アドリブはギタリストに限らず、ミュージシャンにとって必須のスキルです。
ライブなどで熱いアドリブソロが飛び出すと、その場の空気が一瞬でヒートアップしてカッコいいですよね。
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アドリブの始め方

http://o-dan.net/ja/
始めてアドリブにチャレンジしようと思う人にとって、何をどうしていけばかっこよいアドリブができるようになるかは、未知の世界のように感じると思います。
簡単にまとめると「曲のキーに合ったスケールを使い、その場のイメージでフレーズを組み合わせていく」と言えます。
しかし、初心者の方にとってはこの説明でもチンプンカンプンでしょう。
そこで、スカイプギターレッスンの中でこれからアドリブを始めようという方に説明する例えを用いて、先ほどのまとめを解説していきます。
アドリブを覚えるとは、新しく言語を覚えること
赤ちゃんが言葉を話せるようになる過程を想像してみてください。
まず最初に覚えて発する言葉は「ママ」や「パパ」などとても大切で発音しやすい言葉が一般的です、その後どんどん単語を覚えていき自分の名前を言えるようになったり、ぬいぐるみの名前を覚えたり、「何歳?」と聞かれた場合に「3さい」と答えられるようになっていきます。
ギターのアドリブもこれと同じなのです。
短い単語(フレーズ)を1つ覚え、何度も弾いてスムーズに弾けるようになる。
そして、次のフレーズを覚えるという繰り返しです。
この単語(フレーズ)の数を増やしていくことがアドリブへの第一歩です。
あいうえおとABCとスケール
単語(フレーズ)というものが言葉でもアドリブでも基本になることは分かったのですが、その言語で使える音というものがありますね。
日本語であれば50音、英語であればアルファベットのABCなどです。
アドリブでもこれに該当するものがあり、それが「スケール」です。
「スケール」とは私たちが外国語を勉強する際に一番最初に学ぶアルファベットと考えれば分かりやすいのではないでしょうか。
英語を勉強したとき、最初にABCDEFG…と覚えさせられましたよね。
英語はこの音を使い、さまざまな組み合わせることで成り立っていると知る上で、とても重要なことだったのではないでしょうか。
日本語と英語では音や発音などそれぞれ違いがあるように、音楽にも曲によって使える音が変わってきます。
ブルースであればブルースに合う音(スケール)、明るくポップな曲に合う音(スケール)、暗い曲に合う音(スケール)、さらには曲ごとに異なるキーというものが存在し、せっかく覚えたフレーズも曲と極端に違うスケールからできていれば合わなくなってしまいます。
われわれから見て外国人だからという理由でロシア人にタイ語で話しかけても意味が伝わらないですよね。
単語を文章に
スムーズに会話を成立させるためには単語だけでは不十分です。
海外でおいしいレストランに行きたくて、道行く人に「restaurant! Delicious!, restaurant! very nice!」と話しかけてもぽかーんとされるのではないでしょうか?
(筆者の経験上、根気よく情熱を持って伝えるとなんとか伝わることもありますが・・・)
そこで大切なのが、単語を組み合わせて意味を持たせることです。
「Could you recommend a nice restaurant near here?」と言えば近くの美味しいレストランを教えてもらえるのではないでしょうか。
アドリブも短いフレーズから覚えていき、それらをどのように組み合わせるのか、どのような場面で使うと良いかを学んでいきます。
そしてフレーズやスケールをもとに、その場で組み立てられるようになり、伝えたいことが伝えられるアドリブができるようになるのです。
その繰り返しから、自分なりの言い回しや個性的な話し方ができるようになるでしょう。
目的は会話、自分の気持ちを伝えること
英語を覚える理由は英語を話せるようになることではありませんよね?
英語を使って外国の方とコミュニケーションをとることではないでしょうか。
アドリブもただ弾けるようになることが目的ではなく、その場の空気や曲が求めているものを感じ取り、自分の気持ちや言いたいことを表現し音楽とコミュニケーションを取ることなのです。
そのためには単語(フレーズ)やアルファベット(スケール)などが大切になってきますが、それと同時に何を伝えたいのか、どのようなコミュニケーションをとりたいかもとても大切になってきます。
少し話が難しくなってきましたが、アドリブとは音楽で会話を楽しむことです。
それを忘れずにひとつずつ身につけていけば、必ずアドリブで人を感動させることができるようになります!
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