印象に残るCM【2021年】
「この曲いいよね!」そんな声が聞こえてきそうなCMソングが、2021年にもたくさんありました。
商品やブランドの魅力を引き立てるCMソングは、私たちの記憶に深く刻まれるものです。
思わず口ずさんでしまったり、スマートフォンで検索したくなったり……。
そんな印象的なCM曲の数々を振り返ってみませんか?
懐かしい曲との再会や、新しい曲との出会いがきっとあなたを待っていますよ!
印象に残るCM【2021年】(1〜10)
日立の樹INSPi

日立製作所をはじめとする日立グループを代表するCMソングとして知られている楽曲。
1973年からアレンジを変えながら使用されている楽曲のため、どんな世代の方でも耳にしたことがあるであろう有名曲ですよね。
印象的な歌詞、覚えやすいポップなメロディー、絶妙なコーラスワークなど、誰もが知る楽曲ですが、実はCMに使われている部分はAメロのみで、Bメロやサビを含めたフルバージョンが存在することはあまり知られていません。
しかし、Aメロだけでも十分なインパクトを持っている、誰もが忘れられないCMソングとして愛されています。
積水ハウスの歌村上ゆき
大阪府大阪市に本社を構える住宅メーカー・積水ハウス株式会社のコマーシャルに使用されている『積水ハウスの歌』は、誰もが一度は聴いたことのある有名なコマーシャルソングですよね。
1970年に作曲・小林亜星さん、作詞・羽柴秀彦さんによって生み出されました。
2010年には創立50周年を記念して『積水ハウスの歌~50周年バージョン』が制作され、シンガーソングライターの村上ゆきさんが歌っています。
2020年には60周年を迎え八代亜紀さんを起用した『積水ハウスの歌〜60周年バージョン』も完成しているんです。
いすゞのトラックKAZCO

誰もが一度は聴いたことのあるいすゞ自動車のテーマソング『いすゞのトラック』。
30秒という短いCMの時間のなかで、この曲が人々に残した印象はとても大きいですよね。
初めはCMで流れているサビの部分しかなかったそうですが、その後フルサイズで楽曲が作成されました。
トラック運転手をテーマにした、渋い名曲です!
女性シンガーの歌声でおなじみですが、2018年からはアイナ・ジ・エンドさんや大友康平さんが歌っているバージョンもあります。
この曲のおかげでいすゞ自動車は日本一有名なトラック会社になれたのでは?
BLUE SOULSA_o, ROTH BART BARON, アイナ・ジ・エンド

楽器を持たないパンクバンドとして活躍するBiSHのメインボーカルであるアイナ・ジ・エンドさんと、現在はボーカルギターを務める三船雅也さんのみで活動しているバンド・ROTH BART BARONとのユニット・A_oの楽曲。
ポカリスエットのCMソングとして起用された楽曲で、浮遊感と透明感がある曲調にアイナ・ジ・エンドさんの天性のハスキーボイスが融合した印象的なナンバーです。
爽やかでありながらフックを持ったアレンジは、清涼飲料水のCMにぴったりですよね。
二人の声が重なるサビが心地いい、何度でも脳内再生を繰り返してしまう楽曲です。
三原色YOASOBI

大人気デュオ、YOASOBIが2021年7月にリリースした『三原色』は、NTTドコモの新サービス「ahamo」のCMソングとして書き下ろされた楽曲です。
どこか異国情緒を感じられる軽快なリズムがとてもかっこいいですよね!
フラメンコとJ-popがフュージョンされた1曲です。
「ahamo」のサービスが始まるにあたって、小御門優一郎さんが書き下ろした『RGB』という小説があります。
YOASOBIの『三原色』はこの小説をもとに書かれたそうですよ。
小説は特設サイトで公開されているので、楽曲と合わせてチェックしてみてくださいね!
ユニ長谷川白紙

『ユニ』は「Google Pixel 6」のコマーシャルソングのために、ネットで話題のシンガーソングライターである長谷川白紙さんが書き下ろした楽曲です。
冒頭の音程幅5度のハーモ二―と、中性的な歌声が独特のサウンドを生み出していて耳に残りますよね。
コマーシャルの途中ではYouTubeにて配信されているオリジナルアニメーション作品『Artiswitch』の、挿入歌に使用された長谷川さんの楽曲『わたしをみて』のタイトルが登場するシーンもあります。
のびしろCreepy Nuts

これまで素人にはハードルが高く、怖いイメージを持たれがちだったヒップホップというジャンルを親しみやすく聴きやすい音楽へと昇華させたヒップホップユニット・Creepy Nutsの楽曲。
メジャー2作目のアルバム『Case』に収録されている楽曲で、KDDI・沖縄セルラー電話が2021年に導入した携帯電話の料金プラン・povoのCMソングとしても起用されているナンバーです。
畳みかけるラップを全面に出していたそれまでのCreepy Nutsの楽曲とは少し違う、どこか脱力感のあるやわらかいメロディーや曲調が印象的ですよね。
CMという限られた時間の中でもインパクトを与える、キャッチーなナンバーです。