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フュージョンを奏でる世界のアーティストまとめ

フュージョンという音楽ジャンルはご存じでしょうか?

フュージョンとは、ジャズをベースにロックやソウル、ラテンなど、さまざまな音楽のテイストを取り入れたスタイルが特徴的な音楽ジャンルを指しています。

この記事では、そんなフュージョンシーンで活躍してきた名アーティストを一挙に紹介していきますね!

「ジャズやフュージョンにあまり詳しくない」「これから聴きはじめる」という方は、この記事を参考に、お気に入りのミュージシャンを見つけてくださいね!

フュージョンを奏でる世界のアーティストまとめ

SpainChick Corea

アメリカのジャズピアニスト兼作曲家のチック・コリアさん。

イタリア南部の血を引くコリアさんは、4歳でピアノを始め、ジャズトランペッターである父親の影響を受けて育ちました。

ニューヨークでの音楽修行をへて、1960年代にプロキャリアをスタートさせると、1968年にはトリオアルバム『Now He Sings, Now He Sobs』で高い評価を得ます。

その後、マイルス・デイヴィスさんのバンドに参加し、フュージョン、ジャズの先駆けとなる名盤『Bitches Brew』にも参加。

さらに自身のバンド、リターン・トゥ・フォーエヴァーを結成し、独自のサウンドを確立しました。

グラミー賞に23回ノミネート、うち4回受賞という輝かしい功績も。

ジャズの革新者であり、フュージョンの礎を築いた偉大なアーティストのコリアさん。

ジャズファンのみならず、音楽好きなら一度は聴いていただきたいミュージシャンです。

Chicago SongDavid Sanborn

アメリカのサックス奏者デイヴィッド・サンボーンさんは、ジャズをベースにロック、ソウル、R&Bなどさまざまな音楽を融合したフュージョンの名プレイヤーです。

1975年にファーストアルバム『Taking Off』でデビューを飾り、6つのグラミー賞受賞をはじめ、8枚のゴールドアルバム、1枚のプラチナアルバムを持つなど輝かしい功績を残しています。

マーカス・ミラーさんをプロデューサーに迎えたアルバム『Straight to the Heart』が1986年度ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞を受賞するなど、サンボーンさんの音楽性が高く評価されてきました。

幼少期のポリオ治療の一環としてサックスを始め、14歳から音楽活動を開始、ウッドストックへの出演やスティーヴィー・ワンダーさん、デイヴィッド・ボウイさんらとの共演は、サンボーンさんの実力を物語っていますね。

フュージョンの入門にオススメのアーティストです!

Breezin’George Benson

ジョージ・ベンソンさんは、ジャズ、R&B、ポップのジャンルを横断するアメリカ出身のギタリスト兼シンガーソングライターです。

驚くべきことに、彼のキャリアは子供の頃から始まり、10歳の時には早くもレコード会社と契約。

1960年代から70年代にかけて、ジャズギタリストとして、またソロアーティストとして大成功を収めました。

とくに1976年の大ヒット曲『This Masquerade』は、グラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞。

ベンソンさんは、数多くのグラミー賞に輝いていますが、ジャズの伝統を尊重しながらも、ポップスへの適応力に長けているのが特徴です。

ギタリストとしての才能はもちろん、ボーカリストとしても独特のスキャットを聴かせてくれます。

ジャズとポップスの垣根を越えて活躍するベンソンさんの音楽は、ジャズファンだけでなく、幅広い音楽ファンにオススメですよ!

RIO FUNKLee Ritenour

カリフォルニア州ロサンゼルス出身のリー・リトナーさんは、ジャズ、ファンク、フュージョンなど多岐にわたるジャンルで活躍するギタリストです。

8歳でギターを始め、16歳の時にはママス&パパスのレコーディングセッションに参加するほどの才能の持ち主。

1976年にデビューアルバム『First Course』をリリースし、1980年代には『Is It You?』がヒット曲に。

ボブ・マーリーさんやアントニオ・カルロス・ジョビンさんへのオールスター・トリビュートアルバムも手掛けるなど、ジャズの巨匠からポップミュージックまで幅広い音楽性を持つリトナーさん。

グラミー賞では1985年に『Early A.M. Attitude』で最優秀インストゥルメンタル編曲賞を受賞しています。

フュージョンの名曲の数々を生み出してきたリトナーさんの音楽は、幅広い層のリスナーにオススメですよ!

Reach OutGeorge Duke

アメリカ出身のピアニストのジョージ・デュークさんはフュージョンシーンで活動をされてきました。

1970年代初頭にはジャン=リュック・ポンティさんやフランク・ザッパさんと共演し、ソロアーティストとしてはアルバム『Reach For It』でゴールドディスクを獲得。

プロデューサーとしてもグラミー賞を受賞するなど、フュージョンシーンの第一人者として活躍されました。

ジャズやファンクなどの要素を巧みに織り交ぜた独自の音楽性は、ジャンルの垣根を越えて多くのミュージシャンに影響を与えてきたのです。

Mas Que NadaAl Jarreau

Al Jarreau – Mas Que Nada (Official Live Video)
Mas Que NadaAl Jarreau

ジャズ、R&B、ポップなど幅広いジャンルで活躍したアメリカのシンガーソングライター、アル・ジャロウさん。

1975年にデビューアルバム『We Got By』をリリース。

1981年発売のアルバム『Breakin’ Away』に収録された『We’re in This Love Together』は彼の代表曲となりました。

グラミー賞を7回受賞するなど音楽業界で高く評価され、50年以上にわたるキャリアでジャンルを超えて影響を与え続けました。

独特なボーカルスタイルとスキャットの技術から「スキャットの曲芸師」とも称されたジャロウさん。

ジャズやR&Bが好きな方にぜひオススメしたいアーティストです。