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自分の個性を活かして歌う方法

自分の個性を活かして歌う方法
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自分の個性を活かして歌う方法

「歌に、自分の個性を出すにはどうしたらよいのか?」

まず、個性となる要素を挙げてみましょう。

それは「声質」「歌い回し」「発音の仕方」、大きく分類すれば、この3つになると思います。

それでは解説していきます。

自分の個性

ガイコツマイク

https://unsplash.com/

現在、歌手として活躍している人たちも、個性的な方ばかりですよね。

映像を目で見なくても、声だけで誰が歌っているのか、すぐ分かります。

歌手として成功している、そのような人たちも、昔は必ず「憧れの歌手」という存在がいたはずです。

そして、最初は、その憧れの歌手をコピーしたり、ものマネからスタートするものです。

その人に憧れているので、それが当たり前ですし、「歌手っぽい雰囲気」や「歌が上手そう」と思ってもらうためには、必要な、成りきりの第一歩です。

でも、「個性を出したい」と思っている人は、そこで満足していない人です。

もっと自分オリジナルの何かを表現したい、と思っています。

そのためには、どうすればよいのでしょう?

2つの道があります

まず、1つ目は「誰かのマネをやめる」です。

それってどうやるの?

という事になりますが、それは「自分だけの曲を作る」ことです。

決して、本格的に作り込む必要はありません。

気軽な鼻歌で、1分位の曲を自分で作っちゃう。

歌詞が浮かばない人は、誰かの曲の一部分でもいいので、自分なりに組み合わせながら、オリジナルのメロディーを作ってみるのです。

そこにマネをするお手本はありません

それを、素直に歌った時の歌声には、限りなく、あなたの個性が強く出ていますよ!

もう1つは「マネする歌手の数を増やす」です。

数人の歌手の曲ばかりを歌っていると、歌い方に、その中の誰かの癖が強く残ってしまいます。

なので、数十人、数百人の歌手の歌い方をマネてみるのです。

すると、誰か一人の歌手の「癖や歌い方」が、強く表れることがなくなります

この2つの方法で、少しずつ、自分の個性が顔を出してくるようになります。

ぜひ、試してみてください。

本質的な角度から見てみると

実は、先ほどお伝えした、個性を出す2つの方法をせずとも、一瞬で、個性を出す方法があります。

それは「自分の人生のフィルターを通して歌う」です。

自分で作詞作曲した曲であれば、自然と自分の人生を通したものになります。

でも、カバーの場合は、誰かが経験し感じた詞であり、メロディーです。

なので、それを自分の人生と照らし合わせて、自分の経験というフィルターを通して歌うこと。

その歌には、あなたの人生が表れます。

世界でたった一つの「個性」ですよね!

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