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【レスピーギのピアノ曲】近代イタリアの作曲家が手掛けた名曲を厳選

1879年にイタリアのボローニャで生まれ、作曲家、音楽学者、指揮者、バイオリニストとして活躍したオットリーノ・レスピーギ。

16世紀から18世紀までの幅広い時代の音楽に興味を持っていた彼は、代表作『ローマ三部作』をはじめ、さまざまなジャンルの作品を遺しています。

本記事では、そんなレスピーギの多彩な作品のなかから、ピアノ曲やピアノで演奏される機会の多い作品をピックアップ!

作曲の背景や楽曲の特徴とともにご紹介していきます。

【レスピーギのピアノ曲】近代イタリアの作曲家が手掛けた名曲を厳選(1〜10)

ピアノソナタ ヘ短調 P.16Ottorino Respighi

Ottorino Respighi – Piano sonata in F minor (1897) [Score]
ピアノソナタ ヘ短調 P.16Ottorino Respighi

19世紀から20世紀初頭のイタリアを代表する作曲家オットリーノ・レスピーギは、オペラ、バレエ、管弦楽、合唱曲など幅広いジャンルの作品を残しました。

レスピーギの『ピアノソナタ ヘ短調 P.16』は、彼の初期の作品のひとつで、3つの楽章から成る作品です。

ロマン派の影響を受けつつも、古典的な形式美を備えた本作は、情熱的な第1楽章とめい想的な第2楽章、軽やかな舞曲風の第3楽章で構成されています。

作曲家の豊かな感性とピアニズムを存分に味わえる、ピアノ学習者からプロのピアニストまで、幅広い層の方にオススメしたい作品です。

ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲 P.145Ottorino Respighi

20世紀初頭のイタリアを代表する作曲家オットリーノ・レスピーギは、16〜18世紀の音楽に興味を持ち、さまざまなジャンルで作品を残しています。

『ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲 P.145』は、1924年に作曲された3楽章の作品。

グレゴリオ聖歌や教会音楽からの影響を受けつつ、ピアノとオーケストラが交互に展開していくのが特徴です。

中世の音楽を現代に再解釈した、レスピーギならではの洗練された手法をお楽しみください。

リュートのための古風な舞曲とアリア 第1組曲 第1曲「小舞踏曲」Ottorino Respighi

O.Respighi ”Antiche danze ed arie per liuto” Balletto / O.レスピーギ 組曲「リュートのための古風な舞曲とアリア」より「小舞曲」
リュートのための古風な舞曲とアリア 第1組曲 第1曲「小舞踏曲」Ottorino Respighi

20世紀初頭のイタリアを代表する作曲家オットリーノ・レスピーギは、幅広いジャンルで作曲活動を行いながらも、特に古楽の研究と普及に力を注ぎました。

『リュートのための古風な舞曲とアリア 第1組曲』は、そんな彼の魅力が凝縮された作品。

16〜17世紀の作品をもとに、洗練されたオーケストレーションで現代によみがえらせた4つの小品は、バロック音楽の雰囲気を色濃く残しつつ、華やかで美しい響きを持っています。

クラシック音楽はもちろん、古楽や音楽史にご興味のある方にぜひオススメしたい1曲です。

【レスピーギのピアノ曲】近代イタリアの作曲家が手掛けた名曲を厳選(11〜20)

ローマの松Ottorino Respighi

Piano Duo【176】 Respighi/Roman Trilogy (for 2 pianos) [World premiere] レスピーギ/ローマ3部作[世界初演]ダイジェスト
ローマの松Ottorino Respighi

ピアノ学習者に特におすすめしたいのが、イタリアの作曲家オットリーノ・レスピーギの交響詩です。

20世紀初頭のイタリアを代表する作曲家の一人として活躍した彼の代表作である『ローマ三部作』は、ローマの美しい風景や歴史を描いた3つの交響詩で構成されています。

なかでも第2作『ローマの松』は、松が生い茂る4つの場所を音楽で表現した、色彩感豊かで幻想的な作品です。

各楽章には物語性があり、聴き手をローマの自然と歴史ロマンへと誘います。

ピアノ版でも十分にその魅力を堪能できるでしょう。

6つの小品 第6番「間奏曲」Ottorino Respighi

レスピーギ:6つの小品 第6番 間奏曲-小夜曲 pf.神谷 悠生:Kamiya, Yuki
6つの小品 第6番「間奏曲」Ottorino Respighi

イタリアの作曲家オットリーノ・レスピーギは、16世紀から18世紀までの幅広い時代の音楽に興味を持っていました。

彼の代表作『ローマ三部作』をはじめ、さまざまなジャンルの作品を遺していますが、初期のキャリアに書かれたピアノ曲集『6つの小品』の中の1曲、第6番「間奏曲」は、穏やかで情感豊かな旋律が特徴的な美しい作品です。

この曲は、19世紀の音楽的言語に古典的な形式を巧みに取り入れており、レスピーギ独自のロマンティックで色彩豊かなスタイルを示しています。

ピアノという楽器の豊かな表現力を存分に生かしたこの名曲を、ぜひ演奏会などで味わってみてはいかがでしょうか。

グレゴリオ聖歌による3つのプレリュード P.131 第1番Ottorino Respighi

1879年にイタリアのボローニャで生まれ、作曲家、音楽学者、指揮者、バイオリニストとして活躍したオットリーノ・レスピーギ。

『グレゴリオ聖歌による3つのプレリュード』は、古典的な要素を現代的な感覚で再解釈した秀作です。

本作は、後にオーケストラ版『教会の窓』として発表され、ピアノ版とは異なる豊かな音色と劇的な表現が加えられたのも興味深いポイント。

深い精神性を感じさせるこの作品は、クラシック音楽ファンのみならず、内省的な音楽性にひかれる方にもオススメです。

ピアノ五重奏曲 P.35Ottorino Respighi

Ottorino Respighi – Piano Quintet in F minor (1902)
ピアノ五重奏曲 P.35Ottorino Respighi

イタリアの作曲家オットリーノ・レスピーギは、20世紀初頭に活躍した音楽家です。

彼の作品は、ロマン派の影響を色濃く残しつつ、古典的な様式と彼独自の感性が融合した個性的なスタイルが特徴的。

『ピアノ五重奏曲 P.35』は、ピアノと弦楽四重奏のためのやや小規模な室内楽作品ですが、その深みのある感情表現と緻密な構成に、レスピーギのしんしな音楽への姿勢が現れています。

全3楽章から成るこの作品は、時に激しく、時に叙情的に展開し、聴く者の心を揺さぶります。

クラシック音楽に親しみたい方はもちろん、より自身の感性を磨きたいピアノ学習者にもオススメの1曲です。