歌声に魅力がない?淡々と歌ってしまう感情表現を上げる3つのコツ
歌の感情表現、今回は3つのポイントをまとめてみました。
知っておくだけでも即戦力となると思いますので、ぜひ読んでおきましょう。
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3. 強弱をつける
歌の感情表現を上げるコツとして、歌声に強弱をつけることで抑揚をプラスして歌声の表現力を上げる、というのがあります。
歌声に感情表現が乏しい人は、淡々と歌っている人が多いですね。
安定していると言えば聞こえはいいかもしれませんが、面白味に欠けるとも言えてしまいます。
淡々と歌ってしまう人は、歌声に強弱をつけると良いのですが、強弱のつけかた自体がわからなかったり、強弱をつけ慣れていないので、強弱をつけようとすると強調しすぎたりして、失敗ばかりして恥ずかしくなり、結局、淡々と歌う歌い方から卒業できない人がいます。
羞恥心が強いうちは、歌がうまくなりませんし、何かをするときに最初から成功するのが当たり前だ、という考え方も成長を妨げてしまいます。
なかなか次へ行けない人の多くは、
「簡単なことだから、一度やれば成功するはずなのに、一度で成功しないのは自分の能力が低いからだ」
「失敗は絶対にしたくない」
などと考えている人が、圧倒的に多いのです。
一度やれば成功するという考え方の人は、失敗を強く恐れる傾向があります。
しかし失敗を恐れる人には、成功は訪れにくくなります。
なぜなら、最初から成功すると思っていると、成功するために念には念をと、慎重になりすぎて、取り掛かるまでに時間がかかりすぎてしまい、その間にやる気が落ちてきて、結局、行動ができなくなることがほとんどだからです。
「やってみないとわからないし、失敗も成功するために必要なことだ」
と思えるようになれば、その人は成長します。
最初から失敗すると考えると、ネガティブになって、うまく行かないという人もいるかと思います。
そういう人は、失敗をネガティブなものだと捉えているから、うまく行かなくなるのだと思います。
失敗は成功にたどり着くまでの流れのひとつにすぎません。
たとえば、中にひとつだけ当たりがあるけれど、他は全部はずれというくじがあったとします。
当たるまで引き続けられるとすれば、はずれを引いてもはずれを引く度に、ネガティブな気持ちにはならないかと思います。
はずれが1つ出れば、次は当たるかもしれないという、当たりに近づいていく楽しさを感じるのではないかと思います。
ネガティブな考え方になる人は、何度でも引けるくじなのに、その当たりを、1回で引こうとしている考え方の人です。
1回でうまく行くことが難しいのは、くじなどのたとえで考えれば、すぐに分かるのではないかと思います。
うまく行くまでやると思えば、当たりが出るまで引き続けられるくじと同じことなのです。
羞恥心が強すぎてなかなか前に進めないという方は、
羞恥心と劣等感を捨てる方法
の記事も読んでみてください。
話が少々反れましたが、歌の強弱のつけかたは、歌詞を覚えて内容を理解して、感情表現を表情で掴み、その流れを覚えた後で、声の大きさや息の出し方などで調節していく形になります。
声の大きさの変化を加えることができない人は、言葉をひとつひとつ区切って、ハッキリ発声する練習をすると良いでしょう。
自分のかつぜつが悪いと思う人は、
そんなあなたの歌の発音を良くする3つのポイント
も参考にしてみてください。
歌の感情表現に悩んでいる人は多いですが、淡々と歌える人は、安定して歌えているのですから、あとはそこに音の変化を加えていくだけになります。
自分で自分の声の感情表現ができているのか分からない人は、友達などに歌声を聴いてもらって、漠然とでも良いので意見を聞いてみるのも良いでしょう。
自分で分からないことは、人に聞くのもとても大切なことです。
ましてや、感情の表現を判断するのは、歌っている自分ではなく、聴いている人たちです。
人の意見にいちいち振り回されていてばかりでは困りますが、常に人の意見を参考にはする姿勢は持ち続けたいところですね。
感情の表現方法を知るために映画などを見るのもオススメです。
成功するまでやるつもりで、コツコツ練習を続けてみてください。
まとめ
歌の感情表現を上げるには、曲の全体の流れを先に知るために歌詞を理解してから歌い、表情を作って歌うことで、表情から出る声の表現を歌声にプラスして、歌声に強弱をつけることで抑揚をプラスして歌声の表現力を上げる、と良いでしょう。
最初はやりすぎてしまうこともあるかもしれませんが、いろいろと行っているうちにバランスはとれてきますので、焦らず練習を行っていきましょう。
ライタープロフィール
奏音