「ドラムを始めてみたい!」という方の中にはスティック選びで迷っている方も多いのではないでしょうか?
ドラムを始めるときにまず買うのがスティック。
しかし、いざ通販サイトや楽器店で見てみると、その種類があまりにも多くて「何を買ったらいいのやら……」と迷った方もいるのではないでしょうか。
- 【2025】ドラム初心者のための練習曲。簡単でかっこいいおすすめ曲
- 楽器別のバンド初心者にオススメの曲
- プロドラマーが選ぶ。本当に見て欲しいトレーニング動画
- ドラム中級者にオススメの練習曲。表現力や演奏力を養える楽曲まとめ
- 初心者にオススメのバンドスコアまとめ。簡単な曲を紹介
- エレキベース初心者のための練習曲
- YouTuberギタリストが選ぶ!ギターストロークの練習曲。邦楽ロック編
- ドラムのイントロがかっこいい曲
- 【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲
- 【2025】ベース初心者にオススメなJ-POP・邦ロックまとめ【簡単】
- ストリートダンス初心者必見。各ジャンルの基本ステップまとめ
- キーボード初心者におすすめの練習曲
- バンド初心者にオススメの曲。簡単で盛り上がる曲
- サックス初心者におすすめの練習曲まとめ
- 【子ども向け】1本指でピアノが弾ける!おすすめの曲まとめ
- 【初心者必見】ポップダンスのすごい振り付け
- 【2025】バンド初心者へ!ライブで盛り上がる人気バンドのおすすめ曲
- 【冬休みに集中練】バンド初心者にオススメな簡単コピー曲まとめ
- ロック初心者のための練習曲
「ある条件」とは?
おそらくこれまでにも多くの方がこのテーマで記事を書いているとは思いますが、私なりの持論としては「最初のスティックは何でも良い。
ただし、ある条件を満たせば」ということになります。
その「ある条件」とは一体何なのか?
それは「スティックの重心が変則的でないもの」ということです。
いきなりマニアックな話ですが、この条件さえ満たしていればだいたい何を選んでもOK。
ちょっと無責任に聞こえるかもしれませんが、スティックの単価自体は数100円~1000円台のものが多いので、使っているうちに「なんか違うな……」と思ってもまた買い直せばよいわけです。
しかし「スティックの重心」が変則的なものだと奏法に変なクセがついてしまう危険性があるので、それがのちのちマメや腱鞘炎の原因になったりしてしまうのです。
スティックの重心が変則的とは?
簡単に言うと、一般的なほとんどのスティックは持つところよりも先端の方が細くなっています。
つまり先端の方が軽くなっているわけです。
しかし、スティックの中には重心が変則的なもの……、つまり「重心が先端に寄っているもの」がいくつかあるので、それらを使うのはある程度ドラムが叩けるようになってからが良いでしょう。
では具体的にどんなものがそうなのか?
ということで、今回は2つほど紹介します。
先端が細くなっていないスティック
例えばこのようなものです。
これはあまり細かい奏法を使わないラウド系のドラムでは威力を発揮します。
金属でできたスティック
これはAHEAD社のスティックです。
少ない力でタムタムを大音量で鳴らせるスティックではありますが、持ってみると先端に重さを感じる作りになっています。
これらのスティックは、力を抜いてドラムが叩けるようになってきてから使うのがよいでしょう。
しかし、これからドラムを始める方は、まずは標準的な形のスティックを使い込んで、力まずにドラムを叩くことを身に付けてください。
今回は2つほど紹介しましたが、購入時にもし不安だったら楽器店の店員さんに「重心について」聞いてみてください。
おわりに
というわけで今回は初めてのスティック選びについて書きました。
おそらくドラムを始めるときには「あこがれのドラマー」がいる場合が多いかと思います。
そしてそのドラマーのモデルが欲しくなるのもごく自然なこと。
しかし、初めてのスティックを選ぶ時は、「あこがれのドラマーのモデルだから」と選ぶのではなく、上記の条件をチェックすることをおすすめします。
「ドラムを始めよう」と思い立ったが吉日、まずはワゴンセールの500円のスティックでもよいのでとりあえず買ってみて、その辺のものをいろいろ叩いてみてください。
それが単純に「楽しい」と思えたら、あなたはもうドラマーみたいなものです。
ドラマーへの道はそこから始まります。
ライタープロフィール
ドラマー
Hazime
ドラム歴20年。
プログレッシヴ・ロックバンドのドラマーやってます。
「セレクトーン」という音楽教室にてドラム講師もやっております。
物理学や心理学をからめてドラムの楽しさを広めていくことをモットーとしています。
ウェブサイト:http://www.drum-lesson.net