1982年の活動開始以降、数多くのアニメソングを手掛けてきた作曲家、田中公平さん。
バークリー音楽学院に2年間留学していた経歴を持ち、2002年には東京アニメアワードにおいてアニメーション オブ ザ イヤー音楽賞を受賞しました。
40年を超えるキャリアの中で制作された楽曲群は、どんな世代の方であっても何かしら触れてきたのではないでしょうか。
今回は、そんなレジェンド作曲家として知られる田中公平さんの人気曲ランキングをご紹介します!
アニソン界のレジェンド作曲家!田中公平の人気曲ランキング(1〜10)
檄!帝国華撃団田中公平1位

「サクラ大戦」と言えば、やはりこの曲ではないでしょうか。
イントロを聴くだけでテンションが上がってしまいますね!
ゲーム中ではオープニングテーマとして使用されています。
初代「サクラ大戦」発売当時はゲームのキャラクターが歌うこと自体珍しく、この曲がいわゆる「キャラクターソング」の走りだと言われています。
シリーズごと、またアニメ版などでは別アレンジバージョンが聴けますよ。
我ら、黒之巣会田中公平2位

サクラ大戦シリーズの第一作「サクラ大戦」における敵が黒之巣会。
彼らのテーマ曲として制作されたのが、この「我ら、黒之巣会」です。
不穏ささえ漂う邪悪な雰囲気の楽曲に仕上がっており、悪役のテーマ曲としてこれほどのものはなかなかないでしょう。
声優による歌唱曲ではないにもかかわらず、ファンの間でも隠れた人気を誇る楽曲です。
さくら田中公平3位

人気ゲームとなったサクラ大戦シリーズの初のアニメ映像化作品が、1997年に発売されたOVA「サクラ大戦 桜華絢爛」です。
この中で挿入歌として使用されたのが、メインキャラクターである真宮寺さくらによる「さくら」。
作詞者の広井王子と作曲者の田中公平は、この曲で日本の伝統的な唱歌にチャレンジし、日本語の美しさを生かした楽曲が完成しました。
花の巴里田中公平4位

サクラ大戦シリーズの第3作、「サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜」の挿入歌として制作されたのが「花の巴里」です。
主題歌「御旗のもとに」のカップリング曲としてシングルでもリリースされました。
タイトルの通り、パリの街の華やかな様子をそのまま音楽に詰め込んだような、楽しい雰囲気のリズムが特徴的な楽曲ですね。
未来(ボヤージュ)田中公平5位

サクラ大戦シリーズの第3作である「サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜」では、日本を舞台とした過去作品とは異なり、タイトルの通りフランスのパリが舞台となりました。
「未来(ボヤージュ)」はそのエンディング曲で、主人公とパリの面々との別れを歌った曲です。
フランス語で「旅」を意味する「Voyage」という言葉から連想されるとおり、旅立ちをテーマにした楽曲となっています。
Kiss me sweet田中公平6位

サクラ大戦シリーズの第5作、「サクラ大戦V 〜さらば愛しき人よ〜」のエンディング曲です。
舞台がニューヨークということもあり、過去の作品とは打って変わって、ピアノとストリングスをバックに歌うジャズ調の楽曲となっています。
まるで恋愛映画のエンディングテーマを思わせるような、しっとりした雰囲気のバラード曲です。
ほのぼの帝撃生活田中公平7位

人気ゲームソフト「サクラ大戦」は架空の時代「太正時代」を舞台とするゲームですが、こちらは実際の大正ロマン的な雰囲気と、テクノの要素が組み合わさった独特な楽曲です。
劇中に登場する大帝国劇場の中を移動する際のBGMとして使用されました。
緊迫感のある戦闘シーンとは対照的で、タイトルの通りほのぼのとした雰囲気ですね。