Pablo de Sarasateの人気曲ランキング【2025】
国民楽派の作曲家として知られるスペイン出身のバイオリニスト、パブロ・デ・サラサーテ。
10歳にしてスペイン女王の前での演奏をおこない、その後パリ音楽院のバイオリン科において一等賞を獲得するなど、若くしてその才能を発揮しました。
チャイコフスキーやブラームスといった著名な作曲家にも大きな影響を与えたことからも、その音楽性がどれほど偉大であったかが分かりますよね。
今回は、そんなパブロ・デ・サラサーテの人気曲ランキングをご紹介しますので、当時の風景をイメージしながら聴いてみてくださいね!
Pablo de Sarasateの人気曲ランキング【2025】(1〜5)
ツィゴイネルワイゼンPablo de Sarasate1位

スペイン出身の作曲家、パブロ・デ・サラサーテが1878年に作曲した『ツィゴイネルワイゼン』。
バイオリン協奏曲の本作は、バイオリンの高音が奏でる速いパッセージが、深い悲しみを表現している至高のクラシックなんです。
どのフレーズも息を飲むほどの迫力で、聴いていると思わず感情が高ぶってしまいます!
余談ですが、19世紀に作曲された作品としてはめずらしく、1904年に本人が演奏したレコードが残っている非常に貴重な曲でもあるんですよ。
カルメン幻想曲Pablo de Sarasate2位

スペインが誇るバイオリンの名手が作った名曲です。
パブロ・デ・サラサーテはロマン派時代に活躍したバイオリニスト兼作曲家で、その純粋な音色と軽やかな演奏スタイルで知られています。
本作はビゼーのオペラ『カルメン』のメロディを基に作られた幻想曲で、ヴァイオリンの魅力を存分に引き出しています。
序奏から始まり、『カルメン』の有名なメロディが次々と登場し、聴く人を魅了します。
トリルやグリッサンドなど、さまざまな技巧が駆使された華麗な演奏は、まるで情熱的なスペインの風景が目の前に広がるようです。
クラシック音楽に興味のある女性の方にぜひおすすめしたい一曲ですね。
ツィゴイネルワイゼン Op.20Pablo de Sarasate3位

スペイン生まれのバイオリニスト、パブロ・デ・サラサーテが1878年に完成させたバイオリンの名曲『ツィゴイネルワイゼン』。
「ジプシーの旋律」を意味するタイトルが付けられたこの曲は、悲痛な叫びのような前半部分、幸せに満ちた中間部分、明るく華やかなフィナーレを迎える後半部分の3部で構成されています。
絶妙なレガート、弦をはじくピチカートなど、弦楽器にしかできない奏法や表現をピアノで再現する難しさや面白さを、ぜひ味わってみてください。
バスク奇想曲Pablo de Sarasate4位

「ツィゴイネルワイゼン」や「カルメン幻想曲」で最も知られているサラ=サーテですが、他にもバイオリン曲を数多く作曲しています。
中でもこの曲は著名なヴァイオリニストの間でよく演奏されます。
左手の技術を要する曲でもあるので、普段は聴けない音色も楽しめます。
聴くだけでも非常に新鮮な曲です。
序曲とタランテラ・作品43Pablo de Sarasate5位

スペインの作曲家サラサーテは、8歳で初舞台を踏んだという天才バイオリニストでした。
ゆったりとした優雅な序曲のあと6/8拍子の軽快なイタリア・ナポリの舞曲タランテラへと移っていく「序曲とタランテラ」。
バイオリンの美しい音色と、激しい超絶技巧を楽しめる名曲です。
スペインとナポリ、南国の空気感が伝わってくるようですね。