おすすめバンド漫画。人気の音楽マンガ 10選
漫画・コミックの中でも特にミュージシャンやバンドものって、ちょっと身近な分ハマってしまうことってありませんか?
そこでメジャーどころからマイナーまでバンドマンなら読んでおきたい、おすすめバンド漫画・人気の音楽マンガ10作品をご紹介します!
実写映画にもなったバンド・音楽漫画
BECK(全34巻)
どこにでもいる平凡な中学生『田中幸雄』(通称:コユキ)が、ある日『南竜介』(以下:竜介)という謎の帰国子女と出会う所から物語は始まる。
ある時ふと歌を歌った時に、コユキにはヴォーカリストとして天性の才能があると思った竜介はコユキを自分のバンドのメンバーに誘う。
その後、千葉恒美(Vocal.MC)、平義行(Bass)、桜井裕志(Drum)を加え、MGS(モンゴリアン・チョップ・スクワッド)を結成。
数々のフェスに出演し、失敗や成功していく姿に心打たれたバンドマンも多いのではないでしょうか。
NANA(既刊21巻:現在休載中)
生き方も価値観も全く違う2人の女の子。
大崎ナナ(以下:ナナ)と小松奈々(以下:ハチ)が東京に上京する新幹線の中で出会う所から、2人の物語は始まる。
その後、たまたま部屋を探していたハチは、偶然にも下見しに行った部屋でナナと再び出会う。
そしてひょんな事から2人は同居する事に。
ハチが大ファンのバンド『TRAPNEST』のギタリスト『本城蓮』、ナナの所属するバンド『BLACKSTONES』、2つのバンドとハチを交え物語は進行する。
強がっていても実は心の弱いナナと、流れに任せてしまい奮闘するハチの2人の行く末が気になる作品です。
日々ロック(全6巻)
高校三年、勉強も運動も全然できないいじめられっ子の男の子。
『日々沼拓郎』
どんなにつらい事があっても彼はくじけない。
なぜなら彼にはロックがあるから。
感情のまま自分の思いをライブハウスで吐き出していたが、観客もおらず反応も冷ややかなものだった。
演奏中にテンションがあがると局部を露出する癖があるという、キワモノな主人公。
ある日『宇田川咲』という女の子と出会い、物語は加速していく。
ロックとい暑苦しさが前面にでている所や主人公の葛藤に共感するバンドマンも多い作品です。
デトロイト・メタル・シティ(全10巻)
ポップでオシャレな音楽をこよなく愛する少年『根岸崇一』(以下:根岸)大学進学で上京してきた彼は卒業後にレコード会社と契約をする。
しかし根岸がやらされる事になったバンドは、まさかのデスメタル。
彼は悪魔系デスメタルバンド、DMC(デトロイト・メタル・シティ)のギターヴォーカル『ヨハネ・クラウザーII世』に仕立てられデビューする羽目に。
しかし、まさかのメタルの才能を発揮して瞬く間にバンドは有名に。
クラウザーをカリスマに仕立てる周りの発言や行動。
それに順応している根岸の対応がおもしく描かれていく。
カノジョは嘘を愛しすぎてる(既刊16巻)
――嘘ばかりつく僕のことを カノジョは「正直な人だ」って言うんだ。
八百屋の娘『小枝理子』(以下:理子)はある日『小笠原心也』と名乗る男性にナンパされる。
彼の鼻歌のメロディーに聞き惚れてた理子は彼と付き合うことになる。
しかし彼の正体が実は自身が大ファンの人気バンド『CRUDE PLAY』のメンバー『小笠原秋』だとは気づかずに物語はゆっくりと進んで行く。
少しドロドロとした少女漫画特有の感じがしますが、映画はまた一味違った楽しみ方ができる作品です。
ソラニン(全2巻)
ある日愛する人がいなくなったらあなたはどうしますか?
主人公『種田成男』(以下:種田)・『井上芽衣子』(以下:芽衣子)の2人を包む小さな恋模様や人間模様を描いた物語です。
全2巻という短編にもかかわらず、50万部以上売れた屈指の名作。
社会人2年目の芽衣子は将来に不安を感じ会社や大人に対して不満があり、ある日勢いで会社を辞めてしまう。
恋人であり同棲相手の種田はバンドマンであり、デザイン会社の仕事の合間を縫ってバンド活動を続けていた。
しかし、自分の才能や環境に不満を抱く種田は芽衣子に突然別れを切り出す。
和解はしたものの散歩に行ったきり帰ってこず、連絡があったのはそれから5日後であった。
そして今までの思いを芽衣子に伝え「これからは2人で幸せになろう」と伝え、お互いの思いを確認した帰り道、種田は交通事故で他界する。
バンドマンを彼氏にもつ女性全てに是非とも読んでほしい作品です。
のだめカンタービレ(全25巻)
ピアノ科に在籍しながら指揮者を目指すエリート音大生『千秋真一』(以下:千秋)は、過去に胴体着陸という飛行機事故のトラウマと海に溺れて船にも乗れないことからクラシックの本場に行くことが出来ず、毎日々行き詰まりを感じていた。
ある日酔っ払って自宅の前で寝ていたところを、変人奇人の『野田恵』(以下:のだめ)に拾われる。
掃除も出来ず、料理も出来ないダメダメなのだめに秘められたピアノの才能を感じ取る。
のだめもまた千秋の外見や音楽の才能に惹かれ千秋にまとわりつくようになる。
順調に道を踏み外していきながらもお互いを高めあっていく二人の成長を描く、クラシック漫画。
アニメ化したバンド・音楽マンガ
けいおん(全4巻+番外編)
高校生のバンドブームの火付け役。
このアニメを見て音楽を始めた方も多いのではないでしょうか。
平沢唯、秋山澪、田井中律、琴吹紬、中野梓の5人のゆるゆるの物語に何か高校生活で忘れてきたものを感じることができる作品です。
ちなみに2期のスタジオを借りに行く回にでてきたスタジオは、スタジオラグの北白川店の外観がモデルになってます。
四月は君の嘘(全11巻)
音が聴こえないんだ。
正確無比な演奏で数々のピアノコンクールを総なめにし、ヒューマンメトロノームとも比喩された神童『有馬公生』。
彼は母親の死をきっかけにピアノの音が聴こえなくなりコンクールからもピアノからも遠ざかってしまう。
それから3年後の4月。
幼馴染の『澤部椿』を通じ、同い年のヴァイオリニスト『宮園かをり』と出会う。
彼女の演奏を聴き、母が死んでからモノクロに見えていた世界がカラフルに色づきだす。
公生の葛藤や、かをりの葛藤。
そして椿や渡亮太の4人の人間関係が複雑に絡み合っていく。
そして様々な事が4人を、周りを変えながら再び春を迎える。
個人的に作中随所に出てくる名言が心にグッとくる作品です。
『わたしを見て。
顔を上げてわたしを見て。
下ばかり向いているから、五線譜の檻に閉じ込められちゃうんだ。』
ウッドストック(全18巻)
インディーズバンドというものに注目した作品。
バンドマンには一番共感がもてる作品ではないでしょうか。
現代の東京が舞台。
ネット上に顔も正体も全く不明な音楽配信バンド『チャーリー』が音楽シーンにて話題を呼んでいた。
主人公『成瀬楽』(以下:楽)は引っ込み思案で、さえない青年だったがロックをこよなく愛していた。
チャーリーの正体は作詞・作曲・演奏・編曲全てを楽1人で行っていた架空のバンドだった。
そんな中配送でいったライブハウスで出会った『新山椎奈』、働いていた運送業社に入ってきた『町田要』と出会いによりチャーリー自体が表世界に出ていく。
ウッドストック・フェスティバルを始め、過去に実在したミュージシャンなども織り交ぜている事がファンの中では話題になっている作品。
注目しているバンド・音楽コミック
SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん(既刊4巻)
さえない英語教師『本田紫織』兄がバンド活動で莫大な借金を作り、失踪。
そのせいで家は貧乏暮らしを余儀なくされる。
それのせいか音楽をやっている人間を大嫌いになってしまった父。
妹ともうまくいかず、自分も毎日ただ働くだけでもやもやしている時、ふと浮かんだのはギターを教えてくれた兄の笑顔。
17歳の誕生日に兄からもらったあるもの。
それを置いてあるクローゼットをあけると…。
バンドマンの人に、『もし27歳までに伝説を成し遂げないと死んでしまう。
でも過去の楽器の偉人が自分に取り付いて伝説を一緒に作れるとしたら』というと、何人がOKするでしょうか。
正直続きが気になって仕方ない作品です。
最後に
読んだことがない方は是非とも一度読んでみてはいかがでしょうか。
まだまだ紹介しきれてない漫画はまた次回にでもご紹介させていただきます。