前回の「ベースってコードはあるの?
ベースのコードの押さえ方」ではセブンスコード(◯7)の例をあげました。
セブンスコードさえわかればブルースが弾けます。
ベーシスト1〜3人でも楽しめる譜面も用意したのでベーシストの友達ともやってみてくださいね。
今回は上記に加えて、メジャーセブンス、マイナーセブンスの音形を使っておしゃれなラインを作ってみたいと思います。
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もくじ
メジャーセブンスを弾いてみよう
メジャーセブンスコード(◯M7)とは
メジャーコードと言うのは(1度 3度 5度 Cの場合はドミソ)です。
それに7度(Cの場合はB)を足したコードがメジャーセブンスコード(CM7)です。
略号では(C△7)などと表記します。
響きとしては爽やかかつ哀愁がある響きといいましょうか。
余談ですが山下達郎さんの楽曲はメジャーセブンスコードがお約束みたいに出てきますね。
メジャーセブンスコードを大々的に用いた最初のJ-pop曲は山下達郎さんの最初のバンド シュガーベイブの「Down Town」ではないかと思うのですが、それより以前にこんな曲があるよ。
という方はお教えいただければ幸いです。
この2つの形です。
4弦をルートにする方法と3弦をルートにする方法の2種類があるということを覚えましょう。
まずはCM7 FM7
前回のブルース進行で用いていたセブンスコードのb7が半音上がった音型です。
4弦をルートにするポジションと3弦をルートにするポジションを覚えてみましょう!
同じコードでもトップノートが3度か7度かで響きが違いますね。
マイナーセブンスを弾いてみよう
マイナーセブンスコード(◯m7)とは
それに7度(Cの場合はB)を足したコードがマイナーセブンスコード(Cm7)です。
略号では(C-7)などと表記します。
響きとしては暗いんだけどおしゃれ、都会の夜みたいな感じです。
この2つの形です。
4弦をルートにする方法と3弦をルートにする方法の2種類があるということを覚えましょう。
後に出てくるブルース進行の基本の押さえ方です。
4弦をルートにするポジションと3弦をルートにするポジションを覚えてみましょう!
前回と同様、同じコードでもトップノートが3度か7度かで響きが違いますね。
Lovin’ You的なコード進行を弾いてみましょう
上記の3種類のコードを使用して、かなり多種多様な曲が弾けてきます。
ミニー・リパートンのLovin’ You的なコード進行を弾いてみましょう。
サンプル音源です。
コンピングを考えた場合
親指でベース音のリズムを強調した場合の演奏です。
サンプル音源です。
2人で演奏する場合(ツインベース)
ベースラインを弾く方、和音を弾く方に別れた演奏例を作成しました。
和音の流れも重要ですが、ベースラインと和音のラインは互いに合いの手を入れるようなリズムになっているのもポイント。
何でもかんでも一発目にジャラーンと弾けばいいものではないんですね。
サンプル音源です。
3人で演奏する場合(トリプルベース)
上記に加え、ちょっとしたメロディーを創作してみました。
4弦ベースでも音域の住み分けで十分音楽が成立しますね。
こういったメロディーをベースで弾くのは今後のアドリブを練習する上で、すごく重要だったりします。
ちなみにこのメロディーはさり気なく9度の音程を盛り込んでいます。
この9度の使い方がベーシストの人はいまいちだったりします。
まあベースラインにそれほど頻繁に出てくるものでもないですしね。
サンプル音源です。
最後に
いかがでしたか?
今回はメジャーセブンス、マイナーセブンスの音形をやってみました。
ぐっとおしゃれになサウンドになったと思います。
ボサノバ曲とかボーカルとのデュオでやってみるのもいいですね。
次回は、前回のセブンスコードとの合わせ技とディミニッシュコードの入れ方をやってみたいと思います。
ライタープロフィール
ベーシスト
津田藤宏
1980年生まれ 大阪市旭区出身 関西大学文学部教育学科卒業 津田ベース教室主宰 月60人を超えるベース教室を運営する。
大学時代よりジャズ、ポップス、ロック、ファンク、ソウルなどの音楽を演奏する。
最近は京阪神のJAZZ系ライブハウスにての活動およびジャムセッションのホストがメイン。
またエレキベースはほぼ独学。
納浩一氏よりベース奏法。
宮脇俊郎氏より指導法のレッスンを受ける。
ウェブサイト:http://bass2416.com
Facebook:fujihiro.tsuda