心に染みる病み系洋楽・歌詞が深く響く楽曲特集
時には心が折れそうになったり、誰かに共感してもらいたくなったり……。
そんな気持ちに寄り添ってくれる曲に出会えると、少し心が軽くなりますよね。
今回は、思わず涙が溢れ出してしまうような、切ない歌詞が心に響く洋楽の名曲をご紹介します。
落ち着いた空間で1人きりの時に聴きたい、心の奥に触れるような楽曲の数々。
あなたの心に染み入る1曲が見つかるかもしれません。
心に染みる病み系洋楽・歌詞が深く響く楽曲特集(1〜10)
Bad DayNEW!Daniel Powter

ピアノで始まる印象的なイントロを聴けば、すぐに分かる方も多いのではないでしょうか。
カナダのミュージシャン、ダニエル・パウターさんによる世界的に知られた名曲です。
本作は「ついてない日」をテーマに、どうしようもなく落ち込んだ心にそっと寄り添ってくれるような歌詞が胸に響きます。
2005年にアルバム『Daniel Powter』からのシングルとして世に出て、全米チャートで5週連続1位を記録しました。
アメリカの人気オーディション番組で、夢破れた挑戦者を送り出す曲として使われたエピソードは、本作の切ない世界観を象徴しているかのようですね。
心が折れそうな夜に一人で聴いて、思いっきり涙を流したい、そんな時にオススメの作品です。
Stronger (What Doesn’t Kill You)NEW!Kelly Clarkson

人気オーディション番組の初代チャンピオンという輝かしい経歴を持つ、シンガーのケリー・クラークソンさん。
彼女の作品のなかでも、心が弱っている時にこそ聴いてほしいのが、名盤『Stronger』に収められた一曲です。
つらい経験は自分を打ちのめすのではなく、より強くしてくれるという本作の力強いメッセージは、かの哲学者の言葉から着想を得たのだそう。
独りでいることは寂しいことじゃない、むしろ新たな一歩を踏み出すきっかけになったと歌うリリックは、聴く人の背中をそっと押してくれますよね。
全米チャートで3週連続1位を記録したという事実も納得の、パワフルな応援歌。
どうしようもなく落ち込んでしまった夜、一人静かに自分を奮い立たせたい時にぴったりのナンバーです。
All Girls Are The SameNEW!Juice WRLD

エモ・ラップシーンを代表するラッパーの1人として、絶大な人気を集めたジュース・ワールドさん。
残念ながら2019年に亡くなってしまいましたが、彼の音楽は今もなお多くのファンの心を捉えています。
そんなジュース・ワールドさんの、心の奥深くに響く一曲がオススメです。
この作品は、失恋の痛みからくる絶望や自己嫌悪を赤裸々につづっており、痛々しいほどの感情がただよっています。
すべての女の子は同じだと嘆くリリックは、彼の孤独と心の叫びそのもので、聴いていると胸が締めつけられるようです。
2018年2月に公開されたミュージックビデオも楽曲の世界観を強烈に表現し、彼の名を一気に広めました。
アルバム『Goodbye & Good Riddance』に収録された本作は、どうしようもなく落ち込みたい夜にぴったりの一曲ではないでしょうか。
F**kin’ PerfectNEW!P!nk

ピンクさんといえば、その鮮烈なパフォーマンスと歯に衣着せぬ言動で、姐御肌のキャラクターとしても人気のあるシンガーソングライターです。
今回紹介している楽曲は、2010年12月にベスト盤『Greatest Hits… So Far!!!』からシングルカットされ、本国アメリカでチャート最高2位を記録したナンバー。
ピンクさんらしい過激なタイトルとは裏腹に、歌詞の内容はとてもシリアスです。
生きづらさを感じている全ての人に向けたメッセージは、自分らしさを貫き戦い続ける彼女だからこその説得力。
もしあなたの大切な人が行き詰まり悩んでいたら、あなたは完ぺきなんだと力強く背中を押してくれる本作の存在を、ぜひ教えてあげてくださいね。
Lucid DreamsNEW!Juice WRLD

エモ・ラップの旗手として知られているラッパー、ジュース・ワールドさん。
21歳という若さで急逝した彼の音楽は、今も多くの心を捉えています。
こちらの作品はそんな彼を代表する一曲で、痛々しいほどの失恋ソングです。
別れた恋人の影に苦しみ、愛と憎しみの間で心が引き裂かれる様子を描いたリリックは胸に突き刺さるものがあります。
本作は2018年5月にシングルとしてリリースされ、名盤『Goodbye & Good Riddance』にも収められています。
スティングの名曲から引用された物悲しいギターが、どうしようもない絶望感を演出しているのも印象的ですね。
とことん感傷に浸りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
Rebel HeartNEW!Madonna

自身の半生を痛みをともなって振り返る、マドンナさんの作品です。
2015年3月にリリースされたアルバム『Rebel Heart』に収録されています。
一見、アコースティックで軽やかなサウンドにまとめられた1曲なのですが、そのリリックは驚くほど内省的。
栄光の裏で感じていた孤独や、自分を偽り傷つけてきた過去を真正面から見つめる様子は、胸に突き刺さるものがあります。
本作は、心が折れそうな夜、自分の弱さと向き合いたいときに聴くと、ありのままの自分を肯定してくれるような温かさを感じられるはずです。
1人で物思いにふけりがちな人は、ぜひチェックしてみてください。
suckerCharli XCX

ポップな印象のする楽曲性の裏腹で内に溜めたディスアウトや反骨精神と行った感情を吐き出していくような病みソングです。
終始明るいムードを演出しながらも歌詞には多くの闇が含まれているディープな表現が異質の存在感を放っています。