ボカロ最新リリース【2025年3月】
2025年3月、ボカロシーンに新たな風が吹き始めています。
進化し続けるボーカロイド技術と、クリエイターたちの斬新なアイデアが融合した最新曲の数々がリスナーの心を揺さぶっています。
透明感のある歌声と実験的なサウンド、そして深い余韻を残す歌詞の数々。
この春を彩る注目の楽曲たちが、あなたの音楽体験をさらに豊かなものへと導きます。
ボカロ最新リリース【2025年3月】(31〜40)
舐犢之愛かんてゐく

親子の愛を追及する一方で、その闇に潜む歪みも描き出した作品です。
かんてゐくさんによって2025年2月に発表された本作は、初音ミクのかすれた歌声とどこか不穏なサウンドが印象的。
重苦しい雰囲気を持ちながら疾走感があったりワルツ調だったりと、進んでいく中で曲が多面的な表情を見せてくれます。
深い愛情の中に潜む複雑な感情に共感できる方に、ぜひ聴いてみてほしいです。
アカペラでやれ!!ちから

合成音声ライブラリの可能性を最大限に引き出した、感情昂る作品です。
ボカロP、ちからさんによる『アカペラでやれ!!』は2025年2月にリリース。
ボカコレ2025冬TOP100ランキングで38位を獲得しました。
タイトル通り、ボカロの歌声のみで曲を作り上げており、その手腕、表現力、メッセージ性に脱帽。
今までにない音楽体験があなたを待っているかもしれません。
被検体とアブサンつる

エッジのあるバンドサウンドが空気を切り取るように響き渡る作品です。
つるさんが2025年2月にリリースした本作は、はかなげな初音ミクの歌声とますロックな曲調が特徴。
その激情的に展開する曲調が、聴く人の心を揺さぶります。
歌詞は電脳世界の中で音楽をつむぐ存在が何かをたどっていくような内容。
聴いているうちに音の波に飲まれてしまう感覚を味わえますよ。
しじまのはてなみぐる&青は止まれ

エレクトロニカとポップスの要素を巧みに調和させた、アートな作品です。
なみぐるさんと音楽ユニット青は止まれによる『しじまのはて』は、2025年2月のリリース。
先鋭的な音像にどこかノスタルジックな空気感を持ったメロディーラインが合わさって、不思議な浮遊感を生み出しています。
そしてこの曲最大の仕掛けは、MVのQRコードを読み込むノベルゲームが始まる、ということ。
ぜひご自身で、その世界観を体感してみてください。
No pain, no gain.ねじ式

ポジティブなメッセージがぎゅっと詰め込まれた、心温まるボカロ曲です。
ボカロP、ねじ式さんによる『No pain, no gain.』は2025年3月に発表されました。
CeVIOオンリーイベント「CeVO FeSTA 10」のテーマソングとして制作された本作。
ロックとポップスを絶妙にブレンドしたサウンドに仕上がっており、優しく広がっていくような音色が本当にステキなんです。
目標に向かってがんばりたい時や、新しい一歩を踏み出したい時にぴったり。
緊張した心もほぐしてくれるでしょう。
ボカロ最新リリース【2025年3月】(41〜50)
YAMI CROWみきとP

クールでダークな雰囲気を持ちながら疾走感のある、変幻自在なバンドサウンドが魅力的な1曲です。
みきとPさんが2025年3月にリリースした『YAMI CROW』。
シリアスでありながら、どこか希望の光を感じさせる楽曲に仕上がっています。
MVの実写映像を用いた幻想的な演出も見事。
暗闇の中でも前を向いて進もうとする強い意志が込められているこの曲。
なので、心が折れそうな時に聴くと勇気をもらえますよ。
イェルプエイハブ

デジタルとアナログの魅力を巧みに織り交ぜたポップロックサウンドが印象的。
2025年2月にリリースされた『イェルプ』は、肩の力がいい具合に抜けた曲調に可不のウィスパーボイスが絡まり合う、独特な空気感を持った作品です。
「笑われてもいいからやりたいことをやるんだ」そんなメッセージが詰まった歌詞も魅力。
リズミカルで親しみやすい楽曲なので、通勤や通学中のお供としてもぴったり。
エイハブ、バンドバージョンもぜひ聴いてみてくださいね。