谷山浩子の人気曲ランキング【2025】
1972年にデビュー、幻想的な音楽性で知られる谷山浩子さん。
ユニークな音楽世界を作り上げ、そして守ってきましたが、人気の幅広さには定評があります。
それはアイドルから大御所と呼ばれる歌手まで、さまざまアーチストに楽曲を提供していることでも裏づけられています。
シュールな世界をポピュラーな表現に“翻訳”する能力が高いと言えそうです。
谷山浩子の人気曲ランキング【2025】(1〜10)
COTTON COLOR谷山浩子1位

ネットを中心に「怖い」と話題を集めた、谷山浩子さんの『COTTON COLOR』。
もともとはシンガーソングライターの上野洋子さんに提供された曲で、1991年にリリースされたアルバム『ボクハ・キミガ・スキ』でセルフカバーされています。
普通に聴いているだけだと、歌詞こそ謎の言葉で歌われているけれど、かわいらしい曲だなと思ってしまう方がほとんどでしょう。
ですが、英語ふうの歌詞の部分を逆から読むと、なんと殺人鬼の母親が登場します。
多くの男の子、そして我が子をも手にかけた母親。
あえて歌詞をひっくり返してぼかしたところにも、何か恐怖を感じますね。
かわいいメロディーの裏に描かれたホラー映画のような展開に、思わず叫び声をあげそうになります。
まっくら森のうた谷山浩子2位

HNK「みんなのうた」でアニメーション付きで放送された曲です。
悲しさを覚える曲調と、不思議で掴みどころがなく解釈の難しい歌詞。
放送当時幼なかった子供の中にはこの曲に恐ろしさを覚えた人も大勢いたといいます。
人形の家谷山浩子3位

『カントリーガール』他、多くのヒット曲を持つシンガーソングライターの谷山浩子さん。
声はかわいらしく、幻想的空間のある曲を創作する才能のある人ですが、彼女の楽曲の『人形の家』は聴いているとなぜか不安になってきて怖さを感じてくる不思議な曲です。
きみが壊れた谷山浩子4位

不気味で癖になるリズムとメロディで淡々と歌っているのが、深い病みと恐怖さを表しています。
人を愛しすぎたゆえに、傷つき、裏にある憎しみもあふれてきてしまった君に対して焦点を当てて、重たく深い愛を表現しています。
よその子谷山浩子5位

「まっくら森の歌」等で有名な谷山浩子の曲。
序盤はなんだか切なくて悲しい曲のようにも感じられますが、終盤で心を揺さぶられます。
欲しくても手に入れられないもの、それを手にしている人をうらやんでしまう…そんな自分が嫌だという方にオススメの曲です。
うらやんでしまったとしても、それでも……と大きく心を動かされるのではないでしょうか。
夢のスープ谷山浩子6位

本名は中西浩子は1956年8月29日生まれ。
お茶の水女子大学附属高等学校を卒業。
現在のレコード会社は、ヤマハミュージックコミュニケーションズ。
プログレッシブ・ロックのような展開で、夢のなかをさまよっているような感覚になる曲です。
おうちでかくれんぼ谷山浩子7位

もともとは歌手の斉藤由貴さんに提供された楽曲で、そのセルフカバーバージョンです。
2011年にリリースされたアルバム『夢みる力』に収録されています。
なくなってしまったものを探し回るかわいらしい童謡のような作品です。
探し物をしているうちに、妹の姿が見えないことに気付く姉。
どこを探してもいない……と諦めかけたら突然の登場。
子供の感性がそのまま音楽になったような、ユーモアあふれる曲です。
斉藤由貴さんバージョンを聴き比べるとおもしろいかも。