百人一首クイズに挑戦!上の句から下の句を当てよう!
百人一首を覚えて競技かるたに挑戦したり、かるた遊びをしたりしてみたいと思っても、どうしても難しそうと感じてしまう方は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、かるたに挑戦してみたい方にぴったりな百人一首クイズを紹介します。
上の句を聞いて下の句を当てるクイズ形式なので、楽しみながら日本の伝統文化に触れられますよ。
歌の情景を想像しながら、友達や家族と一緒に和歌の世界を楽しんでみませんか?
クイズをきっかけに百人一首を覚えたら、ぜひ競技かるたにも挑戦してみてくださいね!
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百人一首クイズに挑戦!上の句から下の句を当てよう!(1〜10)
「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の」に続く下の句は?NEW!
- 衣ほすてふ 天の香具山
- しづ心なく 花の散るらむ
- 今日九重に 匂ひぬるかな
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衣ほすてふ 天の香具山
歌に出てくる香久山は、奈良県にあるそうです。
天からこの山は降りてきたという言い伝えがあるので、天のと付くそうですよ。
この香久山では夏になると、白い衣装が干されます。
緑の中に真っ白なものがあるその光景は、とてもキレイだったことでしょう。
風景のことだけではなく、当時は春から夏に季節が順調に移ることで、国がうまく治められている証ともとらえられていたようですよ。
「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の」に続く下の句は?NEW!
- からくれなゐに 水くくるとは
- われても末に あはむとぞ思ふ
- いつ見きとてか 恋しかるらむ
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われても末に あはむとぞ思ふ
愛しい人との別れは悲しいものですよね。
別れたことをいつまでもくよくよ悩まずに「必ずまた再会する」と、前向きな気持ちが伝わってくる和歌です。
岩によって急流が二つに分かれても、再び合流するといったところから、強い気持ちも感じ取れますね。
「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ」に続く下の句は?NEW!
- いづこも おなじ秋の夕暮
- 流れもあへぬ もみぢなりけり
- わがころも手は 露に濡れつつ
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わがころも手は 露に濡れつつ
自然の中での暮らしから、秋の長い夜の様子が感じ取れますね。
田んぼの番をする農民の仮小屋のとまの編み目が粗く、屋根から落ちる夜露で袖がぬれてしまうといった農民の夜を描いていますよ。
また、粗い造りの仮小屋に寝泊まりする農民の方々。
日本人の主食であるお米を育て、収穫までしている農民の方への尊敬の念も感じられる歌です。
百人一首クイズに挑戦!上の句から下の句を当てよう!(11〜20)
「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の」に続く下の句は?NEW!
- 雲のいづこに 月やどるらむ
- かたぶくまでの 月を見しかな
- 長々し夜を ひとりかも寝む
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長々し夜を ひとりかも寝む
好きな人に、届かない気持ちを抱きながら過ごす夜は長く寂しいものがあるのかもしれませんね。
そういった切なく、寂しい気持ちになってしまう長い夜を、山鳥の長い尾で表現した作品です。
さらに、日中は一緒にいるつがいの山鳥も、夜は谷を挟んで別々に寝る習性も重ねているそうですよ。
「ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば」に続く下の句は?NEW!
- 有明の月を 待ち出でつるかな
- 暁ばかり うきものはなし
- ただ有明の 月ぞ残れる
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ただ有明の 月ぞ残れる
こちらの歌は後徳大寺左大臣、藤原実方の作品です。
三十六歌仙の1人で、和歌以外に、管弦、漢詩、今様にもたけていたそうで、今でいうマルチプレイヤーだったのでしょうね。
百人一首の中でも、一字決まりの歌といわれ、ほ、が出た時点でもうこの歌しか選択肢がないことから、よく覚えられる歌の一つです。
「君がため 春の野にいでて 若菜つむ」に続く下の句は?NEW!
- 吉野の里に ふれる白雪
- 富士の高嶺に 雪はふりつつ
- 我が衣手に 雪はふりつつ
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我が衣手に 雪はふりつつ
第58代天皇である光孝天皇はセンスの良い人で、和歌だけでなく、琴の名手でもあったそうです。
春の野に出ての部分が字余りですが、その字余りの部分が、この和歌をリズム的に引き締めているのではないでしょうか。
イメージとリズムの複合技、とてもステキですね。
「天の原 ふりさけ見れば かすがなる」に続く下の句は?NEW!
- 三笠の山に 出でし月かも
- ふりゆくものは わが身なりけり
- 雲居にまがふ 沖つ白波
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三笠の山に 出でし月かも
現在は海外へ気軽に行き来できる時代ですが、日本へ帰国することが難しい時代もありました。
遣唐使として唐に渡った安倍仲麿は秀才だったため、日本へ帰ってくることが難しかったといわれています。
約30年ほど、唐で生活していたそうですよ。
帰国が決まりふと見上げた月と、故郷で見た月を重ねていたのでしょうね。





