【神出鬼没】バンクシーの作品一覧!世界を驚かせる謎の芸術家の作品
街中の壁に突如として絵が現れるも、一切姿を現すことはないアーティスト、バンクシーさん。
世界中で話題を呼ぶその作品には、私たちに向けられた鋭い社会風刺や人々への温かいメッセージが込められています。
その数々の作品に、心を奪われたことがある方も多いのではないでしょうか?
この記事で紹介するのは、そんな謎めいたアーティストのバンクシーさんが手がけた作品一覧!
誰もが知る有名な作品はもちろん、あなたの心を打つ作品にも出会えるかもしれませんよ。
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【神出鬼没】バンクシーの作品一覧!世界を驚かせる謎の芸術家の作品(11〜20)
Donkey DocumentsNEW!バンクシー
長く紛争が続いているイスラエルとパレスチナを分断している8メートルの壁に、2007年に描かれた作品です。
ロバの身分証を兵士がチェックしている構図で、地域の分断を嘆くようなメッセージも伝わってきます。
これがイスラエルの兵士であることから、パレスチナへの侮辱だととらえられ、壁ごと切り取られてオークションに出品されたというエピソードも伝わっています。
紛争地域へのメッセージが、離れた地域で切り取られた芸術作品になってしまったというところで、論争のきっかけにもなった作品ですよね。
Game ChangerNEW!バンクシー
小さな子供が看護師の人形と遊ぶ様子が描かれたこちらは、新型コロナが広がっていた時期に制作されました。
子供の横にはヒーローの人形があり、感染症が広がる中では誰もが知る正義の味方よりも、看護師さんをはじめとした医療従事者の方々の方がヒーローである、ということを伝えています。
この作品をイギリスの病院に寄贈した際にバンクシーさんは、医療従事者の方への敬意と、この絵をきっかけに少しでも明るい気持ちになってくれれば、というメッセージを添えたそうです。
NapalmNEW!バンクシー
ミッキーマウスとドナルドと、苦しそうな表情を見せる子供が手をつないでいるという、不気味さも感じるような作品です。
この中央の少女は、1972年のベトナム戦争の最中、ナパーム弾で衣類も皮膚も焼失した9歳のキム・フックさんで、ここからタイトルの『ナパーム』の意味が見えてきます。
そしてミッキーマウスはディズニー、ドナルドはマクドナルドのキャラクターということで、資本主義の象徴として表現されていますね。
ベトナム戦争が資本主義を共産主義から守るという目的だったことを批判、反戦と資本主義の矛盾を指摘するメッセージが込められた作品です。
PARKINGNEW!バンクシー
アメリカのロサンゼルスにある駐車場、その横にある壁に2010年に描かれた作品です。
PARKINGの文字から「ING」が消されたように薄くなっていて、Aのところにかかっているブランコで女の子が遊んでいます。
これはPARKINGからINGを消すと「PARK」、つまり公園になるということで、駐車場と公園を対比させるような構成ですね。
遊び場であった公園が徐々に失われて、無機質な駐車場に変わっていくことへの嘆きと批判が、わかりやすく表現されていますね。
Slave LabourNEW!バンクシー
ユニオンジャックの万国旗をミシンで縫う子供の絵が描かれたこちらは、2012年に開催されたロンドンオリンピックへの抗議の絵とされています。
4年に一度のビッグイベントで盛り上がる裏では、オリンピックに必要な物を制作する人の労働を搾取しているんだということを伝えています。
作品はロンドンにあるお店の壁に描かれ、街の人からオークションを取りやめる声があがるも、最終的には売却されました。
誰もが楽しみにしているイベントであっても、その裏で何が起こっているのか、もっと視野を広げて考えなければならないことを教えてくれている作品です。
おわりに
バンクシーさんの作品は、芸術の新しい可能性を切り拓くとともに、社会への強いメッセージを投げかけ続けています。
時代や場所をこえて私たちの心に響く作品の数々は、これからも人々の記憶に深く刻まれていくことでしょう。