辛い、消えてしまたい…そんな時に聴いてほしい洋楽の名曲
音楽の力というのは凄まじく、落ち込んだときに曲を聴くだけで元気になることがあります。
ただそういった曲に巡り会えることは珍しく、なかなか自分の好みの曲と出会えることはないでしょう。
特に洋楽は、邦楽に比べて出会いにくいと思います。
今回はそんな方に向けて、辛いときや消えてしまいたい時に聴いていただきたい、洋楽の名曲をチョイスしました。
歌詞の解説もしているので、英語が分からない方でも問題なく楽しめると思います。
それではごゆっくりとご覧ください。
辛い、消えてしまたい…そんな時に聴いてほしい洋楽の名曲(21〜30)
You Are Not AloneMichael Jackson

キング・オブ・ポップの愛称で親しまれたシンガーソングライター、マイケル・ジャクソンさん。
彼の作品といえばダンスナンバーが有名ですが、実は心に深く染み入るようなバラードも名曲ぞろいなんですよね。
今回オススメしたいのは、深い孤独や絶望の中にいる人の心にそっと寄り添う、非常に温かい作品です。
この楽曲は、もう一人では抱えきれないと感じている人へ、「あなたは一人じゃない」と優しく、それでいて力強く語りかけます。
その慈愛に満ちた歌声は、まるで暗闇を照らす一筋の光のようですよね。
本作は1995年8月にアルバム『HIStory: Past, Present and Future, Book I』からシングルカットされた作品で、ビルボード史上初めて初登場1位を記録しました。
どうしようもなく寂しい夜に聴けば、温かい涙と共に心が少し軽くなるはず。
ぜひチェックしてみてください!
Stand By MeBen E. King

ベン・E・キングさんが歌う、言わずと知れた名曲『Stand By Me』は、同名の映画の主題歌にもなったり、いろいろなアーティストにカバーされたりしていることから、聴いたことがある人も多いでしょう。
そっと寄り添う優しいメロディーと、「そばにいてほしい」という気持ちをシンプルにつづった歌詞を聴いて、心の中に浮かんでくる人がいるはず。
孤独を感じてさみしい気持ちになってしまっても、一人ではないということを教えてくれますね。
True ColorsCyndi Lauper

世界中で大ヒットを記録した、シンディ・ローパーさんのラブ・バラード『True Colors』。
ラブソングのように受け取ることも可能ですが、落ち込んでいる人に対する応援ソングとしても伝わる曲です。
曲のタイトルは「本当の色」という意味ですが、色は個性を現しており、「自分の個性を消さずに自分らしく生き続けることの大切さ」をリリックで描いています。
シンディ・ローパーさんの明るい声質も相まって、気分が晴れると思います。
Boulevard Of Broken DreamsGreen Day

アメリカンドリームへの失望とその認識について書かれた曲。
グラミー賞を受賞し、2005 MTV Video Music Awardsでは、Video of the Yearをはじめ6部門において賞を獲得しています。
ミュージック・ビデオはNirvanaの「Smells Like Teen Spirit」で知られるサミュエル・バイエル監督によるものです。
Alone I BreakKorn

アメリカのニュー・メタルバンド、コーンが紡ぐ、あまりにも切ない叙情的なバラードです。
普段の攻撃的なサウンドとは一線を画し、ボーカルのジョナサン・デイヴィスさんの繊細でクリーンな歌声が、心の奥底に沈む孤独と苦悩を静かに描き出します。
「一人で壊れていく」という悲痛な心の叫びは、誰にも理解されない絶望を抱え、内側から崩れていく魂の姿を映しているかのようです。
どうしようもない孤独に押しつぶされそうになったときにこの曲を聴くと、その痛みにただただ寄り添ってくれるような感覚になるかもしれませんね。
張り詰めた心をそっと解き放ってくれる、涙なしには聴けない1曲です。
How Soon Is Now?The Smiths

疎外され、社会的に隔離された人々のためのアンセム・ソングといわれている曲。
バンドメンバーは、ロンドンのスタジオに赤い電球を設置し、最適な雰囲気を作り出した上でレコーディングを行いました。
曲名はMorrisseyが好きな本の1つである「Popcorn Venus」で提起された質問にちなんで命名されています。
Lose YourselfEminem

自身が主演の映画『8 Mile』の主題歌にもなっている『Lose Yourself』。
エミネムさんの代表曲とも言えますね!
戦いの始まりを告げるようなイントロからゾクゾクしちゃいます。
何もないところからはい上がっていく自身のありのままを描いた歌詞と自分に言い聞かせるような力強いラップがとにかくかっこいい。
一度きりのチャンスを絶対に逃すなというメッセージがビシビシ伝わる1曲なので、自分を奮い立たせたいときに聴いてほしい作品です。