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【坂本龍一】ピアノ作品|感動&癒やしの名作をピックアップ

映画音楽から実験的なサウンドまで、ジャンルの垣根を軽やかに越え続けた「世界のサカモト」にして「教授」こと坂本龍一さん。

その膨大な作品群のなかでも、ピアノを中心に据えた楽曲は特別な輝きを放っています。

一音一音が静かに胸へ染みわたるような旋律は、日常の喧騒をふっと忘れさせてくれる力を持っているのではないでしょうか?

この記事では、多くの人に愛されている人気曲はもちろん、知る人ぞ知る隠れた名曲まで幅広くピックアップしました。

聴くたびに新しい感情と出会えるピアノ作品の数々を、ぜひじっくり味わってみてください!

【坂本龍一】ピアノ作品|感動&癒やしの名作をピックアップ(11〜20)

nostalgia坂本龍一

静けさのなかに推進力を感じさせる、美しくも緻密なピアノ作品です。

サムスン電子「SoftBank 930SC OMNIA」のCMソングとして2008年11月に先行使用され、2009年3月当時にリリースされたアルバム『out of noise』に収録された楽曲で、今も根強い支持を集めています。

この楽曲は、打鍵の反復と透明な和声が特徴的で、記憶や時間の重なりを音そのもので表現するような魅力を持っていますよね。

感情を抑え、残響や余白まで繊細にデザインされた本作は、聴くほどに音の粒が深く胸へ染みわたるでしょう。

日常の喧騒をふっと忘れ、自分の内面と静かに向き合う時間を持ちたい方に、ぜひ味わっていただきたい1曲です。

鉄道員 (piano version)坂本龍一

雪景色や駅舎の情景が目に浮かぶような、静かで美しい旋律が胸を打つ一曲です。

1999年5月当時に発売された名盤『ウラBTTB』に収録されたこの楽曲は、第23回日本アカデミー賞で多数の部門を制した映画『鉄道員(ぽっぽや)』の主題歌を、ピアノ独奏で再構成した作品です。

歌声をあえてなくすことで、メロディの核となる哀愁や温かみがより引き立っているのが本作のすばらしいところですよね。

和音の響きや間の取り方によって、別れや喪失感といった感情がていねいに描かれています。

弾く方ご自身の記憶や感情を重ね合わせやすいのも、ピアノならではの魅力といえるでしょう。

日々の忙しさから離れて、心と静かに向き合うための作品を探している方へおすすめしたい名曲です。

self portrait坂本龍一

self portrait (Playing The Piano 2009 Japan)
self portrait坂本龍一

坂本龍一さんが手掛けた『Self Portrait』は、アルバム『音楽図鑑』のプロモーションビデオとしてリリースされたインストゥルメンタル曲です。

坂本さんはこのアルバムで、自身の音楽的アイデアを2年間かけてスケッチのように書き留め、バラエティ豊かな作品を生み出しました。

シンセポップの要素を取り入れたこの曲は、山下達郎さんや高橋幸宏さんなど豪華アーティストとのコラボレーションも話題に。

坂本さんの内省的な音楽性と実験的な試みが反映されたこの作品は、ピアノソロでの演奏も非常に印象的。

爽やかなメロディは、ふと物思いにふける瞬間にピッタリです!

koko坂本龍一

坂本龍一さんが2008年にリリースした楽曲『koko』は、初の自主レーベル「commmons」で発表されたシングル曲。

もともとは『ココロ』という曲名にしようとしていたそうですが、なんだか恥ずかしくて最終的に『koko』となった、というエピソードも印象的ですね。

この作品が収録されたCDは、温室効果ガス削減活動の一つであるカーボンオフセットを取り入れた「カーボンオフセットCD」としてレコーディング、生産が行われました。

時代を先取りし、新しいことに果敢にチャレンジする坂本さんの姿勢は、私たちにも勇気を与えてくれます。

Put your hands up坂本龍一

1997年からTBS系テレビ番組『筑紫哲也 NEWS23』のテーマソングとして使用され、今なお広く親しまれている『Put your hands up』。

坂本龍一さんのアルバム『CM/TV』に原曲が収録され、後に『ウラBTTB』にピアノバージョンが収められました。

『ウラBTTB』は、CMソング『energy flow』の人気や坂本さんの知名度を背景に大ヒット。

インストゥルメンタルのシングルとしては異例の週間オリコンチャート1位を記録し、累計180万枚を売り上げました。

ぜひ、『Put your hands up』をはじめとする穏やかな気持ちになれる美しい作品の数々をお楽しみください。