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フュージョンを奏でる世界のアーティストまとめ

ジャズの伝統を尊重しながら、ロック、ソウル、ラテンなど多彩な音楽ジャンルを融合させた革新的なサウンド。

アメリカのジャズシーンから世界へと羽ばたいたチック・コリアさんの斬新なピアノ、グローバー・ワシントン・ジュニアさんのソウルフルなサックス、ジョージ・ベンソンさんのスキャットが織りなす魅力的な音世界。

フュージョンミュージックの新しい地平を切り開いたアーティストたちの音楽をご紹介します。

フュージョンを奏でる世界のアーティストまとめ

Westchester LadyBob James

ジャズとクラシック音楽の融合を軸に、ポップスやロックの要素も取り入れたフュージョンジャンルの巨匠と言えば、アメリカ出身のキーボーディスト、ボブ・ジェームスさんの名は外せません。

1970年代からソロキャリアをスタートさせ、『One』や『Two』などの代表アルバムをリリース。

中でも『Angela』は、日本でも人気のテレビ番組『Taxi』のテーマ曲として知られています。

グラミー賞を2度受賞するなど輝かしい功績を残す一方、ハーヴェイ・メイソンさんらとフォープレイを結成し、バンド活動も精力的におこなってきました。

クラシック音楽へのアプローチも試みるなど、型にとらわれない自由な音楽性が魅力。

フュージョンの入門にオススメのアーティストです!

Room 335Larry Carlton

フュージョンシーンで名を馳せたギタリストといえば、ラリー・カールトンさんですよね。

アメリカ出身のカールトンさんは、1970年代から80年代にかけてジャズ、ブルース、ポップ、ロック等、多岐にわたるジャンルで活躍しました。

19回ものグラミー賞にノミネートされ、4回受賞しているのも納得の実力者。

1981年にリリースされたアルバム『Sleepwalk』に収録された『Rio Samba』や『Smiles and Smiles to Go』などは、カールトンさんの代表曲として今なお愛され続けています。

フュージョンシーンに興味がある方は、ぜひカールトンさんの音楽に触れてみてくださいね。

Song For BilbaoMichael Brecker

テナーサックス界の至宝、マイケル・ブレッカーさん。

1970年代にニューヨークへ進出し、数多くのアーティストのアルバムに参加した彼は、ジャンルを問わぬ音楽性とテクニックでファーストコールミュージシャンとして活躍しました。

1974年に兄のランディさんとブレッカー・ブラザーズを結成し大成功を収め、80年代から90年代にかけてはステップス・アヘッドでも活動。

ジョン・コルトレーンさん以降、最もテナーサックスの演奏スタイルに影響を与えた人物とされる彼の音楽は、ジャズだけでなくロック、R&B、ファンクなど幅広いリスナーにオススメです。

2007年に白血病のため57歳で他界するまで、生涯現役で音楽に情熱を注ぎ続けたマイケルさん。

最後の作品となったアルバム『Pilgrimage』は遺作となり、没後に発表されて高い評価を受けました。

おわりに

フュージョンのシーンで活躍する世界のミュージシャンを一挙に紹介しました。

ジャズをベースにさまざまな音楽を取り入れたスタイルは、ミュージシャンごとにそれぞれの味わいがあって聴いていてとても楽しいんですよね。

ぜひこの記事で紹介したミュージシャンたちの楽曲を聴いて、お気に入りのミュージシャンを見つけてくださいね。