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【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介

時代をこえて人々の心に深く寄り添い続ける日本の音楽界の至宝、中島みゆきさん。

繊細な歌声と鋭い洞察力で紡ぎ出される名曲の数々は、私たちの人生のさまざまな場面に寄り添い、励まし、慰めてくれます。

失恋の痛み、かなわぬ恋の切なさ、そして明日への希望……本記事では、私たちが人生のなかで抱くあらゆる感情を丁寧に歌い上げ、聴く人の心に確かな足跡を残す珠玉の楽曲の数々をご紹介します。

あなたの心に響く名曲が、きっと見つかるはずです。

【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介(1〜10)

命のリレー中島みゆき

命のリレーᐸ’04夜会ヴァージョンᐳ
命のリレー中島みゆき

壮大な命の連鎖をテーマに、聴く者の心を深く揺さぶる作品です。

この楽曲は、2004年の舞台『夜会』で披露された後、2005年11月発売の名盤『転生 TEN‑SEI』に収録。

さらに、金曜プレステージ新春特別企画『女の一代記「向井千秋~夢を宇宙に追いかけた人~」』の主題歌としても起用されました。

一代では成し遂げられない願いも、次の世代へとバトンのようにつないでいく。

そんな優しくも厳しゅくなメッセージに、胸が熱くなりますよね。

人生の岐路に立ったとき、そっと背中を押してくれるような深みのある名作です。

あした天気になれ中島みゆき

つい物事を悲観的に考えてしまう、そんな癖に心当たりがある人に優しく寄り添う中島みゆきさんの楽曲です。

1981年3月に発売された10枚目のシングルで、名盤『臨月』からのシングルカット。

雨が好きだと言いながら、明日が晴れることを願う歌詞には、不安な気持ちを抱えながらも、ささやかな希望を手放したくないと願う健気な姿が浮かびます。

落ち込んだ日に聴くと、無理に励ますのではなく、静かに心を温めてくれるような、そんな魅力にあふれた1曲です。

恩知らず中島みゆき

中島みゆき「恩知らず」ミュージックビデオ(Short ver.) [公式]
恩知らず中島みゆき

一見すると突き放すような題名ながら、実は無償の愛を歌った中島みゆきさんのバラードです。

2012年10月に43枚目のシングルとして登場し、ドラマ『東京全力少女』の主題歌として物語を彩りました。

相手のまっすぐで少し迷惑な行動も、大きな愛情で包み込むような視線が感じられますよね。

ピアノとストリングスが中心のシンプルなサウンドが、かえって歌詞の切なさと温かさを際立たせています。

見返りを求めず誰かを思う気持ちの尊さに、思わず胸が熱くなる1曲です。

【中島みゆきさんの名曲】時代を彩った珠玉の名作を一挙紹介(11〜20)

やさしい女中島みゆき

1982年4月発売のシングル『誘惑』に収録された、中島みゆきさんの珠玉のバラードです。

この楽曲で描かれるのは、優しさという仮面をつけ、孤独を恐れながらも気丈に振る舞う女性の姿。

ピアノを主体としたもの悲しいメロディが、内に秘めた切ない本音と重なり、胸に深く染み渡ります。

本作は後に柏原芳恵さんもカバーしました。

まわりに合わせてつい強がってしまう夜に聴くと、心の鎧をそっと外してもらえるような感覚を味わえるでしょう。

誘惑中島みゆき

理性のブレーキが効かなくなりそうな、危うい恋心を描いた作品です。

1982年4月に発売された中島みゆきさんの12枚目のシングルで、オリコン週間チャート最高2位を記録しました。

この楽曲は、許されないと知りつつも募る思いと、それを必死に抑え込もうとする理性のせめぎ合いを、緊張感のあるメロディで歌い上げています。

本作は名盤『中島みゆき THE BEST』に初収録されました。

禁じられた恋に悩み、どうしようもない気持ちを抱えているときに聴くと、その苦しみにそっと寄り添ってくれるようです。

かなしみ笑い中島みゆき

中島みゆきさんといえば、人間の弱さを描いたリアルなリリックが印象的ですよね。

『かなしみ笑い』はそんな中島みゆきさんの観察力が光る名曲です。

悪い男に良いように利用され、お酒や遊びでまぎらわすというダメな女性の姿が描かれています。

退廃的な雰囲気が心にぐっとくる、哀愁ただよう1曲です。

あのさよならにさよならを中島みゆき

中島みゆきさん自らが手掛けた、静ひつな輝きを放つバラード。

2006年7月に華原朋美さんへ提供された作品です。

大切な人との別れをただ嘆くのではなく、その悲しみに満ちた過去に別れを告げ、未来へと歩き出す主人公の姿が描かれています。

ピアノと弦楽器が寄り添う穏やかな旋律が、その決意を優しく後押ししているようですね。

同年、中島みゆきさん自身もアルバム『ララバイSINGER』でセルフカバーしています。

人生の岐路に立ち、悲しみを乗り越えたいと願う夜に聴けば、心に確かな光をともしてくれるのではないでしょうか?