ハンバート ハンバートの名曲集|夫婦デュオが奏でる素朴なメロディ
温かみあふれる世界観と軽やかなメロディで幅広い層から支持を得ている夫婦デュオ、ハンバートハンバート。
2025年度後期の連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌を担当することでも話題となった彼らの音楽は、素朴ながらも深い人生の機微に触れる歌詞と、夫婦ならではの息の合ったコーラスが魅力です。
この記事では、ハンバート ハンバートの楽曲のなかでも、多くの共感の声が寄せられている名曲を集めました。
ご自身の状況や心境を重ね合わせながら、曲の世界にひたってみてはいかがでしょうか?
ハンバート ハンバートの名曲集|夫婦デュオが奏でる素朴なメロディ(1〜10)
待ち合わせハンバートハンバート

夫婦で活動する音楽デュオ、ハンバート ハンバートの楽曲です。
駅のホームで大切な人を待ちながら、心細さがありつつも、もうすぐ会える期待に胸をふくらませる。
そんな待ち時間さえも愛おしくなるような、ひたむきな思いが歌われています。
この楽曲は、2010年11月に発売されたアルバム『さすらい記』に収録の作品で、小田急電鉄のCMソングとして多くの人に親しまれました。
誰かを心待ちにする少し切ない時間に聴けば、そのひとときがより特別なものに感じられるはずです。
笑ったり転んだりハンバートハンバート

日々のささやかな出来事が、愛おしく思えてくるようなとても温かい作品です。
2025年9月29日スタートのNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌です。
手掛けたのは、フォークを基調とした音楽で人気の夫婦デュオ、ハンバート ハンバート。
制作ではモデルとなった人物の自伝を深く読み込み、主人公になりきって作ったそうです。
何気ない一日のはじまりに、また少し心が疲れた夜に、ふと口ずさみたくなる、そんな1曲として、人々の朝を彩ることでしょう。
夢の中の空ハンバートハンバート

遠い昔の物語を語りかけるような、幻想的な世界観が魅力的な作品です。
夫婦デュオ、ハンバート ハンバートの楽曲で、かつて人の背中に羽があったという空想をテーマにしています。
失われた自由へのあこがれや、夢のなかで空を飛んだ記憶への郷愁が、切なくも温かいメロディにのせて描かれます。
本作は2022年4月、生配信コメディ演劇『夢路空港』の主題歌として書き下ろされ、のちにアルバム『丈夫な私たち』にも収録されました。
日常から心を解き放ちたいとき、この優しい音色が心をふわりと軽くしてくれるでしょう。
恋の顛末ハンバートハンバート

1998年に結成された夫婦デュオ、ハンバート ハンバート。
恋愛のてんまつをユーモアいっぱいに描いた本作は、作者がドラマの主人公になりきって制作したと語っており、達観しつつも温かい歌詞が夫婦ならではのハーモニーにのって心に響きます。
この楽曲は2021年9月に公開された作品で、テレビ東京のドラマ『僕の姉ちゃん』のオープニングテーマとして書き下ろされました。
その後、アルバム『丈夫な私たち』にも収録されています。
人間関係に疲れた夜、肩の力を抜きたいときに聴くのがオススメですよ。
虎ハンバートハンバート

静かなアコースティックサウンドにのせて、心の奥底にある葛藤を歌い上げる楽曲です。
本作のテーマは、強くありたいと願いながらもそうはなれない自分へのいらだちや、深い孤独感。
優しいメロディとは裏腹に、心はいてついたままみじめにいじけている、そんな主人公の姿が描かれ、聴く人の胸に響きます。
この楽曲は、2010年11月リリースのアルバム『さすらい記』に収録された作品です。
2018年にはアルバム『FOLK 2』で再録され、そのミュージックビデオに芸人の又吉直樹さんが出演したことでも注目されました。
理想と現実のギャップに悩み、落ち込んでしまったときに、静かに耳をかたむけたくなる1曲です。
In The Darkハンバートハンバート

失われた大切な人の記憶に、そっと寄り添うように奏でられる楽曲です。
作詞作曲を手がけた佐藤良成さんによる、シリアスで内省的な世界観が描かれています。
悲しみのなかにも、どこか温かさを感じさせるメロディが印象的です。
この楽曲は、2024年11月リリースのアルバム『カーニバルの夢』に収録。
2025年4月には、俳優の市川実日子さんが出演するミュージックビデオも公開されました。
海外の街並みが織りなす幻想的な映像は、まるで夢のなかを旅するよう。
ひとり静かにもの思いにふけりたい夜に聴くのがオススメです。
ぼくのお日さまハンバートハンバート

自身の内面にあるコンプレックスや、言葉にならないもどかしい感情を歌った1曲です。
夫婦デュオ、ハンバート ハンバートが2014年5月にリリースした名盤『むかしぼくはみじめだった』に収録されています。
アコースティックギターの温かい音色にのせて、理想と現実のはざまで揺れる主人公の切ない心情が、2人の優しいハーモニーで丁寧に描かれます。
この楽曲は、10年のときをへて、2024年公開の映画の主題歌に起用されました。
監督が物語の着想を本作から得たというエピソードも印象的です。






