辛い、消えてしまたい…そんな時に聴いてほしい洋楽の名曲
音楽の力というのは凄まじく、落ち込んだときに曲を聴くだけで元気になることがあります。
ただそういった曲に巡り会えることは珍しく、なかなか自分の好みの曲と出会えることはないでしょう。
特に洋楽は、邦楽に比べて出会いにくいと思います。
今回はそんな方に向けて、辛いときや消えてしまいたい時に聴いていただきたい、洋楽の名曲をチョイスしました。
歌詞の解説もしているので、英語が分からない方でも問題なく楽しめると思います。
それではごゆっくりとご覧ください。
辛い、消えてしまたい…そんな時に聴いてほしい洋楽の名曲(1〜20)
MemoriesMaroon 5

カノンをおもわせるような耳なじみのいいメロディーが印象的なMaroon 5の『Memories』は、実は亡き人に贈られた曲なんですよね。
歌詞中の「思い出に乾杯」や、「飲むと思い出してしまう」といった言葉がストレートに胸にせまります。
誰しもが経験する別れですが、その人と出会えた奇跡や感謝が歌詞や優しいメロディーがにじみ出ていますよね。
今は亡き家族、友人、愛しい人の存在を自分の中に強く感じさせてくれる1曲です。
Wake Me UpAvicii

アヴィーチーさんの作品『Wake Me Up』はダンスミュージックにしては珍しいカントリー調のサウンドが心地よくメロディーを聴くだけでも晴れやかな気分になれますね!
直訳すると「起こして」というタイトルの本曲、実は内容の深い歌詞で、現実と夢の間で生きる人の葛藤を描いています。
その中で「Wake Me Up」というフレーズをキーワードに展開していく夢や進むべき道に迷ったときに道しるべとなってくれる1曲です。
You’re BeautifulJames Blunt

イギリス出身のシンガーソングライター、ジェームス・ブラントさんによる叶わない恋を描いた心揺さぶる一曲です。
2005年5月に発表された本作は、地下鉄で偶然出会った元恋人が新しいパートナーと一緒にいるのを目撃した体験から生まれました。
アルバム『Back to Bedlam』に収録され、世界13カ国で1位を獲得する大ヒットとなりました。
日本ではフジテレビ系ドラマ『小早川伸木の恋』の挿入歌や、トヨタ・ヴィッツのCMソングとしても起用されています。
一見ロマンチックな曲調ですが、実は切ない想いと複雑な感情が込められており、失恋や別れを経験した方の心に深く響く一曲となっています。
Bad DayDaniel Powter

何をやってもだめ……と落ち込んでしまう日もありますよね。
そんな日に聴いてほしい1曲がこちらのダニエル・パウダーさんの『Bad Day』です。
自分では何をやってもだめだ、と諦めかけているときに「今日はたまたまついてなかっただけだよ」と励ましてくれるメッセージソング。
優しい歌い口、ピアノの音色とアンサンブルの温かさが包み込んでくれます。
落ち込んだときでも聴いた後は顔を上げられる、そんな優しさあふれる応援歌です。
PompeiiBastille

力強いリズムと壮大なメロディが印象的な楽曲を、イギリスのインディーポップバンド、バスティルがリリースしました。
西暦79年のヴェスヴィオ火山噴火で破壊されたローマの都市ポンペイをモチーフに、日常生活における目的喪失や自己探求の葛藤を独特の視点で描き出しています。
2013年1月にアルバム『Bad Blood』から発表された本作は、イギリスのシングルチャートで第2位を記録し、アメリカでも第5位を獲得する大ヒットとなりました。
悲しみや孤独を抱えながらも、前を向いて生きていこうとする人々の姿を優しく包み込むような温かなサウンドは、心が折れそうな時にそっと寄り添ってくれる心強い味方となるはずです。