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世界のリード楽器まとめ。管楽器のほか、鍵盤楽器も紹介

リード楽器というとクラリネットやサックス、オーボエなどが有名ですが、そもそもリードとは何かご存じですか?

リードとは薄い板のことで、木製であることが多い楽器のパーツの一つ。

リード楽器はこのリードを震わせることで、さまざまな音色を奏でられるのが特徴です。

一口にリード楽器と言っても、シングルリード、ダブルリード、フリーリードなど、いくつかの種類に分けられるので、この記事ではそれぞれの種類ごとにリード楽器を紹介していきますね。

海外生まれの楽器の他にも、日本で古くから使用されている和楽器も紹介しますので、ぜひ楽しんでご覧くださいね!

ダブルリード(1〜10)

ファゴット

ハウルの動く城メドレー【fagotto/bassoon cover】Howl’s Moving Castle Medley
ファゴット

オーボエと同じく、ダブルリードの代表的な楽器の1つがファゴットです。

とても長く特徴的なボディが目を引きますが、実は長い管を二つ折りに束ねたような形状の楽器であり、実際にはもっと長いのですよね。

ファゴットの起源は定かではないそうで、17世紀にはすでにご先祖さまのような楽器が存在していたのですが、実際に現在の形として完成したのは19世紀以降の話でフランス式とドイツ式の2つの規格があり英語では「バスーン」と呼ばれます。

そんなファゴットの音色は木管楽器としては最も低い音域を出せますが、必ずしも重厚なベースパートだけではなく独特かつユーモアのある中音域の音色を駆使したソロパートもこなす多彩な魅力を持つ楽器なのですね。

アルペジオにおけるリズミカルなスタッカートでの演奏が印象的で、歯切れの良さや跳躍を必要とするフレーズでその真価を発揮します。

ファゴットが活躍する作品は多いですが、ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーによるバレエ音楽の代表的な作品『春の祭典』における冒頭のソロはぜひチェックしてみてください!

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    フリーリード(1〜10)

    フリーリードとは、リードの片側が枠に固定され、空気の流れによって自由に振動する方式を指します。

    1つのリードにつき1つの音程を担当していることが多く、音程の数だけリードが並んでいる楽器も多いです。

    オルガンやアコーディオンなどはその代表例に挙げられますね。

    一般的なリード楽器というと吹奏楽やオーケストラで使われる管楽器を思い浮かべますが、フリーリードに属する楽器には先述した鍵盤楽器もあるんですよ。

    それでは少し珍しいリード楽器であるフリーリードに属する楽器を見ていきましょう。

    リードオルガン

    となりのトトロ・さんぽ 足踏みオルガンで弾くと…。
    リードオルガン

    今回の記事のテーマである「リード楽器」は、楽器に用いられる薄片を振動させて音を生み出すものですが、必ずしもサックスやクラリネットのように吹くことでリードを振動させる楽器だけがリード楽器ではありません。

    本校で紹介している「リードオルガン」は、ペダルと鍵盤を使ってリードを振動させて音を鳴らすリード楽器なのですね。

    日本では「足踏みオルガン」と呼ばれ、以前までは一般的に「オルガン」と言えばこちらの「リードオルガン」こと「足踏みオルガン」のことを指したのです。

    昭和の時代に小学生だった方であれば、学校などでリードオルガンが置いてあったのを見た記憶があるのではないでしょうか。

    安価で軽量ながらも丈夫という特性もあって、パイプオルガンの代用品のような形で音楽教育の現場に普及したのですが、現在は電子オルガンの方が主流かもしれません。

    そんなリードオルガンですが、どこか素朴で温かみのあるノスタルジックな音色が心地良く、好んで演奏しているという方も少なからず存在します。

    リードオルガンによるコンサートも開かれていますから、興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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      光り降る音 / 笙 東儀秀樹
      笙

      日本では17本の竹を束ねたような優美な形状から「鳳笙」とも呼ばれる「笙」は、奈良時代に唐より伝わったとされています。

      篳篥や龍笛とともに雅楽にて主に使われる管楽器の1つでもあり、単体で複数の音を同時に鳴らして和音を生み出せるため、正確な音程の基準を作り上げて楽曲をリードする役割を担う楽器なのですね。

      17本の竹のうち15本についているリードを震わせて音を鳴らすのですが、吹いても吸っても同じ音が出るというのも笙の大きな特徴と言えましょう。

      どこか神聖で優雅な音色はパイプオルガンとも比較され、天上から降り注ぐ光とも形容されるほどの美しさを感じさせます。

      雅楽師の東儀秀樹さんが日本のポップスを鳳笙で演奏するといった動画もありますから、まずはそういったもので鳳笙の音色に親しんでみるのもよいでしょう!

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        ハーモニカ

        「君をのせて」covered by 南里沙【クロマチックハーモニカ】”Carrying you” chromaticharmonica – Risa Minami
        ハーモニカ

        日ごろは楽器を弾かずにハンドマイクで歌うボーカリストが、ふとした時にハーモニカを吹き始めた時のかっこよさ……意外性もあってなんだか魅了されてしまいますよね。

        小型ながら哀愁を漂わせた音色や元気いっぱいのメロディまで、多彩な表現で演奏者の個性も発揮できるハーモニカは、楽器経験がほとんどないという方でも小学校の音楽教育などで一度は吹いたことがあるくらいにポピュラーなリード楽器です。

        ギターを弾き語りながら間奏でハーモニカを吹き鳴らすシンガーソングライターに憧れてハーモニカを始めた、という方も多いでしょう。

        ハーモニカのキーは決められており、曲によってキーが違えばハーモニカもそのキーに合わせたものを用意する必要があります。

        またハーモニカにはいくつかの種類があり、テンホールズ・ダイアトニック・ハーモニカやクロマチックハーモニカ、複音ハーモニカの3種類が存在しておりそれぞれ特性も違いますから、実際に吹きたいジャンルの楽曲に適したハーモニカを選ぶようにしましょう!

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          アコーディオン

          【アコーディオン】ルパン三世のテーマ’78~’80 / THEME FROM LUPIN Ⅲ
          アコーディオン

          アコーディオンの起源は世界最初のフリーリード楽器である中国の「笙」にまでさかのぼり、フリーリードを使って音を鳴らす技術を18世紀に中国からヨーロッパへと持ち帰ったものとされています。

          実際の発明者にかんしては諸説あり、アコーディオンの種類自体もさまざまなものがあるのですが、日本ではピアノのような鍵盤がついたピアノ式のアコーディオンが一般的ですよね。

          右手で鍵盤を押し引きして、左手で蛇腹を伸縮させて音を鳴らすというイメージですが、アコーディオンの目立った特徴は演奏者1人で主旋律と伴奏を兼ねることができるというものでしょう。

          左手側にボタンが付いているものであれば、ベース音やコードを用いた伴奏をつけることが可能なのです。

          また、音色切替スイッチが付いていることで実に幅広い可能性を秘めた楽器でもあり、民族音楽に限らずポップスやジャズに歌謡曲、クラシック音楽などさまざまな分野で大活躍する楽器ですから、アコーディオンが弾けるようになればあらゆる演奏会で引っ張りだことなってしまうかも!?

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            おわりに

            リードを用いた世界の楽器を紹介してきました。

            シングルリード、ダブルリード、そしてフリーリードと、3つの種類に分けて紹介したので、リード楽器に対する理解もさらに深まったのではないでしょうか?

            それぞれ音が鳴る仕組みやその音色もさまざまですので、お気に入りの音色の楽器を探してみてくださいね。