日々を重ねていく中で、ふと理由もなく気分が沈んでしまうことはありませんか?
長い人生を歩んできたからこそ、抱える思いも複雑になるものです。
「心が疲れた時に聴く曲」を探している方に寄り添う、温かなメロディと歌詞が魅力の楽曲を集めました。
若い頃に聴いた懐かしい調べから、今だからこそ胸に響く隠れた名曲まで、世代を超えて心に沁みる音楽をご紹介します。
そっと背中を押してくれるような優しい歌声に身をゆだねて、ほっと一息つける時間を過ごしてみませんか?
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心が疲れた時に聴く曲。60代の心に優しく寄り添う昭和の名曲(1〜10)
川の流れのようにNEW!美空ひばり

1989年1月11日にリリースされた美空ひばりさん生涯最後のシングルです。
ひばりさん自身の人生を重ね合わせた壮大な人生讃歌であり、発売から30年以上経過した現在も、JASRAC賞を受賞するなど日本を代表するスタンダードナンバーとして歌い継がれています。
歌とは関係ありませんが、吹奏楽団でよく演奏している曲で私はエレキベースを担当しています。
楽器のみになると特にわかりますが、音の重なりが本当にキレイな曲なので、ボーカルとして歌うとかなり気持ちいい曲だと思いますよ。
サビ頭の低音から高音になるときは、一つずつ手をつかって確実に音程を合わせていくとステキに決まります。
とくに低音を響かせましょう!
大空と大地の中で松山千春

心が疲れてしまったとき、そっと背中を押してくれるような作品を探している方、いらっしゃることでしょう。
松山千春さんが手がけたこの楽曲は、1977年6月に発売されたアルバム『君のために作った歌』に収録された名曲です。
ドラマ『みにくいアヒルの子』関連のサウンドトラックや、セイコーマート牛乳のCMソングとしても起用され、よく耳にする1曲ですよね。
広大な自然のなかで自分の手で幸せをつかみ取るという決意が歌われており、人生の逆風に悩む方の心に優しく響いてくれます。
飛行機が遅延した際に本人が機内で歌い、乗客をはげましたというエピソードも残る本作。
一息つきたい時にぜひ聴いてほしいナンバーです。
悲しみにさよなら安全地帯

数多くのヒットナンバーを生み出してきたバンド、安全地帯。
彼らが1985年に発売した9作目のシングルである本作は、作詞家の松井五郎さんと玉置浩二さんのタッグによる温かなポップバラードです。
キリンビール秋味のCMソングとしても起用され、第27回日本レコード大賞で金賞を受賞したことで時代を象徴する一曲となりました。
平明でやさしい言葉選びと、玉置浩二さんの包容力ある歌声が、じんわりと心に染みわたります。
悲しみに寄り添い、そっと背中を押してくれるような普遍的なメッセージは、恋愛に限らずさまざまなシチュエーションで聴き手の心をなぐさめてくれます。
ふと寂しさを感じたときや、ほっと一息つきたい夜にじっくりと味わいたい、永遠のスタンダードナンバーです。
酒と泪と男と女河島英五

人生のさまざまな場面でそっと寄り添ってくれる名曲を残したシンガーソングライター、河島英五さんの代表作。
お酒と涙、そして男女の哀愁ややるせなさを深く描いたこの楽曲は、もともと1975年6月に発売された河島英五さんとホモ・サピエンスのアルバム『人類』に収録され、その後1976年6月にソロ名義のシングルとして発売された作品です。
清酒「黄桜」のCMソングとしても広く親しまれましたよね。
48歳という若さで旅立たれた河島さんの太く優しい歌声は、日常のストレスやプレッシャーに心が疲れてしまった時にこそ聴きたくなるのではないでしょうか。
何もかも忘れてほっと一息つきたい夜に、一人で静かに耳を傾けていただきたい昭和の名曲です。
元気を出して竹内まりや

竹内まりやさんの代表曲で、多くの方の心に寄り添ってきた温かいナンバー。
もともとは薬師丸ひろ子さんに提供された楽曲で、1987年8月に発売された名盤『REQUEST』でセルフカバーされ、翌年の1988年11月にシングルとして発売されました。
2021年には新垣結衣さん出演のCMソングとしても起用され、時代を超えて愛され続けています。
失恋や喪失感を抱える人に無理な前向きさを押しつけるのではなく、静かに寄り添い再生を促してくれる優しいメッセージが心に沁みます。
人生の節目やふと心が疲れてしまった時に、そっと背中を押してくれるお守りのような一曲として、ぜひゆっくりと耳を傾けてみてくださいね。
悲しい色やね上田正樹

京都出身のソウルシンガー、上田正樹さん。
ハスキーで情感あふれる圧倒的なボーカルは、日本のポピュラー音楽史の中でも特異な存在感を放っています。
そんな上田正樹さんのソロ期を代表する最大級のヒット曲が、1982年10月に発売されたシングル『悲しい色やね -OSAKA BAY BLUES-』です。
康珍化さんが関西弁で紡いだ女性目線の切ない詞と、林哲司さんによる都会的で洗練されたメロディが見事に融合しています。
有線放送からじわじわと人気を集め、1988年には同名の映画の主題歌にも起用されました。
都会の哀感と男女の機微を描いた本作は、心が少し疲れてしまった夜に、そっと寄り添ってくれるような温もりを持った名曲です。
ファイト!中島みゆき

心に重い荷物を抱えたとき、そっと背中を押してくれるような温かさを持つ作品です。
中島みゆきさんが歌う本作は、理不尽な現実や孤独を抱えながらも前を向いて生きる人々への、力強くも切実な応援歌となっています。
1983年3月当時に発売された名盤『予感』の最後を飾る7分03秒の楽曲として収録されたのち、1994年5月に両A面シングルとして再び発売されました。
1994年の住友生命のコマーシャルをはじめ、2012年のカロリーメイト、2020年のユニクロといった数々の広告や、2017年のドラマ『やすらぎの郷』でも起用され、多くの人の心に寄り添い続けています。
思い通りにいかない日々に疲れ果て、自分自身と向き合う勇気がほしいとき、静かに聴きたい1曲です。



