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ジャズフュージョンを奏でる名手たち。代表的な海外アーティストまとめ

さまざまな要素が融合したジャズフュージョンは、自由な音の広がりと革新的なサウンドで多くの音楽ファンを魅了してきました。

ピアノやサックスなどの楽器の枠を超えた演奏で、ジャズの伝統的な要素に新しい風を吹き込んだアーティストたちは、音楽の新しい可能性を切り開いてきたのです。

この記事では、ジャズフュージョンを語る上で欠かせない海外の先駆者や実力派ミュージシャンをご紹介します。

その革新的なサウンドの魅力を、ぜひこの記事でお楽しみください!

ジャズフュージョンを奏でる名手たち。代表的な海外アーティストまとめ(21〜30)

CountdownNEW!Victor Bailey

伝説のベーシスト、ジャコ・パストリアスさんの後任として名門ウェザー・リポートに抜擢されたのが、アメリカ出身の天才、ヴィクター・ベイリーさんです。

ドラマーのオマー・ハキムさんと築いた強力無比なリズムセクションは、バンドに新たなグルーヴを吹き込みました。

彼の真骨頂は、まるでボーカルのように歌い上げるメロディアスなベースライン!

「スキャット・ベース」と称される独創的なソロは、聴く人の心を一瞬でわしづかみにします。

ジャズ・フュージョンの枠を軽々と超え、マドンナさんなどポップスターの楽曲にも豊かな彩りを与えた彼のプレイに触れれば、ベースという楽器の無限の可能性に魅了されるはずですよ!

SongbirdKenny G

Kenny G – Songbird (Offiical Video)
SongbirdKenny G

ケニー・Gさんは、スムーズジャズやアダルトコンテンポラリージャズの代表的なアーティストです。

アメリカ出身のサックス奏者で、1982年にデビュー。

代表曲は、アルバム『Duotones』に収録されたヒット曲『Songbird』で、彼の音楽キャリアの商業的成功の礎となった曲です。

フュージョンジャズを感情豊かなサックスの音色で奏でる彼の音楽性は高く評価されています。

スムーズ・ジャズの入門にオススメのアーティストです!

Mas Que NadaAl Jarreau

Al Jarreau – Mas Que Nada (Official Live Video)
Mas Que NadaAl Jarreau

ジャズ、R&B、ポップなど幅広いジャンルで活躍したアメリカのシンガーソングライター、アル・ジャロウさん。

1975年にデビューアルバム『We Got By』をリリース。

1981年発売のアルバム『Breakin’ Away』に収録された『We’re in This Love Together』は彼の代表曲となりました。

グラミー賞を7回受賞するなど音楽業界で高く評価され、50年以上にわたるキャリアでジャンルを超えて影響を与え続けました。

独特なボーカルスタイルとスキャットの技術から「スキャットの曲芸師」とも称されたジャロウさん。

ジャズやR&Bが好きな方にぜひオススメしたいアーティストです。

Melodies Of LoveJoe Sample

ジャズをベースにロックやソウル、ラテンなどの要素を取り入れたスタイルが特徴的なフュージョンシーンで、アメリカ出身のジョー・サンプルさんは重要な役割を果たしてきたピアニストです。

ジャズ・クルセイダーズの創設メンバーとして知られるサンプルさんは、1950年代から2010年代にかけて活動。

ソロとしても1969年の『Fancy Dance』から数多くの作品をリリース。

映画『ムーラン・ルージュ』での『One Day I’ll Fly Away』など、他アーティストへの楽曲提供でも知られるサンプルさんは、ジャズ界に多大な功績を残したのです。

Westchester LadyBob James

ジャズとクラシック音楽の融合を軸に、ポップスやロックの要素も取り入れたフュージョンジャンルの巨匠と言えば、アメリカ出身のキーボーディスト、ボブ・ジェームスさんの名は外せません。

1970年代からソロキャリアをスタートさせ、『One』や『Two』などの代表アルバムをリリース。

中でも『Angela』は、日本でも人気のテレビ番組『Taxi』のテーマ曲として知られています。

グラミー賞を2度受賞するなど輝かしい功績を残す一方、ハーヴェイ・メイソンさんらとフォープレイを結成し、バンド活動も精力的におこなってきました。

クラシック音楽へのアプローチも試みるなど、型にとらわれない自由な音楽性が魅力。

フュージョンの入門にオススメのアーティストです!

Chicago SongDavid Sanborn

アメリカのサックス奏者デイヴィッド・サンボーンさんは、ジャズをベースにロック、ソウル、R&Bなどさまざまな音楽を融合したフュージョンの名プレイヤーです。

1975年にファーストアルバム『Taking Off』でデビューを飾り、6つのグラミー賞受賞をはじめ、8枚のゴールドアルバム、1枚のプラチナアルバムを持つなど輝かしい功績を残しています。

マーカス・ミラーさんをプロデューサーに迎えたアルバム『Straight to the Heart』が1986年度ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞を受賞するなど、サンボーンさんの音楽性が高く評価されてきました。

幼少期のポリオ治療の一環としてサックスを始め、14歳から音楽活動を開始、ウッドストックへの出演やスティーヴィー・ワンダーさん、デイヴィッド・ボウイさんらとの共演は、サンボーンさんの実力を物語っていますね。

フュージョンの入門にオススメのアーティストです!

Breezin’George Benson

ジョージ・ベンソンさんは、ジャズ、R&B、ポップのジャンルを横断するアメリカ出身のギタリスト兼シンガーソングライターです。

驚くべきことに、彼のキャリアは子供の頃から始まり、10歳の時には早くもレコード会社と契約。

1960年代から70年代にかけて、ジャズギタリストとして、またソロアーティストとして大成功を収めました。

とくに1976年の大ヒット曲『This Masquerade』は、グラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞。

ベンソンさんは、数多くのグラミー賞に輝いていますが、ジャズの伝統を尊重しながらも、ポップスへの適応力に長けているのが特徴です。

ギタリストとしての才能はもちろん、ボーカリストとしても独特のスキャットを聴かせてくれます。

ジャズとポップスの垣根を越えて活躍するベンソンさんの音楽は、ジャズファンだけでなく、幅広い音楽ファンにオススメですよ!