数字が入る四字熟語で語彙力アップ!小学生に覚えてほしい四字熟語集
「一石二鳥」「七転八倒」など、数字が入った四字熟語をどれくらい知っていますか?
四字熟語は、小学校でもたくさん学ばれ、国語のテストや漢字検定に出題されることもありますよね。
では、それらの意味を正しく理解できているでしょうか?
この記事では、小学生のお子さんに学んでほしい、知識を深めるのにぴったりな、数字が入る四字熟語を紹介します。
難しそうに思えても、身近な場面で使える表現がたくさんあるので、きっと楽しみながら覚えられますよ!
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数字が入る四字熟語で語彙力アップ!小学生に覚えてほしい四字熟語集(1〜10)
十中八九NEW!

「十中八九」という言葉は、十のうち八か九……という事を示しており、「ほぼ確実」「だいたいそうなるだろう」という意味合いで使います。
「十中八九、この計画は成功するだろう」、「彼は十中八九、試験に合格すると思う」という感じですね。
絶対とは言えないけれど、相手の努力を褒めたい時や目標まで後少しだと伝えたい時に便利な言葉ではないでしょうか。
しかしあくまで八割か九割という意味なので、その言葉で安心してしまうのは禁物ですよ!
十人十色NEW!
@kotobaano♬ オリジナル楽曲 – ことばーの – ことばーの | 言葉解説
ポジティブで多様性を認め合う世の中に必要な考え方!
「十」という漢数字が使用されています。
意味は「考え方や感じ方、好みなどが人それぞれに違っていること」だそうです。
人間は1人ひとり性格や見た目、好みや考えが違いますよね。
それが当たり前で、みんな違っているからこそ個性が輝くのだと思います。
自分と違う意見を持つ人と会った時に怒りや不信感を抱くのではなく、考え方は人それぞれだと受け入れながら意見をすり合わせていけると良いですね。
朝三暮四NEW!
@kotobaano♬ オリジナル楽曲 – ことばーの / Kotobaano – ことばーの | 言葉解説
結局は同じ結果になるのに、それに気づかず目先の利益にこだわりだまされてしまう事を「朝三暮四」と言います。
この四字熟語は、中国の宋という国にいた、狙公と呼ばれる人物とサルのお話に由来します。
狙公はサルを飼っており、大変かわいがっていましたが、貧乏になりエサを減らす事にしました。
狙公は最初「エサのどんぐりを朝に3つ、夕方に4つにする」と言います。
サルたちが少ないと怒ったため、「ならば朝に4つ、夕方に3つにしよう」と言うのです。
結局のところどんぐりは7つしかもらえないのですが、サルたちは朝に4つという目先の利益しか見ておらず、喜んだそうですよ。
数字が入る四字熟語で語彙力アップ!小学生に覚えてほしい四字熟語集(11〜20)
二束三文NEW!
@yojijyukugo.seizan♬ オリジナル楽曲 – 四字熟語/聖山 – 四字熟語/聖山
数量が多くても値段がとても安いことや、激しく安い値段を意味する四字熟語です。
言葉の中には、漢数字の「二」と「三」が使用されていますね。
「三文」とは江戸時代の最小単位の通貨であり、価値がないという意味で使用されることもある言葉です。
由来はワラで編んだ草履の値段が二足で三文だったことからきているようです。
ポジティブな意味合いではないため、使用するシーンや相手を間違えてしまわないように注意が必要ですね。
二者択一NEW!

二つの選択肢のうちで、どちらか一つを選ぶことを意味する四字熟語です。
この言葉の由来は諸説ありますが、日本や中国などの神話にも登場する非常に古い言葉なのだそうです。
普段の生活の中でも、二つの選択肢から選ばなければならないというシーンがあるのではないでしょうか。
そんな時の様子を四字熟語で表しながら生活してみると、学びがより深まりそうですね。
どちらを選んでも間違いではないと思うので、気持ちが動いた方を選択してみると良いでしょう。
八方美人NEW!

周りにいる誰からも嫌われないよう誰に対しても愛想よく振る舞うような人を意味する四字熟語です。
「八方」とは、あらゆる方向という意味で、さらに「美人」という言葉が入っているため、良い意味なのではないかと思われるかもしれません。
しかし実際には「誰にでもいい顔をする人」と、やや非難する気持ちを含んで使うことが多いようです。
誰からも好かれようとしてチグハグなことを言ってしまうのは人間関係が崩れやすいので要注意ですね。
千差万別NEW!

読み方は「せんさばんべつ」と読む方も多いですが、他には「せんさまんべつ」と読む方もいるようです。
種々さまざまの違いがあることや、その様を意味する四字熟語ですが、意味合いが「十人十色」と似ていますよね。
しかし「十人十色」は「人」という字が入っているように、人を対象にする際に使用します。
「千差万別」は、ものや出来事に関する違いについても使える表現なのだそうですよ。
意味が似ていても使うシーンが違うのも四字熟語のおもしろいところですよね。