ホッキョクグマ

ホッキョクグマ（シロクマ）は、体長最大3メートル、体重は400～600キログラムに達するそう。

オスでは最大800キログラムを超えることもあり、現存するクマの中で最も体が大きい種類です。

北極圏の厳しい寒さや空腹に耐え、脂肪を蓄えるために大きな体をしているそう。

4足で立った状態の、鼻先から尻尾の付け根まで

クマなどの哺乳類の体長は通常、4つ足で立った状態で鼻先（吻端）から尻尾の付け根（尾基部）までを直線で測定します。

しっぽ自体は体長には含まないのが一般的です。

雑食性

クマは雑食性の動物です。

つまり木の実、野草、果実などといった植物から、魚、小動物、昆虫などの動物まで幅広い食物を食べます。

季節や地域によって食べるものが変化しますが、雑食性であることから生息域を広げることができています。

クマの年齢

クマの歯を分析することで、年輪のような成長層（セメント質年輪）を調べ、クマが何歳だったのかを推定できます。

このデータを収集することで、この地域にどれくらいの年齢のクマが住んでいるか分かり、生息数を推定できるのです。

これは野生動物の年齢調査で広く用いられている手法です。

胸にある白い模様

ツキノワグマは日本に生息するクマの一種。

ツキノワグマの「ツキノワ」は、胸にある半月状（弓形）の白い模様が名前の由来になっています。

この模様が満月や三日月など月の形に似ていることから「月の輪」と名付けられました。

大人のオスかどうか

ヒグマの足跡が大きい場合、それは大人のオスである可能性が高いです。

オスの成体はメスや子グマよりも身体が大きいため、足跡もより大きくなります。

前足の幅が15センチメートル以上の場合は、ほとんどの場合で大人のオスです。

人目につきにくい川沿いや藪の中を通る

ヒグマは警戒心が強く、人目を避けて行動する特性があります。

そのため、住宅地周辺を移動する際には川沿いや藪、森と人家の境界など目立たない道を選びます。