【鬼は外、福は内】節分に聴きたい邦楽。おすすめのJ-POPまとめ
皆さんは2月といえばどのような行事を思い出しますか?
やはりバレンタインが筆頭に挙げられそうですが、日本人といえば忘れちゃいけない節分の季節ですよね!
豆をまいて恵方巻を食べて、という文化は令和の今も当たり前のように見られる光景です。
そこで今回の記事は、節分の時期に聴きたい邦楽をテーマとしたおすすめのJ-POPをまとめてみました。
昔ながらの子ども向けの童謡ではなく、直球の節分や豆まきソングはもちろん、節分といえば欠かせない存在の鬼をテーマとした曲や誰もが知っている「鬼は外~」といったフレーズが出てくる曲なども含めて幅広い視点で選出しています。
意外な曲も紹介していますから、ぜひご覧ください!
【鬼は外、福は内】節分に聴きたい邦楽。おすすめのJ-POPまとめ(16〜20)
かぷうぃん中毒夜空メル

甘い声やおっとりした口調で人気のYouTubeで活動するバーチャルアイドル、夜空メルさんの楽曲です。
『かぷうぃん中毒』で歌われているのは、にぎやかなハロウィンの様子。
「節分豆みたいに年の数だけなんて言わずに、もっとお菓子をちょうだい!」といったように節分のエピソードが登場します。
節分で年の数だけ豆を食べる風習は「年齢と同じだけ福を取り入れられる」という言い伝えから来ているのだそう。
まさかハロウィンの曲で豆の数を再確認させられるとは驚きですよね。
わたしはセ・レ・ブ!杉崎みく(斎藤千和)

『わたしはセ・レ・ブ!』は、ギャグ漫画『みつどもえ』の登場人物である杉崎みくのキャラクターソングです。
回転ずしをバカにしたりお父さんの友達を自慢したりしながら「わたしは庶民とは違うのよ」と高飛車に歌うなかで、豆まきの様子も描かれています。
節分を「豆をひたすらまく楽しいパーティー」と捉えているのは、お金持ちがどうかはさておき、かなり特殊な気がします。
お金持ちのご家庭で行われる実際の豆まきが気になってしまいますよね!
福は内 鬼は外細野晴臣

日本の音楽史に大きな足跡を残し、今も現役で活動を続ける偉大なミュージシャン、細野晴臣さん。
YMOやはっぴいえんど、キャラメル・ママなどの伝説的なグループのメンバーとして活躍する一方、他のアーティストへの楽曲提供やプロデューサーとしても才能を発揮して誰もが知る名曲を多数生み出してきた細野さんですが、実は節分の時期にぴったりな曲をリリースしていることをご存じでしょうか。
こちらの『福は内 鬼は外』は記念すべきソロアーティストとしてのデビュー曲となった『恋は桃色』のB面に収録されている曲で、1973年に発表された名盤1st作『HOSONO HOUSE』にも収録されています。
どこかワールドミュージック的なリズムと、語りと歌の中間のようなメロディがなんとも不思議な味わいを生み出しており、節分をテーマとしたと思われる歌詞に見られる言葉遊びも実におもしろいですね。
余談ですが『HOSONO HOUSE』は2022年に英国が生んだポップスター、ハリー・スタイルズさんがリリースしたアルバム『Harry’s House』でオマージュされていますから、スタイルズさんのアルバム経由で興味を持たれた若い方もぜひチェックしてみてください!
鬼さんこちらKEN THE 390

日本の伝統文化である節分とラップの異色のコラボレーション!
節分をノリノリのラップで歌ったヒップホップミュージシャンKEN THE 390の楽曲です。
鬼を追い払うとしているというより、鬼と鬼ごっこをして遊んでいるようにも聴こえますよね。
この曲を聴きながらの豆まきは、とってもリズミカルでおもしろそう!
歌詞に「節分」や「鬼」が入っているだけでなもの足りたい、普通の節分をテーマにした曲に飽きてしまったという方は、ぜひ一度聴いてみてくださいね!
鬼聖飢魔II

日本を代表するヘビーメタルバンドであり、音楽は「悪魔教」を布教するための手段とする「教団」という主張でもおなじみの聖飢魔II。
高い歌唱力と表現力を持つボーカリスト、デーモン小暮さんはその個性的なキャラクターも相まってお茶の間でも人気者ですよね。
そんな悪魔集団が1992年に発表した通算7枚目のオリジナルアルバム『恐怖のレストラン』には、その名もずばり『鬼』という曲が収録されています。
重々しいギターのリフを軸としたまさに地獄のようなヘヴィメタルであり、小暮さんの強烈なハイトーンのシャウトもすさまじいインパクトを持つ楽曲ですね。
ライブにおける演出も「鬼」そのものといったものですから、ぜひ映像とともに地獄の節分を味わってください!