体を動かしながら脳を活性化できる面白い体操をご紹介します!
指先を使った「グーチョキパー体操」や「指回し体操」など、高齢者の方に楽しく取り組んでいただける脳トレ運動を集めました。
それぞれの動きを変えたり組み合わせたりすることで、より効果的に認知症が予防できます。
動きに慣れたらアレンジを加えていっても盛り上がりそうですね。
間違えても笑いに変えて、和やかな雰囲気で続けられるのが魅力的。
ぜひ、みなさんで一緒に挑戦してみませんか?
脳トレ・認知症予防体操(1〜20)
指回し体操

両方の手の同じ指同士を、くっ付けて回していく指回し体操をご紹介します。
内科医の先生が考案された指体操で、認知機能の向上や速読力や計算力のアップなどの効果が期待できるそうですよ。
大脳が手や指を動かしたりコントロールする領域はなんと3分の1以上だそうです。
ですので、指を動かすだけで脳が刺激され活性化しますよ。
指を動かすのでおこなう前に、指の付け根を軽くもんでおくといいかもしれません。
指をくるくると回すといったシンプルな動きなので、ちょっとしたすき間時間にも取り入れられそうですね。
尺取り虫脳トレ体操

指で尺取り虫のような動きをした、手遊びをして脳を活性化させましょう。
尺取り虫は、体を伸びたり縮めて移動させる特徴のある動きをしますよね。
その動きを、指で再現させて手遊びにしますよ。
両手の人差し指と親指の先をそれぞれ付けます。
そこから片方の親指を曲げて、もう片方の人差し指につけますよ。
これを親指に人差し指を曲げてくっつける動きも交互に加えて、続けてください。
その動きは、尺取虫のように見えますよね。
慣れないと指が反対の指に上手につきませんが、つけることをがんばることで脳が活性化するそうですよ。
顔のパーツを触る体操

こちらでは顔のパーツを触るだけで盛り上がる脳トレ体操をご紹介します。
たとえば右手で鼻を、左手で左耳をさわり、1度手拍子をしてから入れ替えて左手で鼻をさわり、右手で右耳をさわります。
それができたら手をクロスさせて左手で右耳をさわり、右手で鼻をさわる、などします。
さらに複雑にするために手拍子の数を変えてみたりしましょう。
単純なようでやってみると難しく脳が刺激されるほか、鼻や耳に刺激を与えることも体に良いのでぜひやってみてください。
じゃんけん体操

こちらのグーチョキパー体操は、声をだしながら行う運動です。
声を出すことも脳に良い刺激が与えられるのでおすすめです。
小さな声でも良いので、グーチョキパーの動きを加えて行うことがポイント。
他にも片方ずつ動きを変える運動も脳の活性化に効果的ですよ。
これが間違いやすいので、なかなかすぐにできるのは難しいかもしれません。
ただし間違えることも大切で、周りとのコミュニケーションをとる良いきっかけにもなります。
スタッフの方は運動を行いながら利用者さんに積極的に声掛けしていきましょう。
すうじ体操

言われた数字に合わせて手を動かす、数字体操です。
1のときは手を頭の上に、2のときは手拍子、3のときは足をたたくというように、数字ごとに動きを決めて覚えます。
次に、数字を指定したあと「せーの」の掛け声のあとに先程覚えたポーズを決める練習をします。
慣れてきたら「1、2」「2、3」のように数字を2つ指定し、2つのポーズを連続で行いましょう。
さらに「1、2、3」など3つを連続でおこなうなど、様子を見ながら徐々に難易度を上げてみてくださいね。