ダウンタウンが歌う曲。ソロやユニットでリリースされた名曲
日本のテレビ史に大きな足跡を残し、今なお多くのファンを魅了し続けているダウンタウンの浜田雅功さんと松本人志さん。
お笑い芸人としてのイメージが強い2人ですが、実は音楽活動も展開していたことをご存じでしょうか?
ユーモアあふれる歌詞の曲や心温まる歌詞の曲など、彼らの楽曲はさまざまな魅力にあふれています。
この記事では、ダウンタウン名義の曲とおふたりそれぞれのソロ楽曲のほか、彼らが参加しているユニットの楽曲も紹介していきます。
ダウンタウンが歌う曲。ソロやユニットでリリースされた名曲(1〜10)
少年NEW!GEISHA GIRLS

坂本龍一さんが作曲を手がけたこちらは、GEISHA GIRLS名義でリリースされたノスタルジックなナンバーです。
1995年5月に2枚目のシングルとして公開されたこの楽曲は、同日発売のアルバム『THE GEISHA GIRLS SHOW – 炎の おっさんアワー』にも収録されています。
郷愁を誘う落ち着いたメロディに乗せてダウンタウンのおふたりが歌うのは、二度と戻らない少年時代の夏の記憶。
その切ない世界観は、普段のコミカルなイメージとのギャップも相まって、聴く人の心を強く揺さぶります。
過ぎ去った日々に思いを巡らせたい、そんなセンチメンタルな気分の時にピッタリな1曲でしょう。
WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメントNEW!H Jungle with T

お笑い界の大御所、ダウンタウンの浜田雅功さんと音楽プロデューサーの小室哲哉さんによる音楽ユニット、H Jungle with t。
1995年2月に発売された彼らのデビューシングルは大ヒットを遂げ、社会現象にもなりました。
本作はただ過ぎていく日常に疑問を感じ、何かを変えたいと願う人々の心に火を灯す応援歌です。
現状に甘んじるのではなく、自ら行動を起こしてムーブメントを作ろうという力強いメッセージが胸に響きますよね。
仕事や日常に疲れた時、仲間と明日への活力を得たい時に聴きたいエネルギッシュな1曲です。
Welcome Down TownNEW!ダウンタウン

キラキラしたシンセサイザーの音色をフィーチャーしたアンサンブルが心地よい、80年代らしいポップチューンです。
本作では、好きな人に会えた喜びと感謝の気持ちがストレートに表現されていますよね。
相手の優しさに素直に感謝し、ただ好きだからという純粋な思いを原動力に行動する。
そんな主人公のひたむきな姿が目に浮かぶようなリリックが魅力的なナンバーです。
この楽曲は1988年11月当時にリリースされたアルバム『GOBU・GOBU』に収録された作品です。
大切な人とのドライブデートのBGMにすれば、お互いの気持ちが高まることまちがいなしの、心温まる1曲ですよ。
メトロNEW!ダウンタウン

テレビで見る陽気な姿とは一味違う、シリアスな一面が光るナンバーです。
ダウンタウンが1991年に公開し、のちにアルバム『万力の国』へ収録された本作は、都会の片隅で生きる人々の心象風景を描いたような1曲。
地下鉄に揺られながら過ぎ去った恋に思いをはせる、そんな日常に潜む切なさと孤独感が、浜田雅功さんと松本人志さんの技巧に頼らないストレートな歌声でつづられます。
何気ない風景が感傷的に映る瞬間を切り取ったリリックは、聴く人の琴線にそっと触れるようですよね。
一人静かに物思いにふけたい夜や、雨の日の通勤中に聴くと、その世界観に深く浸れるのではないでしょうか。
一人になれるかいNEW!ダウンタウン

強がってはいるけれど、本当は誰かにそばにいてほしい。
そんな複雑な男心を歌った1曲ではないでしょうか。
お笑いのイメージが強いダウンタウンのおふたりが歌うことで、コミカルさとは違う、人間味あふれる哀愁が感じられますね。
この楽曲は1989年10月に発売されたシングル『夕陽家族』のカップリングで、その後1991年にアルバム『万力の国』にも収録されました。
どこかブルースっぽさも感じさせる宇崎竜童さん作曲のメロディが、主人公の不器用な優しさを引き立てています。
1人で静かにお酒を飲む夜に本作を聴けば、強がっていた心も少しだけ素直になれるかもしれません。
ラブレターNEW!浜田雅功

放送作家の高須光聖さんがつづった詞に、盟友の奥田民生さんが曲をつけた作品です。
浜田雅功さんのソロ楽曲として、2012年11月に雑誌『SWITCH』の付録という形で世に出ました。
若き日のダウンタウンの姿を思わせる、夢と友情を描いたリリックが印象的なナンバーです。
本作は、緞帳の匂いや舞台裏の物音といったリアルな情景が目に浮かぶようで、目標に向かってがむしゃらだった経験がある方であれば自分と重ねてしまうのではないでしょうか。
旧友と夢を語り合った夜を思い起こさせるストーリーが心に染みる、温かくも少し切ない気持ちにさせてくれるポップロックです。
幸せであれNEW!浜田雅功

しみじみとしたメロディが心に染みる、ダウンタウン浜田雅功さんのソロ2作目となる作品です。
別れてしまった相手の幸せを願う、切なくも深い優しさが歌われていますね。
浜田さんの少し不器用で、でも温かみのある歌声が主人公の真っすぐな思いと重なって、聴いていると思わず胸が熱くなります。
この楽曲は1999年6月、テレビ番組『人気者でいこう!』の企画で発売され、見事オリコン初登場4位を記録しました。
本作は企画アルバム『ラスベガス・ファーストクラスの旅』にも収録されています。
過ぎ去った恋を大切にしている人や、誰かの幸せをそっと願う夜に聴いてほしい、心温まる1曲ですよ。