくハマりそうですよ!
あのさよならにさよならを中島みゆき

中島みゆきさん自らが手掛けた、静ひつな輝きを放つバラード。
2006年7月に華原朋美さんへ提供された作品です。
大切な人との別れをただ嘆くのではなく、その悲しみに満ちた過去に別れを告げ、未来へと歩き出す主人公の姿が描かれています。
ピアノと弦楽器が寄り添う穏やかな旋律が、その決意を優しく後押ししているようですね。
同年、中島みゆきさん自身もアルバム『ララバイSINGER』でセルフカバーしています。
人生の岐路に立ち、悲しみを乗り越えたいと願う夜に聴けば、心に確かな光をともしてくれるのではないでしょうか?





