ボカロ最新リリース【2025年6月】
2025年6月の音楽シーンを彩る最新のボカロ曲が、私たちの心に新しい感動をもたらしています。
透明感のある歌声と洗練された電子音が織りなす幻想的な世界、感情の機微を繊細に表現する歌詞の数々、そして実験的なサウンドデザイン。
この記事では、2025年6月のボカロ曲を一挙に紹介していきます。
進化し続けるボーカロイドの可能性が、あなたの音楽体験をさらなる高みへと導きます。
ボカロ最新リリース【2025年6月】(21〜30)
VKakuriyo

「Vから始まる偶像のおはなし」をテーマにした、ダークで中毒性の高いダンスチューンです。
Kakuriyoさんによる作品で、2025年6月に公開されました。
VtuberユニットHIMEHINAへの提供曲のボカロ版。
シンセサウンドの高揚感のある導入から、重厚なビートが炸裂するサビへ……その展開に心をわし掴みにされてしまいます。
仮想存在とファンの関係性を問うような歌詞の世界観も魅力。
ぜひこの美しい音世界にひたってみませんか。
ラムレーズン・パンケーキあぷえら

ふわりと甘い香りがただようのになぜか胸がキュッとなる、そんな不思議な魅力を持つボカロ曲です。
ボカロP、Aqu3raさんがあぷえら名義で手がけた作品で、初音ミクのキュートな歌声が、まるで夢と現実の狭間をたゆたうよう。
スイーツに例えられた甘い思い出ですが「過去の出来事にはもう触れられない」記憶との距離感が歌詞で表現されていて、聴いているうちに切ない気持ちに包まれてしまうんですよね。
過ぎ去った恋にそっと思いを馳せたい夜や、美しいメロディーに心を委ねたい時にぴったりです。
とろける、やさしいおくすり卯花ロク

エッジの効いたギターサウンドと、甘く危険な香りがたまらない1曲です。
ボカロP、卯花ロクさんによる本作は、2025年4月に初頒布されたコンピレーションアルバム『植物園』に収録された作品。
檀上大空さんのイラストから着想を得て生まれた楽曲です。
可憐な少女が内に秘めた狂気、そして毒のような魅力が描かれており、聴くほどにその世界観に引き込まれます。
刺激的な体験を求める夜にぴったりかもしれません。
分かっちゃいないねmonet

感情的な歌詞とアンニュイなロックサウンドが印象的な作品です。
音楽ユニット、monetによる楽曲で、2025年6月に公開されました。
どうしようもない複雑な思いを、揺れるギターサウンドと花隈千冬の気だるげな歌声で表現。
そんな音像と、別れた恋人への恨み節、未練が凝縮された歌詞の相性ばばつぐんなんです。
やるせない気持ちを抱えた時や感傷的な夜に聴くと、その世界観にグッと引き込まれますよ!
リアA4。

ボカロP、A4さんによる作品で、2025年6月に公開されました。
この曲は、ファーストアルバムに収録されたナンバー。
現実と向き合う葛藤、内政的な思いが予想できない曲展開に乗せて表現されています。
さまざまな音楽ジャンルが取り入れられたサウンドアレンジが圧巻。
天使が思うがままに動き回るハイクオリティなアニメーションMVも必見です。
彼にしか出せない音にぜひじっくりとひたってみてください。
踊るアンデッドTonbi×夏山よつぎ

お洒落で不気味な、中毒性の高いダンスチューンです。
Tonbiさんと夏山よつぎさんが手がけた楽曲で、2025年6月に公開されました。
スウィングジャズ調のサウンドがとにかくリズミカルで、思わず体が動いちゃいます。
また歌詞に落とし込まれているのは、理想と現実の狭間でのジレンマを吹っ切って踊り続けようというメッセージ。
ノリノリで聴いてもよし、考察しまくるもよしなボカロ曲です。
フィラデルフィアwotaku

裏切りと復讐の物語が描かれる、スリリングなヒップホップです。
『ジェヘナ』や『シャンティ』といったヒット作でも知られるボカロP、wotakuさんによる楽曲で、2025年6月に公開されました。
本作は歌い手Geroさんへの提供曲。
ダークなトラックに乗せて、信じていた仲間へ憎しみ感情を叩きつけます。
主人公の行き着く先に何が待つのか、そのダークなストーリー性に思いをはせずにはいられません。
感情を揺さぶられたい時に聴いてほしい、劇薬のような1曲です。





